一般人が日本からロシアに入国するためには基本的にビザが必要になります。今回はロシアビザについて、基本情報と裏情報の両方を書こうと思います。

○観光ビザ
観光ビザはロシアに旅行の目的で入国する人たちが取得する必要があるビザです。 必要書類は、申請書、顔写真1枚、パスポート(有効期限が出国予定日から6ヶ月以上残っているもの)、バウチャー、現地旅行会社からの旅行確認書です。申請はロシア大使館で行います。

必要書類の中に「バウチャー」と「現地旅行会社からの旅行確認書」というものがありましたが、これは 旅行者がロシアに入国する前に、どのようなプランでロシアを旅行し、どこのホテルに滞在するのか、などの細かい情報をロシア政府側が管理するためのものです。旅行者はこのバウチャーに記されている通りに旅行をする必要があり、且つ交通費、滞在費など、旅行でかかる基本的な料金はロシアに入国する前にあらかじめ支払う必要があります。その代金を支払ったことを証明するために「現地旅行会社からの旅行確認書」が必要になります。ちなみに、あらかじめ予約したホテルでは、予定通りにそのホテルに訪れたことを証明するための登録作業を行う必要があるので、自分の好きなように旅行プランを帰ることは出来ません。

バウチャー制度は、旅行者が自由にロシア国内を旅行することをほぼ不可能にしています。日本で事前に決めたホテルに泊まり、事前に決めたプランで行動する必要があるからです。しかも、旅行を申し込むための現地旅行会社はロシア外務省に登録されている会社でなくてはなりません。そのせいもあってか、紹介されるホテルは結構な割合で高級ホテルなのだとか。


○ロシアでの自由旅行
そのバウチャー制度も、裏口があります。ネットで調べていると、どうやら世の中には「空バウチャー」なるものが存在するらしく、それを使えば、事前に予約をしなくても現地でバウチャーにプランを書き込めるらしいです。このシステムはよく分かりませんが、公然の秘密として明らかに存在しており、空バウチャーを作成してくれる旅行会社も少なくないようです。この方法を使えば実質ロシア国内を自由旅行できるらしく、上級旅行者が使うのだとか。

上記の方法意外にも、ロシアを自由旅行できる方法はあります。業務、あるいは留学の目的でロシアに行くことです。この場合はビザ申請時にバウチャーと現地旅行会社からの旅行確認書を必要としません。しかし、業務・文化交流ビザを申請するときは現地の受け入れ機関からの招待状の原本が必要になります。ロシアでビジネスをする気もないし、留学する気もない、という人にも道は残されています。バウチャー制度と同様に、招待状も作成してくれる機関があります。現地の文化交流団体や、会社などがその例です。厳密に言うとイリーガルですが、難易度は空バウチャーよりも低いと思います。


○第3国でのロシアビザの取得について
2007年の法律改定以降、日本人が日本以外のロシア大使館でロシアビザを取得する事は基本的に不可能になりました。例外としては、ビザを取得したい第3国での90日間以上の滞在許可を持っていること、危篤状態の身内のがロシア国内にいる、などの場合です。ちなみに、日本人はEU圏にビザなしで90日間滞在することができますが、だからといって90日間以上の滞在許可を持っていることにはなりません。あくまで、「証明するもの」が必要なのです。一般の旅行者は基本的に、この法律が厳密に適応されれば、第3国でのロシアビザ取得は不可能になったと言っていいでしょう。

しかし、ここにも抜け道はあります。条件を満たしていない一般の旅行者が2007年以降第3国でロシアビザを取得した例はあります。それもたくさん。厳密にいえば、グレーゾーン、いや、ほぼ黒に近いグレーですが、方法はいくつかあります。
一つ目は、「普通に申請しに行く」です。これがもっとも単純な方法です。もっと詳しく言えば、第3国のロシア大使館の職員が、滞在許可の提示を求めずにビザ申請を受け付けてくれることを願いながら申請する、ということです。この方法の成功率は国によって異なります。ネットの個人ブログを確認している限り、ラトビアやリトアニアなど、ロシアに隣接してる国ほど成功しやすいように見えます。
二つ目は、「旅行会社に頼む」です。第3国の旅行会社に頼むことで、個人で大使館に行って申請するよりもビザ取得の成功率が上がることがあるようです。この場合は現地旅行会社で代理申請を頼むときの語学力が必要になってきます。バルト3国は、旅行会社の職員であっても英語が通じないことが少なからずありました。ロシア語はほぼ100パーセント通じますが。

ちなみに私は2012年7月時点で、ドイツのベルリンにあるロシア大使館でロシアビザの取得に成功しました。

 
一般人が日本からロシアに入国するためには基本的にビザが必要になります。今回はロシアビザについて、基本情報と裏情報の両方を書こうと思います。

○観光ビザ
観光ビザはロシアに旅行の目的で入国する人たちが取得する必要があるビザです。 必要書類は、申請書、顔写真1枚、パスポート(有効期限が出国予定日から6ヶ月以上残っているもの)、バウチャー、現地旅行会社からの旅行確認書です。申請はロシア大使館で行います。

必要書類の中に「バウチャー」と「現地旅行会社からの旅行確認書」というものがありましたが、これは 旅行者がロシアに入国する前に、どのようなプランでロシアを旅行し、どこのホテルに滞在するのか、などの細かい情報をロシア政府側が管理するためのものです。旅行者はこのバウチャーに記されている通りに旅行をする必要があり、且つ交通費、滞在費など、旅行でかかる基本的な料金はロシアに入国する前にあらかじめ支払う必要があります。その代金を支払ったことを証明するために「現地旅行会社からの旅行確認書」が必要になります。ちなみに、あらかじめ予約したホテルでは、予定通りにそのホテルに訪れたことを証明するための登録作業を行う必要があるので、自分の好きなように旅行プランを帰ることは出来ません。

バウチャー制度は、旅行者が自由にロシア国内を旅行することをほぼ不可能にしています。日本で事前に決めたホテルに泊まり、事前に決めたプランで行動する必要があるからです。しかも、旅行を申し込むための現地旅行会社はロシア外務省に登録されている会社でなくてはなりません。そのせいもあってか、紹介されるホテルは結構な割合で高級ホテルなのだとか。


○ロシアでの自由旅行
そのバウチャー制度も、裏口があります。ネットで調べていると、どうやら世の中には「空バウチャー」なるものが存在するらしく、それを使えば、事前に予約をしなくても現地でバウチャーにプランを書き込めるらしいです。このシステムはよく分かりませんが、公然の秘密として明らかに存在しており、空バウチャーを作成してくれる旅行会社も少なくないようです。この方法を使えば実質ロシア国内を自由旅行できるらしく、上級旅行者が使うのだとか。

上記の方法意外にも、ロシアを自由旅行できる方法はあります。業務、あるいは留学の目的でロシアに行くことです。この場合はビザ申請時にバウチャーと現地旅行会社からの旅行確認書を必要としません。しかし、業務・文化交流ビザを申請するときは現地の受け入れ機関からの招待状の原本が必要になります。ロシアでビジネスをする気もないし、留学する気もない、という人にも道は残されています。バウチャー制度と同様に、招待状も作成してくれる機関があります。現地の文化交流団体や、会社などがその例です。厳密に言うとイリーガルですが、難易度は空バウチャーよりも低いと思います。


○第3国でのロシアビザの取得について
2007年の法律改定以降、日本人が日本以外のロシア大使館でロシアビザを取得する事は基本的に不可能になりました。例外としては、ビザを取得したい第3国での90日間以上の滞在許可を持っていること、危篤状態の身内のがロシア国内にいる、などの場合です。ちなみに、日本人はEU圏にビザなしで90日間滞在することができますが、だからといって90日間以上の滞在許可を持っていることにはなりません。あくまで、「証明するもの」が必要なのです。一般の旅行者は基本的に、この法律が厳密に適応されれば、第3国でのロシアビザ取得は不可能になったと言っていいでしょう。

しかし、ここにも抜け道はあります。条件を満たしていない一般の旅行者が2007年以降第3国でロシアビザを取得した例はあります。それもたくさん。厳密にいえば、グレーゾーン、いや、ほぼ黒に近いグレーですが、方法はいくつかあります。
一つ目は、「普通に申請しに行く」です。これがもっとも単純な方法です。もっと詳しく言えば、第3国のロシア大使館の職員が、滞在許可の提示を求めずにビザ申請を受け付けてくれることを願いながら申請する、ということです。この方法の成功率は国によって異なります。ネットの個人ブログを確認している限り、ラトビアやリトアニアなど、ロシアに隣接してる国ほど成功しやすいように見えます。
二つ目は、「旅行会社に頼む」です。第3国の旅行会社に頼むことで、個人で大使館に行って申請するよりもビザ取得の成功率が上がることがあるようです。この場合は現地旅行会社で代理申請を頼むときの語学力が必要になってきます。バルト3国は、旅行会社の職員であっても英語が通じないことが少なからずありました。ロシア語はほぼ100パーセント通じますが。

ちなみに私は2012年7月時点で、ドイツのベルリンにあるロシア大使館でロシアビザの取得に成功しました。