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得  点:83
シナリオ:☆☆☆☆
キャラ性:☆☆☆
テキスト:☆☆☆☆
グラフィック :☆☆☆☆☆
システム:☆☆☆☆
音  楽:☆☆☆☆☆
プレイ時間:5h未満

原画:永山ゆうのん先生の絵が非常に非常に可愛い。背景も非常に綺麗で、グラフィック面の力の入り方は他ではそうそう見れないのでは、と思える程綺麗だった。サブキャラのグラフィックは意図的なのかかなりボヤけた描き方をされていたのは気になったが、メインヒロインの優希ちゃんの可愛さは堪らなかった。シナリオは問題解決があっさりであるという欠点は存在するものの、起承転結が上手く纏まっていて読みやすく、この綺麗さがグラフィックと上手くマッチしていると感じた。


こういう、他ではあまり見ない細かいところの表現も素晴らしい。確かに人と喋っている時って笑顔になるよなぁと思った。そして。。。めちゃくちゃ可愛い。

唯一かなり気になった点がある。
ウソシリーズでは定番の使い魔2匹が登場するのはいいが、なぜかアドベンチャー形式を外れて強制ムービーで登場し茶番を繰り広げてくる上に、ヒロインを責めるような言動ばかりでかなり不快だった。ああいう冷やかしを見て何を思えばいいのか分からなかった。

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一人前の魔法使いになるためには「失恋」が必要とされ、実際にその失恋が行われようとしたシーンの優希ちゃんが本当に大人っぽく見えた。計算なのか偶然大人っぽく(強そうに)見えるのかは分からないが、ここが計算されて作られているなら本当に優秀な原画家だと思う。絵を全力で活かすシナリオとまではいかないが、特に目立つこともない特徴のない主人公と共に、優希ちゃんの美貌を最大限に発揮させる、きっちりと仕事を果たす縁の下の力持ち的な働きをしていた。

幼少期に出会った主人公の記憶を消したにもかかわらず、本当に偶然再会してしまったという初期の設定で既にドラマ性を感じてよかった。主題から細かいところまで魔法の要素を上手く使っていたと思う。

コスモス(秋桜)を主題のひとつとし、韻を踏むように登場したところも、展開の韻を踏んでシナリオのリズムを作り出したと共に季節感を重視していて、これは胸を張って優秀な「秋ゲー」とよべる程度にはきっちりと秋らしさを表現していて読みやすい作品だった。個人的に抜けるシチュエーションは無かったがHシーンもしっかりと力を入れており、ロープライスとして求めやすくお勧めの作品です。