赤松広隆農林水産相は21日の閣議後の記者会見で、宮崎県での口蹄(こうてい)疫に関連し、被害農家に対して殺処分までの餌代などを国が負担することや、埋却に要した費用を補填(ほてん)することなどを盛り込んだ追加支援策を発表した。

 農水省は同日、ワクチン接種後に全頭殺処分する牛や豚について、牛1頭当たり約60万円など、一律の水準で補償するとしていた方針を事実上撤回し、時価評価方式を適用するとした。経営再開までの生活支援として、肉牛1頭当たり5万9千円などを支給する方針も正式発表した。

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