2006年12月29日

リトル・ミス・サンシャイン4

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アリゾナ州に住むフーヴァー家の面々。
自分が構築した理論を出版しようと
躍起になる一家の大黒柱リチャード。
一家をまとめる母親シェリル。彼氏に
フラて自殺を図ったシェリルの兄・フランク。
無口な長男・ドウェーン。ヘロイン依存症の
ブランパ。そして末っ子のオリーヴは少女
ミスコンへの出場権を手にして大はしゃぎ
していた。


可愛い娘をミスコンに出場させるべく、家族全員で開催地である
カリフォルニアを目指すロード・ムービー。

この映画は普通のロード・ムービーとは明らかに違う点があります。
普通のロード・ムービーは旅を経て自分にとっての大事なものを
得ていく物語。しかしこの映画の場合、家族の面々は旅の中で
自分にとっての大事なものを次々と失っていきます。
特にグランパなんて何も得ることがないまま(ネタバレ反転)
[命が無くなってしまいます]。

そうしてそれぞれの夢と希望が失われていく中で、家族の想いは
「オリーヴをミスコンに出場させる」という一つの夢に集まって
いきます。そこからとても強い絆が生まれる。この絆がとても
感動的です。この感動が描かれる場面がまた凄いんですけどね。
その場面とはオリーヴがミスコンに出場し、踊りを披露するシーン。
このシーン、本当にぶっ飛んだ(笑)。
映画を観てるこっちが恥かしいくらいのシーンで、家族もはじめは
唖然と見てるんですが、開場全員が侮蔑の目でオリーヴを見た時
家族が一丸となってオリーヴを肯定する。このシーンが妙に
感動的なんです。


アリゾナからカリフォルニアに向かうオンボロ小型バス。
古くて、悪趣味で、ギアが壊れていて後ろから押してもらわないと
エンジンがかからない。エンジンをかけるために、家族が全員で
バスを押して、エンジンがかかったらみんなでバスに飛び乗る。
このバスがこの映画と家族を象徴していますね。



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26. リトル・ミス・サンシャイン (Little Miss Sunshine)  [ Subterranean サブタレイニアン ]   2007年06月28日 01:03
監督 ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス 主演 グレッグ・キニア 2006年 アメリカ映画 100分 ドラマ 採点★★★★ 2年連続で日本人が快挙を達成したってんで大騒ぎになったミス・ユニバース。世界一美しい女性を選ぶ大会で日本人が選ばれたのは嬉しい限りではある...
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28. リトル・ミス・サンシャイン  [ 悠雅的生活 ]   2007年09月07日 09:47
アリゾナからカリフォルニアへ。ひまわりみたいに明るいバスが運ぶのは何だかあぶない6人の家族。
29. リトル・ミス・サンシャイン  [ 映画鑑賞★日記・・・ ]   2007年10月21日 18:11
【LITTLE MISS SUNSHINE】PG-122006/12/23公開 負け組家族の負け組脱出のお話・・・かな。アビゲイルちゃんが可愛すぎ♪
30. 『リトル・ミス・サンシャイン』を観たぞ??!  [ おきらく楽天 映画生活 ]   2008年03月15日 23:53
キョーレツな個性を放つ恐ろしくバラバラな家族フーヴァー家。怪しい成功論で一攫千金の出版に賭けるパパ リチャード(グレッグ・キニア)、しょうもない
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 『夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く』  コチラの「リトル・ミス・サンシャイン」は、12/23公開になった崩壊寸前の"負け組家族"が繰り広げる可笑しくも切ないハートフルなロード・ムービーなのですが、新年早々観てきちゃいました♪今年最初の映画館鑑賞作品なのです...
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この記事へのコメント

1. Posted by Ageha   2006年12月30日 03:35
私はオリーヴのダンスシーンよりも
おじいちゃんの扱いが・・アングリでございました。

マジだったんですね。
てっきり「なんちゃって」かと思ってたんですが。
そのあっけなさがなんとも・・・。
んでそれでもミスコンに向かう家族ってのも
なんとも。
2. Posted by 日本インターネット映画大賞   2006年12月30日 11:27
5 突然で申しわけありません。現在2006年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票に御参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.mirai.ne.jp/~abc/movieawards/kontents/index.htmlです。
3. Posted by えめきん   2006年12月30日 17:20
Agehaさん、コメントどうもです。

>おじいちゃんの扱いが・・アングリでございました。
僕も最初は、「実は人違いでした」なんてオチが待ってると
思ったんですが、まさかホントに・・・
でもだからこそ、オリーヴの「この踊りをおじいちゃんに・・・」
という台詞が活きてくるんですよね。その踊りがまた問題
なんですけどね(苦笑)。
4. Posted by とらねこ   2006年12月31日 10:55
5 えめきんさん、こちらにも★
この映画、私的には今年の感動作!と言われているものの中で、一番気に入った映画でした♪
ベスト3に入れてしまった作品でしたヨ☆
ところで、今年後半以降からになりますが、どうも、仲良くしていただき、本当にありがとうございました。えめきんさんの記事は読みやすくて、楽しい気分になります。
どうぞ来年もよろしくお願いしますね!
良いお年を
5. Posted by えめきん   2006年12月31日 20:14
とらねこさん、コメントどうもです。

この映画もなかなかのくせ者ですよね。いままでにない感動を味わうことができました。

とらねこさん、こちらこそ仲良くしていただいて本当にありがとうございました。その上記事まで誉めていただいて感無量です。
来年もよろしくお願いしますね。
良いお年を。
6. Posted by ももも   2007年08月23日 11:13
5 こんにちは。TB失礼します。

いや〜、いい映画でした★
私的には、大好きなスティーブ・カレルがでていた事と、オリーヴの「アイスクリーム好きなんだって!」と言ったときの笑顔、そしてドウェーンの全て!(笑)が好きっす!

あのダンスシーンはこっぱずかしかったですが、ちょっと感動してしまったり。ユニークな映画ですよね。
7. Posted by えめきん   2007年08月24日 21:29
もももさん、コメントどうもです。

僕は必要以上に映画のキャラクターに感情移入するタチなので、
ダンスシーンは本当に恥ずかしかったです。でもだからこそ
家族の拍手が胸に響きましたね。

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