2006年05月

2006年05月31日

二つの試写会『日本沈没』『デスノート』

行ってまいりました。
『日本沈没』完成披露試写会IN名古屋。
全国6箇所で同時開催の上に、武道館での舞台挨拶を
各地に生中継という大規模なイベントでした。

舞台挨拶は終始ハイテンションでしたが、出演者全員緊張で
ガチガチなのが一目瞭然。そんな中、草薙君と司会の
TBS安住アナだけは少々暴走気味でした。
草薙君喋りすぎ。
面白かったのがお客さんの反応。僕は舞台挨拶なんて
『ジャンヌ・ダルク』のリュック・ベッソン『亡国のイージス』の真田広之
くらいしか観た事無いんですが、今回は客層が全然違う。
草薙君、柴咲コウ、及川光博の三人は、壇上に上がった瞬間に
お客さんの黄色い声援に包まれました。さすがアイドルは違う。
子役の女の子・福田麻由子ちゃんが登場したときは「カワイイ」
という声が聞こえ、トヨエツが登場したときは歓声が上がり、
大地真央が登場したときはみんなが「キレイ」と言ってました。
でも國村隼さんが出てきた時だけ場内はシーンと静まり返ってました。
隼さん可哀相・・・・・・。

とまぁ舞台挨拶はこんな感じでした。映画本編の感想は
明日にでも書きます。

で、さらに友達が、

デスノートの試写会をゲットしてくれた!!!

しかも今度はナマの舞台挨拶付き!

来てくれるのはヒビキさんだ!!!!(細川茂樹ね)



e5125aspaceodyssey at 20:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)雑記 | 舞台挨拶

2006年05月30日

LIMIT OF LOVE 海猿3

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いやぁ面白かったぁ!
僕は原作・TVドラマが未見で、映画
第1作を劇場公開時に観たきりだったん
ですが、全然楽しめました。

ただ、周りのお客さんが感動していている中、
笑いを堪えるのに必死だったけど。
こんなにツッコミがいのある映画は
久しぶりですよ。

予告の時点から気になっていた事なんですが、フェリーが
傾いているのに主人公がハシゴを真っ直ぐ上ってますよね。

このシーン、劇中で何か説明があるのかなと思ってたんですが
まさかこちらの予測を遥かに上回る展開が待っていたとは!!

 

以下、未見の方は要注意!!
ネタバレを隠していないどころか
読むとたぶん感動できなくなります。

 

人気作の完結編ということもあり、かなり金が懸かっています。
フェリーは本物を使っているそうだし(転覆シーンはもちろん合成)、
巡視船、ヘリコプター等ももちろん本物。撮影も大規模でかなりの
迫力です。でもこの映画、肝心な所で金をケチっている!
災害映画の見せ場といえば当然、災害の起こる瞬間。楽しいはずの
フェリー遊泳が一瞬にして地獄に変わる。そんな重要なシーンが
一切描写されない。無線連絡で事故が伝えられるだけ。
そこは絶対に必要だろう!
加えて、たびたび起こる爆発が、爆音と船内の揺れだけで表現され
爆破のシーンがほとんど無い。派手なシーンをケチっても
良いことなんて無いぞ。やっぱりフェリーを借り切っただけで予算が
底をついたか。

予算面の文句はこれくらいにして、次はドラマ部分で気になった事。
佐藤隆太演じる相棒と別れるシーンはみんな感動してたようですが、
主人公「大丈夫か!?」
隆太「くそぉ、動けない!」
主人公「水が迫ってくる!今助けてやるからな。」
隆太「ダメだ!時間がない!俺を置いて行くんだ!」
主人公「馬鹿野郎!そんなことできるか!!」
隆太「いいから行けぇ!!」
えぇ!?ローレライですか!?
まさか同じ役者を使ってパクるとは。怒りを通り越して潔ささえ
感じましたよ。
ついでに言うと、その後の告白シーンも『アルマゲドン』に見えて
仕方なかった。パクるならもっと良い映画をパクろうよ。

そして問題のハシゴのシーンです。この時点ですでに船体は
30度以上傾いていると説明されます。画面だと45度は傾いている
ように見える。にも関わらず真っ直ぐに伸びているハシゴ。案の定
何の説明もしてくれませんでした。しかしその後さらに恐ろしい
事実が発覚!なんとハシゴは煙突に繋がっていた!!
さらに上から大量の水が滝のように落ちてくる!!
それってつまり煙突のてっぺんが水につかってるって事?
だったら船体は完全に水没してるじゃないか!!
もし、船体が完全に横転して横から水が入ってきてるんだったら、
ハシゴなんか上ってないで壁を走っていけよ!!

とまあ、こんな感じでツッコミどころ満載の楽しい映画でした。
こんな作品は『007 ダイ・アナザー・デイ』以来だなぁ。



2006年05月29日

怒り

ふざけんなぁぁぁぁ!!

せっかく頑張って書いたのに

エラーの一言で全部消すんじゃ

ねぇぇぇぇぇぇ!!

いつまでこんな不安定なんだライブドア・・・・・・・・



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2006年05月28日

嫌われ松子の一生2

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『下妻物語』の中島哲也監督最新作。
下妻が好きなので期待してたんですが
これはちょっと・・・・・。

僕はこの映画に明るいコメディ
求めて観に行きました。
この映画は確かにコメディ要素が
満載でしたが決してコメディではない。
ここが僕には致命的でした。

主人公松子の不幸な一生を描いてるこの映画。
もし松子が、どんなに不幸な目にあっても笑顔でその逆境を
乗り越えられるというポジティブなキャラクターだったら、
これは良く出来たブラックコメディになったでしょう。
でも松子は、ささやかな幸せを手に入れた矢先に絶望の淵に
立たされ、惰性で生きていく中で新たな幸せを見つけ、また
それを失い絶望するを繰り返し、結局何一つ報われない。

とにかく暗い話なので、コメディというジャンルでありながら、
作風は極めてネガティブ
という変わった作品になっています。

豪華出演陣による個性的過ぎるキャラクターの数々は、どれも
大変面白いです。でもやっぱり話そのものが暗すぎるので
素直に共感できませんでした。

そんな中で、親友の極道AV女優めぐみとの絡みは面白かった。
女の友情を描いたこの一連のシーンは下妻らしさがにじみ
出ていて実に前向きだった。ずっとこんな感じに進んでくれれば
良かったのに。



2006年05月27日

グッドナイト&グッドラック3

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今年相次いで公開されている
社会派映画。反戦を訴えるものや
政治や国家に対する批判を描いた
ものなど様々ですが、それらを
観て痛感したのは
自分がどれだけ頭が悪いか
ということでした(苦笑)。

この『グッドナイト&グッドラック』も
ほとんど理解できなかった・・・・。

思えば、僕が面白いと思った社会派映画は『ホテル・ルワンダ』、
『イノセント・ボイス 12歳の戦場』、『クラッシュ』など
テーマとする描写を画面に直接訴えかけてくるものばかり。
これなら頭の悪い僕でも理解できるし、例え理解できなくても
それがどの位重要な問題であるかは伝わってくる。

でもこの映画みたいに、テーマとなる問題が下地として存在
していて、後は言葉だけで説明するかたちだとやっぱり
インパクトに欠ける。主人公の周りだけを描写するのではなく
実害にあった人達が社会からどんな仕打ちを受けたのか
描いて欲しかった。

全編白黒映像なのも問題です。当時のニュース映像とマッチ
していたので完全に否定するわけじゃないですが、刺激の
足りないモノクロ映像に台詞の羅列も相まって、かなり
眠たくなりました。

それでも、巨大な権力に対抗し、結果一矢報いる事が出来た
ストーリーは素直に共感できましたね。



2006年05月26日

ブラックホーク・ダウン4

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ソマリア内戦のさなか、国連の
平和維持軍が民兵の攻撃を受け
市街地で孤立するという極限状態を
描いた戦争映画。
製作はおなじみジェリー・ブラッカイマー
ですが、彼の作風とはかけ離れた重厚な
内容になっています。これは監督の
リドリー・スコットの意向と
『パール・ハーバー』のリベンジという
意味合いが強いからでしょうね。

公開は2002年ですが、今見てみると出演陣が凄く豪華。
ジョシュ・ハートネットを筆頭に、ユアン・マクレガー、
エリック・バナ、オーランド・ブルーム
など、今注目の俳優
目白押し。加えて、サム・シェパード、トム・サイズモア、
ジェイソン・アイザックス、ウィリアム・フィクトナー
など、
親父臭い奴ら顔を揃えているあたりが個人的にポイントが
高いです。

映画の性質上『プライベート・ライアン』と比較されるのは
仕方ないでしょうが、「戦場を描く」という点においてはこの
『ブラックホーク・ダウン』の方が上手でしょう。なにせ
2時間ぶっ通しで戦闘してるんだから。いつ殺されても
おかしくない状況が延々と続き、一瞬たりとも気が抜けない。
この緊迫感は半端じゃないです。

戦闘演出も、よく見るとプライベート・ライアンとは結構違って
います。リアリズムの追求、一兵士の視点、BGMを排して
効果音のみで演出するのがプライベート・ライアンの特徴でしたが
ブラックホーク・ダウンはリアリズムよりも緊張感を優先し、
ヘリからの俯瞰視点を効果的に使い、BGMもちゃんと流れます。
特に俯瞰視点は敵味方の配置や状況が分かりやすく、
前線から離れた司令部の視点として実に効果的な役割を
果たしてました。

最近多くなってきた「アフリカを舞台にした映画」
その先駆けと言える本作ですが、アフリカ側からの描写は弱い
暴徒化して米兵を襲うアフリカ人の心情がこれっぽっちも
伝わってきません。戦場の極限状態を描いた映画なので
それでも問題ないんですが、アフリカの人たちはこの映画を
観て何を思うんだろう。



2006年05月25日

キングコングのDVD

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さっそく買ってまいりました。
『キングコング』のDVD。
2枚組のプレミアム・エディションの方です。
さぁこれでゴリラの雄姿を思う存分
堪能できるわけだ。

イボンコぺっちゃんこ!イエィ!
(このネタ分かる人いるんだろうか?)

 

さて、このプレミアム・エディションの内容なんですが、本編ディスク、
特典ディスクに加え、120ページの小冊子が付いてきます。
この小冊子が凄い!中盤の舞台となるスカル・アイランドの
詳細とそこに生息するクリーチャーの生態がイラスト満載でビッシリ
書かれています。劇中で活躍したものから、「えっ?こんなヤツ
いたっけ?」というものまで掲載されていてとにかく凄いボリューム。
こりゃあそこらの怪獣図鑑より読み応えがあるぜ!

そういえば、このキングコングにも『ロード・オブ・ザ・リング』と
同じく、エクステンデッド版が存在するそうです。
うーん、これ以上長くなっても困るんだけどなぁ。でもやっぱり
買っちゃうのかなぁ。



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2006年05月24日

戦場のアリア4

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第一次世界大戦の最中、最前線で
睨み合いを続けるフランス・スコットランド
連合軍とドイツ軍。彼らがクリスマスの
一日だけ休戦したという実話に基づく物語。

実際の状況は知りませんが、あまりに
仲良くなりすぎて、正直脚色しすぎな感じが
しました。でもこの映画はそれで大正解。
そもそも人間同士で殺し合う事の方が
よっぽどおかしな行為なんだから。

戦場での友情を描いた作品では『ノー・マンズ・ランド』が
印象深いですね。まぁあの作品は戦争の無意味さと国連の
無責任さを露呈した挙句に悲惨な結末を迎える、
戦場のアリアとは180°違う映画だったけど。

そう考えると、この作品は本当に良い映画。喜劇としても
良く出来ているし、何より希望をうかがわせる結末なのがいい
『隣人と仲良くなる』という当たり前の行為だけで、人は
こんなにも変わることができる。
その代表がユアン・マクレガー似のドイツ人将校でしょう。
最初は欠片も感情移入できない堅物だったのに、最終的には
一番敵軍の心配をしてる。典型的なキャラクターだけど、
そこが面白かった。

後半に差し掛かったあたりで「最後には仲良くなった者同士で
殺し合いを強要される悲惨な結末が待ってるんだろうな」と
変に勘ぐってしまい、素直に楽しめなくなりました。
きっともう一回観たらもっと評価が上がるだろうな。



2006年05月23日

ローレライ5

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来週の月曜日に催される
樋口真嗣監督の最新作『日本沈没』の
試写会に誘われました。やった!

ということで、嫌いな上司を拝み倒して
何とか有給をもらい、さらに監督の
前作『ローレライ』をおさらいしました。

改めて見るとこの映画弱点だらけ
でも僕はこの映画大好き。
やっぱり樋口は凄い男だと痛感します。

率直な印象はアニメのような映画といった感じ。樋口監督が
アニメ出身なので仕方ないのでしょうけど、ヒロインのパウラの
コスチュームはいくらなんでもやり過ぎ。包帯みたいなきわどい
下着や、黒のレザースーツで悶える姿は狙っているとしか思えない。
中盤までのドラマ描写が弱いし、構成も微妙に変。ラストに出てくる
青年と老人をオープニングで出さないと、誰がナレーションしてるのか
全然わからないぞ。

そんな弱点を吹き飛ばしてくれるのが、戦闘シーンの緊迫した
展開と大迫力の特撮。
この作品が登場するまで、同じ
樋口監督の『ガメラ3』を超える特撮にはお目にかかれません
でしたが、やはり自分で築いた壁は自分で超える。
CG、演出、画(これが一番重要)、すべてにおいてパーフェクト。
砂煙を上げながら再起動する場面ではドラマの展開もあいまって
思わず涙してしまいました。
「特撮がちゃちい」なんて声を時々耳にしますが、僕にはどこが
不満なのかさっぱりわからない。そんなこといってる人はきっと
「本物に見えなくちゃ意味が無い」という悲しい勘違いをしてる
人たちなんでしょう。

さぁ日本沈没が楽しみだ!『小さき勇者たちGAMERA』では
地元名古屋の街を瓦礫の山にしてくれたのが嬉しかったので、
今回も派手な名古屋沈没を期待しますよ、監督。
でもそんなシーンあるのかなぁ。



2006年05月22日

ジャケット3

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精神病院に送られた男が
非人道的な治療を受けさせられ、
その結果、一時的に未来へ飛ぶ事に
なってしまう異色のタイムトラベル物。
低予算の臭いがプンプンしますが、
主演にはエイドリアン・ブロディと
キーラ・ナイトレイという豪華な組み合わせです。

タイムトラベルした先で、主人公は自分があと数日で死ぬ事を知り、
何とかして歴史を変えようと奮闘する、という話。
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のタイムマシンは、企画段階では
デロリアンではなく冷蔵庫だったそうです。(観客が真似して
冷蔵庫に入るのはまずいという事で車になったそうですが、
車を時速140kmで暴走させるのは真似してもいいのか?)
『ジャケット』では死体安置所の引き出しがタイムマシンの役割を
はたしていますが、案外その辺りの発想は、その冷蔵庫から
出たのかもしれませんね。

でもこの映画では、タイムトラベルのメカニズムについての説明が
一切ありません。
だから、どんな風にも考える事が出来る。
タイトルの通り、監禁時に着せられるジャケット(拘束具)が
タイムマシンかもしれないし、その時に打たれる薬品になんらかの
効果があるのかもしれない。ひょっとしたら、極限状態に陥った
主人公が、自分の中で眠っていた力を覚醒させたかもしれない。
極論を言ってしまえば、主人公の妄想ですべて片付けることも
できます。この辺りの解釈は観客の自由なんでしょうね。

映画の出来は今一歩というところでしょうか。
SFとしてもサイコ・サスペンスとしても中途半端。
アイデア一発勝負だった感があります。
大したヤマもなく物語が進行し、主人公が勝手に悟りを開いて
しまうのは残念でした。もうちょっと暴れてほしかったなぁ。

忘れちゃいけないのが脇役で出演してたダニエル・クレイグ。
次期007がかなり逝っちゃった演技を見せてくれます。
でもごめんねダニエル。 『カジノ・ロワイヤル』の予告を
観た時はあんたよりもジュディ・デンチに目が行ってたよ。



2006年05月21日

ダ・ヴィンチ・コード4

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カンヌで失笑されたり、キリスト教徒から
ボイコットされたり、いろいろと話題の
絶えない映画ですね。その辺が良い宣伝に
なっているのか、劇場はかなりゴッタ返して
ました。でも10館中3館で上映してたので
劇場内は6割程度の入り。

原作は読んでしないので、予備知識ゼロで
観に行きました。その辺を考慮して
どうしても一言いいたい。

ニュースで流すときはネタバレ対策くらいしろよ!!
劇中で重要な意味を持つ謎を、キリスト教徒ボイコットのニュースの
際に平気でバラしまくっている。おかげでそのくだりのインパクトが
激減してます。
予告編にも問題がある。
予告に一瞬だけ黒幕が出てくるカットが存在します。1秒もない
カットなので、一度見ただけでは分からないでしょうが、僕みたいに
劇場に映画を観に行く度に見せられては、嫌でも黒幕の正体が
分かってしまいます。そこでもまた面白さが半減でした。
謎解きが醍醐味の映画なんだから、その辺りの規制はもっと
しっかりして欲しかった。

映画の中身自体は十分面白い出来でした。ロン・ハワードに
ハズレなし
ですね。特にバチカンが怒っている『イエスの秘密』に
関する解釈は非常に面白い。
トム・ハンクスとイアン・マッケランが
推論をぶつけ合うくだりは興奮しました。ただ、この辺りは
キリスト教の知識がある程度ないと理解できないんじゃないで
しょうか。映画だけでその辺の知識を身につけた僕でギリギリ
でした。
謎解きは以外にあっさり流されてしまいます。特に前半の
ルーブル美術館での暗号解読は主人公が勝手に進めて
観客は置いてきぼり。このシーンは原作では結構な見せ場
だったんだろうなぁ。

終盤に明かされる秘密(ラストじゃない方)は引っ張りすぎ。
あの展開だと他にいないんだから、もっと早い段階から秘密を
明かしても良かったと思います。この場面がカンヌで
失笑されたのも解かる気がする。



2006年05月20日

ナイロビの蜂3

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この映画の予告を観たときは、
謎の死を遂げた妻の足跡を
残された夫が探していき、妻の死の
真相を見つけ出すという、サスペンス
だと思ったものです。

確かに大筋の内容はそんな感じでしたが、
それ以上にこの映画は政治色が強い
本当に今年はこの手の社会派
ドラマが多いですね。

アフリカの貧困層の内情と、先進国の大企業がアフリカ人を
対象として行っている非人道的な薬物実験を描いた本作。
アフリカの子供達がどれだけ辛い目に遭い、僕達先進国の
人間がどれだけ軽い気持ちでその問題と向き合っているか。
先進国から見れば、中東やアフリカ諸国なんて所詮政治の
道具でしかない。そんな事を痛烈に批判してくる映画に
なっています。

今作でアカデミー賞を受賞したレイチェル・ワイズ。
彼女のキャリアで間違いなく一番の演技でした。でも、何よりも
彼女が演じたテッサというキャラクターが魅力的。誰にも媚びず、
自分の意思を信じてアフリカのために戦う姿に感動します。



2006年05月19日

仮面ライダークウガ

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僕は特撮映画は大好きだけど、TVで
放映している特撮はあまり観ない。
今だって結構な数の特撮番組が
やってるけど、観てるのは
『仮面ライダーカブト』のみだし。
映画に比べるとTVドラマって
なんかダルいんだよなぁ。

そんなTVドラマ嫌いの僕が毎週
食い入るように観ていたのがこの

『仮面ライダークウガ』。オダギリジョーの出世作ですね。
何となくまた観たくなって(ブログのネタが無かったので)DVDで
第1話と第2話を観賞しました。

いやぁ今見ても十分面白い。そりゃあ現役のライダーシリーズに
比べればCGの質なんかは格段に劣りますが、そんなものは
全然関係ない。これを観ると、最近の仮面ライダーが
どれだけ手を抜いているかが解かる。
平成ライダーの第一弾ということで、今ほど予算は充実して
いなかった筈なのに、初っ端からヘリコプターを使った大掛かりな
アクション。廃材だらけの倉庫での立体的な殺陣。

いつも同じような場所でフィールドを全く活用しない戦いを
繰り広げてばかりの最近のライダーとは雲泥の差です。

僕はこの作品を平成ガメラ三部作の正当な後継者だと
思ってます。『フィクションとリアリズムの融合』を変身ヒーローで
やってのけたクウガはやはり凄い。



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2006年05月18日

いろいろ戯言を

−日々の活力−

最近コンビニに行くと必ず買うのが
『ポテトチップス コンソメWパンチ』。
コンソメ2倍の素敵なポテチ。この濃ゆい味が何ともたまりません。
皆さんもぜひ一度お試しください。やみつきになりますよ。
でも、こんなものばかり食ってると太りそうでちょっと怖い。

 

−アパートの隣の部屋−

先日、アパートの隣の部屋に住んでいる夫婦に新しい家族が
出来たようです。他人といえど、次代を担う新しい命の誕生は
喜ばしい事。だから夜泣きがうるさくて眠れなくても
我慢しなくては。

 

−アパートの上の部屋−

ここ二、三日、アパートの上の部屋の住人の夫婦喧嘩が
絶えません。
赤ちゃんの夜泣きは仕方ないにしても、そっちは
近所迷惑を考えてくださいよ。

 

−  トト < アギト  −

先日、『小さき勇者たちGAMERA』が見たいという友人と
2度目のガメラ観賞に行きました。僕は相変わらず号泣
だったんですが、友人の感想は、
「面白かったけど銀色の髪のアギトの方が良かったな。」
えぇ!?他人の好みをどうこう言うつもりは無いけど、それはちょっと
どうかと思うなぁ・・・・。



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2006年05月17日

トリプルX ネクストレベル4

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ヴィン・ディーゼル主演のアクション大作
『トリプルX』の続編。といっても、ヴィン・
ディーゼルは降板してしまいましたけどね。

しかし代わりにアイス・キューブを主役に
置き、サミュエル・L・ジャクソンは続投、
さらにはウィレム・デフォーまで参加。
アクション自体も前作に劣らない派手な
仕上がりです。

にもかかわらず、ビデオスルーってどういう事でしょう?
こういう作品こそ、劇場で観る価値があると思いますがね。

主役が交代って事で、設定も多少変わるのは仕方ないことでしょう。
でもトリプルXって、Xゲームの達人がバイクスタントやら
スノボやらを駆使して悪党共と戦うのがウリ
だったはず。
そこの設定を変えて、主役を元特殊部隊の兵士にしちゃあ
せっかくのオリジナリティが台無し。おかげでどこにでもある
普通のアクション映画になってしまいました。

でも、そう割り切って観れば十分面白い。
火薬量は今回もハンパ無しだったし、前回不足気味だった
銃撃戦や格闘シーンもしっかりしてる。この手の映画特有の
笑える展開ももちろんあり(敵の親玉が「第4次世界大戦を
起こしてやる」みたいな事言ってたけど第3次大戦はどこへ
いったんだ?)。
いっそのことタイトルをガラリと変えたほうが売れたんじゃないか?

一応、前作の主人公ザンダーについて言及するシーンもあります。
上官「ザンダーはどうした?」
部下「殺されました」
あーあ、言っちゃった。ヴィン・ディーゼルが復帰したいって
言い出したらどうするんだろう。
まぁ、続編自体が製作されないと思うけど。



2006年05月16日

陽気なギャングが地球を回す4

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「本日は皆さんの貴重な

時間を我々に3分間だけ

頂きたいと思います。」

そもそも映画というものはエンターテイメントであって、観ていて
楽しくなければ意味が無い。映画を構成する上で最も重要なのは
娯楽性。そんな事を再認識させてくれるのがこの
『陽気なギャングが地球を回す』なのです。

この映画の最大の特徴はやはり個性的すぎるギャングの面々
でしょう。相手の嘘を瞬時に見抜く男、正確無比な体内時計と
脅威のドライビングテクニックと息子を一人持つ女、
松田優作の次男坊にして極上のスリの腕を持つ男、そして
常にロマンを追い求める演説大好き男。
この四人がノリと勢いだけで突き進む。
この映画にはそれしかありません。それでも十分面白いのが
この映画の凄いところ。

しかし弱点もいくつかあります。基本的にはクライムサスペンス
なんですが、要の犯行描写がチト弱い。アクションはCGに
頼りすぎ(このCGが酷い)。90分と短い映画なので主人公達を
十分描写しきれていない。など。

これらの弱点を克服する為にも、
ぜひ続編を!原作本は続きが出てるんだから可能なはず。
ぜひシリーズ化を!TVドラマでも良い。その時はキャストは
そのままでお願いします。

とにかくこいつらの活躍をもっと見たい!

そんな気分にさせてくれる映画でした。



2006年05月14日

アンジェラ1

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5月13日、雨。僕はこの日初日を迎える
リュック・ベッソン監督の最新作
『アンジェラ』を朝の一番から
観に行きました。
僕も昔はリュック・ベッソンが好きでしたが、
彼の最近のプロデュース作品はどれも
見るに絶えない出来だったので、もう
興味は薄れていました。きっと世間的にも
もう忘れ去られた存在なんだろうと
決め付けてました。

ところが劇場に着いてみると、チケットカウンターには信じられない
長蛇の列が!しかも大半が若い女性客!

嘘!?リュック・ベッソンはとっくに過去の遺物と化していると
思ったのに!こんなにも若い女性達に支持されていたなんて!
でもやっぱりおかしい。ひょっとしたら別の映画のチケットを
買うために並んでいるのか?でもこんなに人が来る作品は
公開されていないはず。一体何が・・・。
ようやく前進できて列の正体を確認すると、女性陣はみんな
『テニスの王子様』が目当てでした。あちゃー。そうきたか。

アンジェラの劇場に入ってみたら、お客さんはせいぜい20人。
隣は売店に並んでいる人だけで50人以上いたぞ。
きっと劇場はとっくに満席だったろうなぁ。

さて本題のアンジェラですが、

何も語る必要の無い酷い映画でした。

この一言で片付けたい作品でしたがそうもいきませんか。
とりあえずオープニングから嫌な予感がして、その勢いのまま
終盤まで突っ走り、ラストでどん底に突き落とされる。

そんな内容です。
この映画には「凄いオチ」があるんですが、あれはいくら
何でも唐突すぎるだろう。そういう展開が好きな僕でも
引いてしまったぞ。

あと主人公が
愛を語る時も抱きつく時も飛びつく時も川で溺れる時も

常に右手をポケットに突っ込んでいたのは

どうしてなんだ!?



2006年05月13日

プロデュ−サーズ3

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トニー賞12部門受賞のミュージカルを
同じ監督とキャストで映画化。
といっても、一番最初の作品は1968年に
公開した映画版で、後にそれを
ミュージカル化。
そのミュージカルをまた映画化したんだ
そうです。
なんて紛らわしい。素直に68年度版の
リメイクって言えないんでしょうか。

この映画は素直に面白いです。キャラクターは一癖も二癖もある
奇天烈な面子ばかり。この映画はコメディなのでどんなキャラクター
が出てきても基本的に大丈夫なんですが、それでもこの映画に
出てくる奴らは「お客が引く」ギリギリのラインにいると思います。
発狂するマシュー・ブロデリックは本当にギリギリでした。
あとユマ・サーマンもある意味ギリギリでしたね。

ただこの映画、ミュージカルなのに普通に
馬鹿な事やってる場面の方が面白い。

ミュージカル映画でこれはまずいでしょう。
確かにミュージカル本番やお婆ちゃんの大行進、会計士の憂鬱
など、どれも見応えのあるシーンでしたが、強く印象に
残っているのはナチの脚本家やゲイの演出家などのキャラクター
ばかり。
やっぱりキャラクターが濃すぎたのかなぁ。
その辺りのバランスをもうちょっとしっかりして欲しかった。



2006年05月12日

∀ガンダム供〃邯蝶5

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劇場版∀ガンダム第二部。
前回の感想はテーマ云々とか
結構真面目に書いたつもりです。

でも真面目さだけが∀のいい所じゃない。
なので今回の感想は打って変わって
砕けた感じで行きます。
その方が御大将閣下も喜ぶでしょう。


前回は残った核弾頭を託されるところで終わりますが、
今回はいきなり場面が宇宙に移り、その間にあった
TV版8話分の話を丸々カットしています。おかげでメリハリが
効いていて良いんですが、宇宙に飛び出すという重要な場面を
平気で切り捨てるとは、富野監督は本当に恐ろしい人だ。

今回から登場の新キャラクター、ギム・ギンガナム。
∀を語るにあたり、ひょっとしたらディアナとキエルの二人と
同等の重要性を持っているかもしれません。
この人は富野作品特有の独特の台詞回し(俗にいう富野節)の
化身のようなもの。とにかく名台詞を吐きまくります。

「我が世の春が来たぁぁぁぁぁ!!」
一体何時の時代の台詞だ。

「マニュアル通りやってますというのは、
 阿呆の言う事だ!」
この台詞、実生活で一度は使ってみたい。

「ディアナ・ソレルという偶像、つまり、
 アイドル一人捕らえれば済む事なのだ。」
敵の大将をアイドル呼ばわりですか。

「このターンX凄いよ、さすが∀のお兄さん!
もう書いてるだけで笑える!

もう一人、忘れちゃいけないのがコレン・ナンダー。
こいつの正体って○い○星の○ャアですよね。
(怒る人がいそうなので微妙に伏字にしました。)
赤いし、角ついてるし、最後には3倍になるし。

全体的に観てみると、∀ガンダムは
ガンダムというよりもダンバインに近いかもしれない。
まぁダンバイン観た事無いけど。
そう考えると、∀ガンダムって文字通り
富野監督の集大成的な作品なんだなぁ。

休みの日に2作を続けて観たんですが実に面白かった。
あぁ、TV版のDVDボックスでないかなぁ。多少高くても買うぞ。



2006年05月11日

∀ガンダム機|狼絽5

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世の中、ガンダムが大好きという人は
たくさんいるでしょう。僕の周りにも
たくさんいます。その中の一人が、
「ガンダムの良い所は重厚なテーマや
深いシナリオにある。」
と言っていました。
まったくその通りだと思います。僕は
その人に「∀ガンダムはどうですか?」
聞きました。するとその人は言いました。
「えぇ?あんなのただのヒゲじゃん。」

シナリオ云々とぬかしておいて結局は見た目にしか
こだわっていないこの態度。それでもその作品を観て「つまらない」と
言うのなら僕も納得しましょう。でもその人(というかほとんどの人)は
∀ガンダムを見ないうちからつまらないと決め付けている。
お願いだから一度観てくれよ!絶対面白いから!
こんなだからハリボテSEED(見た目だけで中身はスカスカ)なんかが
ヒットするんだ、まったく。

∀ガンダムは確かに他のガンダム作品とは一線を画しています。
このTV版を再編集した劇場版第一部『地球光』は、その特徴が
実によく出ている。ガンダムシリーズ共通のテーマは『戦争』
ですが、今作では特に『戦災』を徹底的に描写しています。
冒頭ののどかな風景は、月の民・ムーンレィスの出現によって
戦火の地獄絵図に一変。多くの人が家族や職を失い、
その復讐のために、2国間交渉の席で悲劇が起こる。
その結果、地球と月は戦争状態に入ります。
思えば、数あるガンダムの中でも、戦争の発端をしっかり
描いたのはこれだけじゃないでしょうか。
この辺りからも
∀の完成度の高さが伺えます。

∀を語る上で絶対に外せないのが、月の女王ディアナ・ソレルと
ディアナに瓜二つの少女キエル・ハイムの存在
でしょう。
二人が好奇心から入れ替わり、女王ディアナが被災者の
視点から世界を見ることを余儀なくされる『墓参り』のエピソードは
素晴しいです。自分の犯した過ちをここまでまざまざと体感
させられたディアナが、自分の思いを吐き出す場面には
涙腺が緩みます。

一番のお気に入りのシーンは終盤の核弾頭のエピソード。
この場面は本当に凄い。この演出は∀じゃないと絶対にできない。
民族間の対立、不和、誤解が混ざり合って、実に恐ろしい話に
なっています。TVでこのエピソードを見逃していた僕は、
劇場で観た時、本当に怖くなりました。

戦災をテーマにしている、戦闘が少ない等、娯楽要素は少ない
ように感じられますが、実際には、ほのぼのしたコメディタッチで
物語が進行するため、十分に娯楽要素も楽しめます。
しかし戦災をコメディで描くとは、
富野監督の才能は本当に凄い。



2006年05月10日

マンダレイ2

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ラース・フォン・トリアー監督が描く
アメリカ三部作の第二章。

前作『ドッグヴィル』がかなり凄い映画
だったので、今回も期待して観に行ったの
ですが、今回は少々肩透かし気味。
やっぱり人種差別問題は日本人には
解かりづらいものがあるんでしょうか。

前作に引き続き、主人公はギャングの娘グレースですが、
演じる女優はニコール・キッドマンから、ロン・ハワードの娘、
ブライス・ダラス・ハワードに変更になっています。
彼女、これで映画二作目のはずですが、いきなり裸になって
何もかもさらけ出す熱演ぶり。お父さんがビックリするぞ。

ブライス・ダラス・ハワードには頭が下がりますが、
映画の中身は微妙。何が言いたいのかよく解かりません。
ドッグヴィルの場合は、
グレース = 中東の人々
ドッグヴィルの住人 = アメリカ人
ギャング = テロリズム

という実に解かりやすい構図が成り立っていました。
しかし今回は、グレースの立ち位置がよく解からないし、
黒人 = 黒人 というそのままの構図なのでひねりが
感じられません。

最大の特徴である『線で表現された町並み』も、今回は
不用だったように思えます。前作でのこの独特の表現は、
『アメリカが外の国に対して行ってきた非道をみんな知っている
筈なのに、それを見ないふりをしている』
というアメリカ批判を
演出していました。しかし今回は渦中のグレース自身が
一番問題に向き合っている。その結果、別の悲劇が
彼女を襲うわけですが、この舞台演出はあまり意味が無いように
感じました。

ドッグヴィルで中東問題、マンダレイで人種差別を取り上げた
訳ですが、最終章となる続編は一体何をやるんでしょうか?



2006年05月09日

イン・ザ・プール4

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な、何じゃコリャ。
何だかコメントし辛い映画だった。
でも面白いかと聞かれたら即面白い
答えられる出来でした。

同じ監督の『亀は意外と早く泳ぐ』は
劇場で観賞したんですが、この
『イン・ザ・プール』は友達からDVDを
借りました(というか強引に勧められた?)。
両作品とも画というよりもコントです。

松尾スズキ演じる精神科医と、ちょっとアブナイ患者達が
繰り広げるドタバタコメディ。
この作品は笑いのツボがかなり独特。ダメな人には全然ダメ
なんでしょうが、ハマる人には相当面白いんじゃないでしょうか。
僕的にはかなり面白かったです。特に松尾スズキの
キャラクターは凄い。心底楽しんで演技してるのが伝わって
きました。あとオダギリジョー、こんな阿呆な役もこなすからこそ
今の人気があるんでしょうね。
余談ですが、オダギリの上司をきたろうが演じていたのは、
『仮面ライダークウガ』ファンにとっては嬉しかったですね。

今作と『亀は意外と早く泳ぐ』に共通しているテーマは
退屈な日常も見方しだいで面白くなるという事でしょう。
まぁこの映画を観るにあたって、そんな真面目な見解をする
必要は一切無いと思いますがね。



2006年05月08日

デュエリスト1

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僕は恋愛系の韓流映画は見ない。
だけど韓国製のバイオレンス映画は
好き。『デュエリスト』もそうした
骨太な内容を期待して観に行った
訳です。しかし何だこれは!?
バイオレンス描写など微塵も無い上に
恋愛要素も目も当てられない悲惨な
状況。何よりも

監督のセンスが悪すぎる

美しき殺し屋(美しいといってもれっきとした男)と、それを追う
女刑事との叶わぬ恋を描いた時代劇アクション。
こういった「悲恋」を題材にした作品は好きだし、そこにアクション
要素を加えたのも面白い。何よりも女のような美しさを持つ男と
男勝りの勝気な女というキャラクター設定は秀逸だと思う。
こんなにいい素材が集まっているのに、

演出の悪さがすべてをブチ壊している!

とにかく全編「何でそんな事するんだ!?」と言いたくなる
下手な演出の連続。シーンが変わるたびに画面が静止したり
スローモーションになったりするのはとにかく腹が立つ。
さらにアクションシーンでは、役者とカメラの間に必ず別のものを
かぶせている(影とか提灯とか布とか)。おかげでアクションが
全然見えない!

話の展開もとにかく解り辛い。でもこれは脚本のせいじゃないと
思う。後から考えてみればそれほど複雑な話じゃない。ただ、
話の繋げ方が下手くそすぎるから内容が全然理解できない!
だいたい悲劇なのにどうしてコメディタッチで演出してるんだ!

唯一誉める所があるとすれば、主演のカン・ドンウォン。
彼は本当にイケメンで、画面写りも申し分なし。
彼のプロモーション・ビデオと思えば、少しは楽しめるかも
しれません(あくまで「かも」です)。



2006年05月07日

アンダーワールド エボリューション3

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ヴァンパイア族と狼男族の戦いを描いた
SFアクションの第2弾。
前作はかれこれ3年前に劇場で
見たきり。主人公がヴァンパイアのボスを
ぶっ殺し、ヴァンパイアと狼男のハーフと
一緒に逃亡した事だけは何とか
覚えていたんで、「前作をおさらいする
必要は無い」とふんで観に行ったんですが
これが大失敗。これから観に行く人は
まず前作をビデオで観ましょう。

話は前作の直後から始まります。申し訳程度に前回のあらすじと
人物紹介が行われますが、「そんな話だったかなぁ?」と、
思い出すので精一杯で本筋に入っていけない。
そして冒頭に出てくる重要なアイテム。今回から登場する新しい
アイテムなんですが、こっちにはそれさえも解からない。
後々その正体が明らかになるのか、それとも予備知識として
思い出しておかなければいけないのか。その辺でまた無駄な
労力を使うハメになってしまった。

内容自体はなかなか良かった。前作はアクションに不満が
ありましたが(当然うろ覚え)、今回はかなりしっかりしている。
何より真っ黒なレザースーツに身を包んだ
ケイト・ベッキンセールがエロイ。
個人的には
『イーオン・フラックス』より色っぽかった。
さらにヌードまで披露してくれるんだから気合が入っている。
監督はベッキンセールの旦那さんらしいけど、ベッドーシーンは
どんな顔して撮影してるんだろう?気になる。

あと、
濡れ場にボカシが入りまくっているのは気に入らない。
い、いや別にモロに見せろと言ってる訳ではありませんよ。
ただやっぱり画面の一部分だけがボケているのは違和感が
あります。カメラワークで隠すなりしてほしかった。
もしくはレーティングをガーンと引き上げてボカシを
取っ払うとか!

それにしてもこのシリーズ、たしか三部作って話を聞いてたけど、
なんかこれで完結のような気がするんですが。
あとは過去の話でもするのかな?



2006年05月06日

TV版 宇宙戦争1

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スピルバーグ版『宇宙戦争』と同時期に
製作されたTV版の宇宙戦争です。
当時、ネットのニュースで少しだけ話題に
なり、見てみたいと思った所でDVD化、
先日ようやく見ることが出来ました。
話は二つの映画版とほぼ同じ。
ただ、宇宙人を死滅させるウィルスを
主人公が伝染させた事を匂わす描写が
あるのが特徴でしょうか。

スピルバーグ版の宇宙戦争は素晴しいパニック映画だと
思ってるんですが、世間では物凄く酷評されてます。
少なくとも、僕の周りにはこの映画を誉める人間はいません。
そんな人達に言いたい。

酷評する前にこのTV版を見ろ!

こっちの方がよっぽど悲惨だぞ!

いやもう安っぽいのなんの。いやそんな言葉では済まされない。
とにかく酷い。これは本当にアメリカ製なのか!?
いくらTV番組だからといって、仮面ライダーよりも
出来の悪いCGなのはおかしいだろう。

はっきり言ってプレイステーション1のグラフィックと
同等のレベル。
こんなものよくお茶の間に流せたな。

宇宙人の侵略の話なので、当然都市は破壊され、主人公は
瓦礫の山を進んでいきます。この瓦礫の山だけが何故か
しっかりしている。
ちゃんとセットも組んであるし、セット自体も
かなり広い印象を受けます。しかもかなりいろんな場面で
そういったセットが出てくる。
なんでそこで背景の合成を使わなかったのだろう?
セットを作る金でCGを強化すれば少しはマシになったろうに。



2006年05月05日

ブロークン・フラワーズ3

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独身生活をエンジョイしている中年男ドン。
彼の元に届いた差出人不明の手紙には
「あなたに隠して生んだ子供が二十歳に
なりました。」
という衝撃の内容が。
差出人は一体誰なのか?友人の半ば
強引な勧めもあって、ドンは20年前に
付き合っていた5人の女性に
会いに行く事にする。って

一年で5人!うらやましい!
一人くらい分けてくれよ!

内容からするとロードムービーとシンプルなミステリーを織り交ぜた
展開を想像しますが、実際にはミステリー要素は希薄。
過去に女性達と再会し、それぞれの人生を垣間見る事で
自分自身のあり方を見つめ直すという物語
になっています。

主人公の友人を演じたジェフリー・ライトが面白い。
他人の手紙をためつすがめつしながら、差出人の特徴を
プロファイリングします。最初、このキャラクターは、推理小説家か
何かだと思ったんですが、実はただの工場勤務の労働者。
素人が必死でプロファイリングしているのを無関心に見守る
主人公。この描写が映画全体の雰囲気を物語っています。

かつての恋人達を演じる女優陣も実に豪華。
シャロン・ストーン、ジェシカ・ラング、さらには白い魔女こと
ティルダ・スウィントンまで。20年前にこんな美人達と出会い、
ことごとく分かれてきたとは。何だか凄い人生だ。



2006年05月04日

トム・ヤム・クン4

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巷で大人気(?)のタイ製ムエタイ
アクション第三弾。

本編の感想の前に一言いいたい。
予告作った人最高!!
なんで毎回、こんな面白くてアホウな
予告を作れるんだろう。
ゾーウさん♪ゾーウさん♪おーはなが
長いのね♪そーよ♪

ジャーさんはつーよいのよー♪

で、本編なんですが、
もうトニー・ジャー最高!
こいつだけで
もってるような映画ですが、それだけで成立している所が
本当に凄い。こんなに見応えのあるアクションは『七人のマッハ!!!!!!!』
以来。つまり、最近のアクションはタイの独壇場って事か!?

アクションを最大の売りにしていますが、前半20分はアクション
シーンは皆無。あってもジャーさんじゃなくて象さんが大暴れ。
ジャーさんが見たくてイライラしだす頃、いきなりチンピラが
ぶっ倒れたと思うと、ありえないスピードでフレームの外から
ジャーさんが跳び膝蹴りをぶっ放す!!

ここで観客全員が爆笑!いやぁ良い物見せてもらった。

アクションにおいて長撮りは最も重要な要素の一つ。
今作はその辺りがよく解かっていて、とにかく
アクションの長撮りが多い。ここが僕には凄くポイントが高い。
特に、廃工場でのジェダイ騎士団との戦いは最高です。
(どうしてジェダイなのかは見れば解かる。)

そして、終盤の骨折音楽祭!!
押し寄せる黒服軍団の骨を折って折って折りまくる!!

こんな徹底的なシーン初めてだ!
そして最後も大跳躍膝蹴り!!
あのシーンは本当に笑うしかない。

シナリオ面は不満が多いです(アクション以外で主人公に見せ場が
無いとか)が、その分をアクションが十分に補っています。
とにかく跳び膝蹴りは一見の価値あり!



2006年05月03日

ロンゲスト・ヤード4

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そうそう、最近こういう映画が少ない。
芸術性を一切考慮せず、
娯楽性だけを追及して突き進む映画。
解かりやすく言うと

ジェリー・ブラッカイマー

の臭いがプンプンします。別に彼が
関わっているわけでは無いですけど。

刑務所に入れられた名アメフトプレーヤーが、囚人達でアメフト
チームを結成し、看守チームに試合を挑むという内容のこの作品。
1974年に製作され、ゴールデン・グローブ賞を獲得した作品の
リメイクです。
抑制され続けた者がスポーツで相手を叩きのめす。
この手の映画のお約束な訳ですが、やっぱりこういう
シチュエーションは楽しい。登場するキャラクターも実に
ステレオタイプな連中ばかりで面白い。
その中で一人、主人公を演じるアダム・サンドラーだけが少々
個性不足に感じました。まあ主人公なのであまりアクが強すぎても
いけないんでしょうけど。

後半のアメフトシーンは大迫力の一言。
体と体のぶつかり合いを集団で行えるアメフトは、本当に
映画向きのスポーツですね。
こんな派手なスポーツがアメリカ以外で人気が無いのは
どうしてなんだろう。逆に派手ゆえにアメリカ向きとも言えるけど。
しかし、僕の結構な数のアメフト映画を観てきましたが
いまだにルールがよくわからない。

泣き虫黒人を演じていた俳優。どっかでみたことあるなぁと
思っていたら、まさかボブ・サップだったとは!!
お前そんな所で何してんだよ!!(笑)



2006年05月01日

ニューワールド2

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どうも僕はテレンス・マリック監督の
作品とは合わないみたいです。
といっても『ニューワールド』以外では
『シン・レッド・ライン』しか見てませんけど

新大陸アメリカに渡った冒険家スミスと
原住民ポカホンタスの恋を描いた
作品ですが、主役たるこの二人に
全然感情移入できない
。そこがこの
映画の欠点です。

とにかくこの二人の関係がまどろっこしい。お互い愛し合って
いるんだから結婚すればいいじゃないか。入植者で反対する
人間はいなかったし、原住民はねたみや嫉妬はもっていないと
説明してただろ(とてもそうは見えなかったが)。

ポカホンタスが一族を追われた後、二人は結ばれるのだと
思っていたら、いきなりスミスがポカホンタスを突き放して、
自分は死んだ事にする。
何で?もう二人の間に障害なんて一切無いだろう。

その後、タバコ園を経営する男ジョンと結ばれるポカホンタス。
子供も出来て、幸せの絶頂を迎えます。そこまではいい。
「実はスミスは生きている」という噂を聞いた彼女は、ジョンに
「やっぱりあなたを愛せない」などと言い出す始末。
なんちゅうワガママ女だ!
というかこんな事言われて怒らないジョン、なんて紳士なんだ!
そして、ジョンのはからいでスミスと再会するポカホンタス。
ジョン、お前って本当にいい奴!
ところがポカホンタスは、変わり果てたスミスをあっさり突き放す。
(僕には変わった様には見えなかった。何が不満だったんだろう。)
終いにはジョンに「愛してるわ。」
いい加減にしろ!!
世界はお前を中心に回ってるんじゃないんだ!

とにかくこの女ムカつく!こんな女をひたむきに愛し続けた
ジョンこそが主役になるべきだった。

余談ですが、隣で見ていた女性が、中盤辺りからせっせとメモを
取りながら見ていました。同じ映画レビューでも書いてる人
だったのかな?それにしても、そんなふうに映画見ても
面白くないだろう。