世界文化遺産の銀閣寺(慈照寺、京都市左京区)で続いていた国宝観音殿(銀閣)の修復工事が完了。漆が塗られた2階内壁は約500年前の創建時の渋い輝きを取り戻し、有馬頼底住職らが12日、落慶法要を営んだ。

 京都府教委が07年11月、総事業費1億3900万円をかけて改修に着手。こけらぶきの屋根を27年ぶりにふき替えたり、朽ちた柱を取り換えたりした。また、同時に行われた調査で、2階外壁の軒下部分から花などの模様をかたどった赤や青の彩色が見つかった。

 観音殿は創建当時、銀箔(ぎんぱく)が張られていたのではなく、外壁の漆が銀色に輝いて見えたことから銀閣と呼ばれるようになったとされる。府教委は2階外壁を漆塗りにすることも検討したが、外見が大きく変化しすぎる恐れがあるため断念した。

 観音殿内部は拝観できない。

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