「全裸登校学園」感想

作品概要

全裸登校訓練の続編。本作では、待ちに待った全裸登校週間の様相が描かれる。

感想

漫画版で展開を知っていたが、大衆の前で失禁してしまう究極の羞恥を描いた「開始のことば」は素晴らしいの一言に尽きる。
彼女自身だけでなく、周囲も事件を引きずって羞恥を煽る光景は鬼畜であり鬼才だった。

雫ちゃんの萌えも色褪せることなく楽しめる。

あかり「檜生原さんも、いーっぱい気持ちを込めた料理を作ってみようよ！佐々木くんに食べてもらったら？」
雫「なっ……、なんでそこで彰の名前が出てくるのかしら？」

同郷に同じ名字が多いから下の名前で呼んでいたのに、 転入してからも他人がいる前で呼ぶところがいじらしいし関係の進展を象徴していて微笑ましいしでツボだった。
もしかしたらクラスメイトに2人の関係を噂されているのではと思うとニヤニヤが止まらない。



先生が発言していたように、本番の今回よりも訓練の方が過激なので、シチュエーションで興奮する度合いは相対的に物足りない。
あの開始のことばが存在してなお、この感想に至るので期待値が高すぎたとも言えるが……。
友達以上恋人未満な彰との掛け合いが割合を多く占めており、Hシーンもノーマル寄りになっている。
微笑ましくもあり、じれったい印象を受ける一作であった。