JR福知山線脱線事故の記憶を風化させまいと、事故の被害者や家族らが3日、事故当日の青い空にちなんだ「空色の栞(しおり)」を作製した。事故から5年となる25日にあわせ、安全への願いを込めてJR尼崎駅や沿線の駅周辺などで6千枚を配布する。

 しおりは縦約10センチ、横約5センチ。表には青空へ向かい羽ばたく鳥とともに「4・25 あの日を忘れない」というメッセージが、裏には負傷者の家族がつづった詩が印刷されている。

 この日は被害者らが兵庫県川西市で集まり、しおり1枚1枚に青いリボンを結びつけた。

 事故で次女が重傷を負った三井ハルコさん(54)=川西市=は「しおりを通して、事故への思い、安全への願いが人から人へと伝わっていってくれたらいいと思う」と話していた。

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