2007年04月09日
ブラックブック
1944年、ナチス・ドイツ占領下のオランダ。
ユダヤ人女性のラヘルは、家族と南部へ
逃亡する際にドイツ軍の待ち伏せに遭い、
家族を惨殺される。一人からくも逃げ延びた
ラヘルは、レジスタンスに身を置き反体制
活動に従事する。その中でドイツ将校
ムンツェと接触を持ったラヘルは、エリスと
名を変えドイツ軍に潜入する。
ハリウッドを代表するエログロの巨匠、ポール・バーホーベン
(『スターシップ・トゥルーパーズ』は傑作です!!)。彼が
祖国オランダに戻り完成させた作品がこの『ブラックブック』です。
この映画で描かれるのは、ドイツ軍によるユダヤ人の迫害と、
反体制組織に身をゆだねスパイとしてドイツ軍に潜入する事になった
ユダヤ人女性の苦悩です。これらの題材をバーホーベン流の力強い
演出で描いているので物語の見応えはバッチリ。
ハリウッドを離れたからと言って、バーホーベンのエログロが色
褪せる事は無く、戦闘シーン等のバイオレンス描写は一切妥協が
ありません。エリスがユダヤ人である事を隠すために、○○まで
染め上げるシーンをしっかり挿入するのもバーホーベンならでは
ですね。あとは終盤に用意されている××をぶっ掛けられるシーン。
ここは本当に気持ち悪くて吐きそうになりました。
そしてこの作品は、人物描写が非常に深い。ネタバレになるので
多くは書けませんが、ほとんどのキャラクターに二面性があります。
僕は登場人物の中に凄く気に入った奴がいまして、そいつの性格や
時おり見せる意外な一面に凄く好感を持っていたんですが、まさか
最後にあんな事になるなんて。ちょっとショックでした。
さて、僕が観に行った劇場では、先着プレゼントとして劇中でも
重要な要素となる板チョコが貰えました。パッケージはさすがに
違いましたけどね。
帰宅後、食べようとしてカバンから取り出し、パッケージをよく見て
みると、「86%」という素敵な文字が。
えー、俺この何十%チョコレート苦手なんだよぉ。
あのココアパウダーをそのまま食べている感じが嫌なんですよね。
まぁでも捨てるのももったいないし、チョコレート自体は大好きなので
チマチマと食べていって、その日の内に半分くらい平らげました。
そうしたら次の日妙にお通じが良い(笑)。
ポリフェノールってこういう効果もあるの?
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えー?
あのチョコ、半分もいっぺんに召し上がったの?
そしてお通じがよくなった?(笑)
私はあの何パーセントっていう濃いチョコが苦手です。
ひとかけらだけ食べましたけど・・・・(汗)
人物描写が深かったし、サスペンス性もあって、大満足の一本でした。
え、いっぺんに食べたらまずかったですかね?ひょっとしたら
お通じが良くなったんじゃなくて、下痢になる寸前だったりなんか
して(笑)。
映画の方は本当に完成度が高かったですね。ただ僕の場合は
娯楽性にも優れた『ブラッド・ダイヤモンド』が頭一つ抜き出た
感じです。
僕も『スターシップ・トゥルーパーズ』を傑作と信じて疑わない奴なので、この久し振りのバーホーベンの新作は大いに期待しています。今のところ、良い評判しか聞いたことがありませんし。
ちなみに僕は86パーセントのチョコを食べたことはありませんが、99パーセントのは食べたことがあります。いや〜あれはチョコじゃなくて、ただの粉ですよ。罰ゲーム以外に使い道が無いように思えるんですが(笑)
『スターシップ・トゥルーパーズ』は傑作ですよね!!『2』は
酷い出来だったけど(笑)。
99%チョコは食べた事ないですね。今回の86%が最高です。
どうでもいいですけど、残りの1%って何なんでしょうね(笑)。
映画の方はオススメですよ。
個人的にはまたルトガー・ハゥアーと組んだ作品をみたいですね。
ハリウッドでもオランダでもどっちでも良いけど。
バーホーベンはハリウッドに見切りをつけたような発言をして
ましたが、『スターシップ・トゥルーパーズ3』だけでもなんとか
監督して欲しいですね(笑)。
映画を観る前にえめきんさんの記事を読み、「何故チョコ?」と思いましたが、なるほど納得しました(笑)「ギブ・ミー・チョコレート」は日本だけかと思っていましたが、オランダでもあったんですね。
バーホーベンは期間を空けても変わらぬ実力を発揮してくれましたが、今度はもうちょっと短いスパンで見せてもらいたいですね。その際に製作国がどうなるかは特に気にしませんが、いつかまた金にものを言わせたハリウッド産エログロ大作も観てみたいものです(笑)
思えばバーホーベン監督の作品って怪作『インビジブル』以来
なんですね。今までどこで何してたんでしょう?あ、そういえば
『インビジブル2』の製作してたな(笑)。
ハリウッドを見限ったような発言をしてましたが、本気で
『スターシップ・トゥルーパーズ3』だけでも監督して
くれませんかねぇ。この際オランダで製作してくれても
構いませんが(CGハリウッドに外注で)。
『スターシップ〜』は私も大好きです。
ビデオを持っていて何回も観たわ〜
この映画はこちらで上映されませんでしたが、素晴らしい大作で面白かったです。
もっとシリアスな戦争物だと思っていたのですが、わりとサスペンスタッチで見応えがありました。
私もアノ人を気に入っていたのですが・・・あんな事になって・・・ちょっとショックだったわ。
由香さんも『スターシップ・トゥルーパーズ』大好きですか!
嬉しいですね。お子さん達への影響が心配ですが(笑)。
戦争をシリアスに描きながらも、娯楽としての面白さもしっかり
用意してある贅沢な映画でした。バーポーベンお得意のエログロも
健在で、お腹一杯な内容でしたね。