October 11, 2008

Black Affair / Pleasure Pressure Point

Pleasure Pressure PointFormat: CD
Label: V2 UK
MySpace

元The Beta Bandで、元King Biscuit TimeのSteve Masonの新プロジェクト、Black Affairのデビューアルバム。事前に12"でシングルが2枚リリースされていたが、The Beta Bandや、King Biscuit Timeのときに比べると明らかに注目度が下がってしまっている印象を受ける。メロディはThe Beta Band〜King Biscuit Timeに通じる独特なリズムを刻む、Steve Mason節満載で、音の作りは初期New OrderやDepeche Modeなんかを彷彿とさせる、80sなシンセ・サウンド。

最近のアーティストだとThe Knifeに近いダークでエレクトロな音作りをしているが、セカンド・シングルの#4"It's Real"のような明るめな曲調の曲もあれば、Hadoukenをちょっと控えめにしたようなニューレイブ・ソング#12"Mute Me"もあり、懐の広さが伺える。まあ、この人の場合ずっと同じようなことしてても飽きちゃいそうな気がするけど。

気になる人は是非MySpaceでチェックしてみて。MySpaceに上がってる曲は何故か余り売れ線の曲じゃないけど、あえてオススメをあげるとすればアルバムのラストを飾る"Pills"。ボーカルレスだけど、いろいろと狂ってる感じが彼らしい。

ツバサ

July 13, 2008

Guillemots / Red

Red
Guillemots / Red
Format: CD, LP
Label: Polydor UK
MySpace


久しぶりの更新は今年上半期のベストアルバムということでGuillemotsのセカンド・アルバム。Guillemotsはブライトン出身のFyfe Dangerfield(ボーカル/キーボード)を中心とし、ブラジル出身のMC Lord Magrao(ギター/ベース)、紅一点カナダ出身のAristazabal Hawkes(ダブルベース/パーカッション)、スコットランド出身のGreig Stewart(ドラム/パーカッション)からなる4人組。

前作「Through the Windowpane」から2年のスパンでリリースされたこのアルバムは、シングル曲を中心としたアルバムという印象が強かった前作と比べて、とてもまとまっていてちゃんと通して聴けるアルバムに仕上がっている。特に中盤が秀でていて、先行シングル曲としてリリースされた、Dovesを思わせるスケール感のある#4"Get Over It"〜いろいろな音が乱れ飛ぶ#5"Clarion"〜ちょっと歌い方がThe Knifeを連想させるAristazabalとの男女ダブルボーカルが聴ける#6"Last Kiss"〜Fyfeの伸びやかなでソウルフルなボーカルと、オープンなコーラスが良い#7"Cockateels"の流れは最高!

特に#5"Clarion"は今年前半のベスト・ソング確定な曲で、いい感じにブレイクが効いたドラムに、Fyfeのちょっとファルセット気味のボーカル、さらになんの楽器か分からないが民族的な音が、後半になるにつれて幾重にも折り重なっていく様は圧巻。日本盤が出てないのがもったいなさすぎる。

ツバサ

March 27, 2008

Familjen / Det Snurrar I Min Skalle

Det Snurrar I Min Skalle

Format: CD
Label: Adrian Recordings / Hybris / Tellé

スウェーデンのJohan T Karlssonによる一人ユニット(ライブは2人)なFamiljen。MySpaceの影響を受けたアーティストに、Happy Mondays, Kraftwerk, Stone Roses, Daft Punkなどが挙げられているが、まさにそんな感じでマッドチェスターをベースを今風にして踊れる感じにしたのがこのFamiljen!ボーカルはスウェーデン語だけどマッドチェスターなゆるーい感じと、Kraftwerkなアナログシンセが絶妙にマッチしていて良い!"Kom Säger Dom"なんてもろStone Roses x Kraftwerkだしね。だが、その時代錯誤感がまたいいのです。スウェーデン語なんでなかなか一般には受け入れにくいけど、是非一回MySpaceでいいんで聴いて欲しい。

ツバサ

March 10, 2008

Those Dancing Days / Hitten

Hitten

Format: 7"
Label: Wichita

スウェーデンの5人組ティーンエイジ・ガールズバンドThose Dancing Days(MySpace)のセカンドシングル。今回もキャッチーなボーカルに哀愁のシンセ、そして踊れるドラムと三拍子揃ったトラックに仕上がっている。B面の"Tasty Boy"はハンドクラップと共に、同じフレーズを繰り返し歌う疾走系ソング。最近では本国でMando Diaoのサポートなどもつとめている様子。

ツバサ

Team Waterpolo / Letting Go

Letting Go

Format: 7"
Label: Moshi Moshi

Ordinary Boysと同じプレストンの出身の4人組Team Waterpolo(MySpace)。"Letting Go"はメロウなシンセにあまーいメロディーをのせた、青春ギターポップな曲。B面の"Problematic Girls (Demo)"はちょっとトロピカルな雰囲気がある、これまたメロディーよしな曲。毎度センスの良いバンドを持ってくるあたりさすがMoshi Moshiといったところか。ただしジャケとバンド名(水球)のセンスは別だが。

ツバサ

March 09, 2008

Slagsmalsklubben / Boss For Leader

Boss For Leader

Format: LP
Label: Dolores

スウェーデンのエレクトロユニットSlagsmalsklubben(MySpace)の2007年リリースのアルバム。アルバムリリース時のメンバーは7人だが、現在は6人の様子。全員がシンセやら何やらをいじるというHot Chip拡大版スタイルで、鳴らしている音は高音がいろんなところに飛び回るレトロ・エレクトロ。特に"Sponsored by Destiny"のハジケっぷりは最高。今年スウェーデンのEmmaboda Festivalでライブを見る予定なので楽しみ。

ツバサ

Primary 1 / Hold Me Down

Hold Me Down

Format: 12"
Label: Phantasy Sound

Erol AlkanのレーベルPhantasy Soundから現れた、メンバー構成不明なユニットPrimary 1(MySpace)のデビューリリース。"Hold Me Down"はChromeoやCalvin Harrisを思われる80sディスコテイストなボーカルが特徴的なポップソング。オリジナルはBPM遅めだけど、The ShoesとYuksekのリミックスはしっかりとフロア仕様に。Van Sheっぽくメロウに仕上げたThe Shoes、あげあげAcidなYuksekとどちらも違った色が出ていていい感じ。

ツバサ

David E. Sugar / To Yourself

To Yourself

Format: 12"
Label: Kitsune

前作シングル「Chelsea Girls」もよかったロンドナーDavid E. SugarのKitsuneからの決定打。"To Yourself"はポップな歌とあちらにこちらに飛び回るシンセ音が絡み合った、キャッチーなエレクトロ・ディスコ。3分ちょっとという曲の長さはダンストラックとしては短すぎるかもしてないけど、ポップソングとしては最高の長さ。B面のボーカルレストラック"Big H"もポップでいいけど、やっぱりこの人の場合はボーカルが聴きたくなってしまう。

ツバサ

Hot Chip / Ready For The Floor

Ready For The Floor

Format: CDs, 7", 7", 2x12"

イギリスではナショナルチャートのTop10入りも果たした(だけど日本ではなぜかまだなかなか人気が出ない)Hot Chip(MySpace)の最新シングル。やたらいろんなフォーマットでリリースされているけどやっぱり原曲が一番良かったりする。歌詞といい、曲といいセンスが溢れまくってて早くも今年のベストシングルが決まってしまったんじゃないかと思うくらい。7"のバージョン2に収録のメロウな"Ready For The Floor (Smoothed Out On An R&B Tip Version)"もこの曲の違った一面がみれてこれまた最高!SoulwaxのRemixより断然こっちのほうがかっこいい!バージョン1のB面に収録の"Bubbles They Bounce"も、リズムを前面に押し出しつつも、変なシンセ音が飛び出す曲でアルバム未収ながらもまた良い!アルバム「Made In The Dark」も当然のように好内容。今度は是非単独来日を実現させて欲しい。

ツバサ

Lykke Li / Little Bit

Little Bit

Format: 7"
Label: Moshi Moshi

スウェーデンのストックホルムから現れた歌姫Lykke Li(MySpace)。本国ではアルバムもリリースされていますが、こちらはイギリスの良質インディーレーベルMoshi Moshiからのリリース。"Little Bit"はFeistを思わせるウィスパリング・ボイスが心地よいビートに乗せて届けられる曲。プロデュースはPeter Bjorn & JohnのBjornが手がけており、シンプルだけど聴かせる、いい音作りをしている。カップリングの"Dance Dance Dance"はちょっとジャズテイストが入った静かな曲。

ツバサ

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東京は吉祥寺Bar Dropで開催しているパーティー‘Everything for Everyone’のDisc ReviewのBlogです。
イベントの方もよろしくお願いしますね。

吉祥寺 Bar Drop
URL: www.drop.co.jp

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