★2021-01-15-1606-09
使命を全うするために死を繰り返しながら生きる少女・アサギリとの出逢いの物語。

壊れきった世界が空間と時間の面で漠漠と広がる様は変化に乏しく、乾きを覚える。
前に進んでいく2人の生き様だけが物語だった。

必ず蘇るというアサギリの”存在”だけは盤石だったが、主人公・鏡夜の思考を中心に不安定な感情の描写も多い。
独善的な価値観など納得いかない場面も多かったが、それだけ支えになってくれる存在が誰も、何も居ないことを痛感させるものでもあった。

生き方の変化。辿った結末。
人類の一員として、これを目撃できたことはいい経験になったと思う。