ぜんそく治療の吸入ステロイド薬をきちんと服用している患者は約半数にとどまることが、大田健帝京大教授とアストラゼネカ社の大規模実態調査で分かった。背景に、病態に対する認識不足が浮かび上がった。
 調査は昨年7月から10月にかけて、ぜんそく治療に従事する全国の医師とその患者を対象に実施、有効回答数は医師約4800人、患者約2万4000人。医師のうち日本アレルギー学会、日本呼吸器学会の会員はともに1割台で、専門医でない人が大半だった。
 患者の吸入ステロイド薬の服薬状況は、「順守」47.0%、「まれに」「時々」忘れる人が44.7%。「あまり守っていない」も8.3%いた。
 症状がよくコントロールできているのは約半数。服薬を守っていない人や時々忘れる人では、コントロール不十分の割合が高かった。
 服薬順守できない理由は「発作が始まったら吸入すればよいと思った」が50.3%で最多、次いで「毎日服薬するのが面倒」(40.1%)だった。
 ぜんそくの病態について「気管支が狭くなる」は医師、患者とも8割以上が正しく認識していたが、「気道の炎症が原因」は医師90.1%、患者44.3%、「気道が過敏になるのが原因」は医師75.2%、患者44.1%と理解にギャップがあった。
 病態の説明に関しても、医師は98.2%が「説明している」と答えたのに対し、「説明してくれた」と答えた患者は75.5%にとどまった。 

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