愛知県などが出資し、東部丘陵線(リニモ)を運行する愛知高速交通(社長・神田真秋知事)の幹部が、今年4月までの1年余りにわたり、同社の銀行口座から不正に現金を引き出し、約8900万円を着服していたことが7日わかった。

 全額を馬券購入に充てていたといい、監査で発覚した直後にも300万円を引き出し、馬券を買っていた。同社は県警に被害届を出し、近く業務上横領容疑で告訴する。

 同社の発表によると、横領の疑いが持たれているのは、山田泰準(やすのり)総務課主幹(45)(愛知県小牧市)。山田主幹は同社の出納業務の責任者をしていた昨年4月3日から今年4月30日にかけ、名古屋市内の複数の銀行から計55回にわたって運賃収入など計8916万円を勝手に引き出した。

 休みの度に名古屋競馬場や場外馬券場に出かけ、馬券を購入。「1000万円ぐらい当たったこともあり、だんだんエスカレートしていった」などと、不正行為を認めているという。

 4月28日の監査で不正が発覚したが、指摘を受けた山田主幹は「できるだけ早く正しい会計に戻したい」とあいまいな説明をし、会社から事情を聞かれる直前の30日、さらに300万円を引き出した。「馬券を当てて、穴埋めしようと思った」と話しているという。

 同社では、上司の総務部長が毎月末、通帳の残高を確認することになっていたが、山田主幹に任せきりだった。山田主幹は2005年6月に名古屋鉄道から出向していた。

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