名古屋系台湾料理
2019年06月21日
豊橋「台湾チャーハン」
名古屋を出て、終点の豊橋で下車。豊橋市ではありますが、ここで名古屋系台湾料理をいただいていこうと思います。
名古屋メシのひとつ「台湾ラーメン」から派生した料理のことで、私が勝手にそう呼んでいるものです。どんどん新しいものが生まれてくるので、このネタはほぼエンドレスなんですよね。興味のある方は、カテゴリ内の「名古屋系台湾料理」をご覧ください。
駅から300mほど歩いたところにある、「横浜亭」というお店に行きました。昭和13年創業の老舗中華料理店です。しかし、お昼時ということもあって店内は満席。お客さんの半数近くは酒を呑んでいたので、しばらく待つ覚悟をしました。……が、タイミング良くカウンター席が1つ空きましたね。
今回は「台湾チャーハン」(750円)をいただきます。メニューには他に、愛知県と岐阜県に多く見られる中華料理「カイコー飯(カイコウ飯)」もあります。
「台湾チャーハン」は中華スープと漬物付きです。
具はどれもが細かいですね。挽肉(台湾ミンチ?)・玉子・ニンニクの芽・ニラで、グリンピースが載り紅ショウガが添えられております。見た目はあまり名古屋系台湾料理っぽくありませんが、ニンニクの風味と少し鷹の爪の辛味もあって、それなりに台湾らしい仕上がりとなっております。炒め油がやや多めに感じられましたが、パラッとしたチャーハンでなかなか美味しくいただけました。
お店に入るときは気付かなかったのですが、店先にはこのような貼り紙がありました。
いつか「カイコー飯」もいただくつもりだったのですが……残念ですね。(3月下旬の話です)
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2019年06月18日
名古屋市中村区「台湾肉巻き串&ねぎま」他
空が暗くなりかけてきた頃、この日の宿の近くにある「大黒 名古屋太閤通店」という呑み屋に入りました。「大黒」は名古屋に8店舗、三重に1店舗、東京に3店舗展開する立ち呑みチェーンです。……って、東京にもいつの間にか進出していたんですね。
今回の旅は居酒屋ネタが多かったので、少しケチって「ホッピー」(白セット450円/税別)にしました。
まずは「あら塩キャベツ」(190円)から。ずっと野菜不足が続いてましたからね。生のキャベツですけど、粗塩を付けるとミョーに甘く感じられます。
お次は人気No.2だという「ればテキ」(190円)です。豚レバーではありますが、生に近い状態でたまらない旨さです。ネギとゴマ油も利いているので、これ1串でホッピーがガンガン進んでしまいますね。2串頼めば良かった……と、ちょっと後悔。ちなみに、人気No.1は「串焼き5本盛り」だそうです。つまり、単品としては実質これがNo.1というワケです。
今回のお目当ての1つはコチラ。このお店オリジナルの「台湾肉巻き串」(290円)です。2年前に名古屋を訪れたときは、売り切れで食べられなかったんですね。ニラとモヤシが豚バラ肉で巻かれ、その上に台湾ミンチが載っております。1串なのに結構なボリュームで、口を大きく開けないと食べられないほどです。お味の方は正に名古屋系台湾料理(つまり台湾ラーメンチック)。豚バラの焼き目の香ばしさと脂の甘味と、野菜のシャキシャキ感でとても美味しくいただけます。
もう1つのお目当てはコチラ。「王道ねぎま串」(230円)です。ネギマというと、全国一般的には鶏肉とネギですが、名古屋では豚肉とネギという組み合わせの方がポピュラーなのだとか。店によっては、「豚ねぎま」「鶏ねぎま」と分けて扱われていたりもします。ジュワッとやってくる脂の旨味がたまりませんね。ジャキッジャキッとしたネギとの相性もバッチリです。塩コショウが掛かっていますが、添えられたカラシを付けても結構イケました。
ちなみに豚肉の「ねぎま串」は、スーパーでも売られていました。しかも生で。
他に「しろ」(90円×2)、ホッピーの「中」(190円)を2回頼んで〆て税込み2,060円。いや〜、来て良かったです。「はつ刺し」や「たん刺し」(各490円)などといった、そそられるものが他にもいろいろとありましたが、予算オーバーになってしまうのでグッと堪えて店を後にしました。
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2019年04月03日
刈谷「台湾カレーうどん」
豊橋を出て、快速で4つ目の駅となる刈谷で下車。
名古屋はあと4つ先となりますが、ここで名古屋系台湾料理をいただいていこうと思います。というのも、お昼時の名古屋駅周辺の飲食店は、行列ができている確立が高いんですよね。ちなみに名古屋系台湾料理とは私が勝手に命名したもので、名古屋発祥の「台湾ラーメン」から派生した料理のことです。現在は混ぜそばや焼きそばといった中華麺のみならず、丼もの・カレー・うどん・スパゲティなど何でもアリ状態となっております。(カテゴリ内の名古屋系台湾料理を参照)
駅のすぐ近くにあるカレーうどん専門店、「サンビーノ」に入りました。コチラのご主人は、名古屋の栄にある有名店「うどん 錦」で修行された方なのだそうです。
今回は「台湾カレーうどん」(900円)なんてものをいただいてみようと思います。つまり、「名古屋流カレーうどん」に「台湾ラーメン」の具材を合わせたものです。ランチタイムは大盛りが無料(通常は+100円)とのことですが、普通盛りで頼みました。
他に「台湾まぜうどん」や、「台湾まぜごはん」なんてものもございます。
先に紙エプロンを渡されたので、装着してスタンバイ。カレーうどんの具は豚肉・油揚げ・ネギで、上には台湾ミンチ・モヤシ・ニラ・糸トウガラシが載っております。「名古屋流カレーうどん」らしいドロッドロの小麦粉系カレーは、15種類以上のスパイスをブレンドしてあるそうで程良くスパイシー。辛味も程良くあります。
麺も「名古屋流カレーうどん」らしいモッチリとした太めのもので、少しコシも感じられます。ネッチョリとカレーが絡み付くこのうどんと、台湾ミンチなどの具を一緒に口に運ぶと、思わず笑みがこぼれてしまいますね。確かにこれは、「名古屋流カレーうどん」と「台湾ラーメン」の融合だな……と思いました。
おじさん的には台湾ミンチもカレーも濃いめの味付けだったので、お腹に余裕があれば、最後に追い飯(小ご飯100円)なんてのもイイかもしれませんね。
[参考]冷凍 日清若鯱家カレーうどん(6食1セット)
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2018年03月09日
豊橋「台湾ぞうすい」
尾張一宮を出て、1時間ほどで豊橋に着きました。まだあまりお腹は空いていませんが、ここで食事を摂ります。
駅から1kmほど歩いたところにある、「味A 菰口店」に行きました。3年くらい前に、「カイコウ飯」というものを頂いたお店です。店内は相変わらず中国語が飛び交っていますね。
今回は名古屋系台湾料理(カテゴリ内の名古屋系台湾料理を参照)の、「台湾ぞうすい」(710円)を頂いてみようと思います。前の記事にもチラッとメニューを載せましたが、他にも台湾ラーメン・台湾みそラーメン・台湾塩ラーメン・台湾チャーハン・豆腐の台湾風サラダなどがございます。
かなり細かく刻まれた具は、豚バラ・玉子・青菜・ニンジン・玉ネギ・タケノコ・シイタケ・キクラゲ・鷹の爪で、上に台湾ミンチが散らしてあります。
トロッとした塩味の中華風ぞうすいといった感じなのですが、少し混ぜると台湾ミンチから醤油ダレが溶け出し、また違った旨さに変化するのが面白いです。思ったよりも台湾感は弱めですが、コレがなかなかイケるんですね。
ピリ辛レベルの辛さだったので、後半はラー油を掛けてみました。……が、ラー油もあまり辛くないんですね。(笑)
帰り際、店先にあったこのメニューを撮っていたら、たまたま店のご主人が外に出てきました。「明日はまたガラッとメニューが変わるよ」と言いたかったのだと思うのですが、あまり日本語が上手でないんですね。ほとんど聞き取ることができませんでした。でも、とても感じのイイご主人です。
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2018年01月16日
名古屋「台湾風あんかけ焼きそば」
昨年12月の中旬に青春18きっぷを使って、静岡・愛知・大阪・兵庫・岡山・広島へ8泊9日の旅に行ってきました。神奈川県にある自宅を5時前に出発し、まずは愛知県の豊橋で下車。……したのですが、お目当ての店がまだ開いていません。11時開店のはずなんですけど、11時15分になっても開く気配すらありません。
諦めて一旦駅に戻ってみると、車両の故障によりJR豊橋〜岐阜間は運転を見合わせているというアナウンスが流れていました。この日は大阪までしか行かないので時間には余裕がありましたが、念のため振替輸送を行っている名鉄で名古屋まで移動することにしました。
無事、名古屋に着いたのは良いのですが……今度はお目当ての店が臨時休業。なんだか初っ端から幸先悪いですね。
さらに予定を変更し、名古屋系台湾料理(←勝手に命名)を頂くことにしました。名古屋発祥の「台湾ラーメン」から派生した料理で、現在は混ぜそば・焼きそば・丼もの・カレー・うどん・スパゲティなどなど、なんでもアリ状態になっております。(カテゴリ内の名古屋系台湾料理を参照)
円頓寺本町商店街から脇道を少し入ったところにある、「太平閣」という中華料理店へ行きました。
今回は「台湾風あんかけ焼きそば」(850円)を頼みました。ちなみに「パリそば」というのは、カタ焼きそばのことです。なぜか名古屋辺りでは、「パリそば」「バリそば」などと呼ぶ店が多いんですね。また、「新メニュー登場!!」と書かれていますが、少なくとも平成25年にはこのお店のメニューに載っていました。(笑)
ランチメニュー以外は時間が掛かります……とのことでしたが、10分も掛からずにやってきました。濃いめの味付けの醤油ベースの餡で、具は豚肉・エビ・キャベツ・長ネギ・玉ネギ・ニンジン・青菜・キクラゲ。台湾ミンチ(トウガラシやニンニクを効かせた醤油味の豚挽肉)は使われていませんが、豆板醤が効いていてピリ辛よりも上をいく辛味があります。
ややコシのある麺は、とても香ばしく焼き上がっております。これにネッチョリとした餡を絡めてズルズルすすると、街中華全開の旨さが拡がるんですね。名古屋系台湾らしさは弱めな印象でしたが、なかなかイケるものでした。
ちなみに、前に紹介したことのある「カイコウ飯(カイコーハン)」は、コチラのお店で頂くこともできます。
もう運転が再開されてるかな……と思い、このあとJR名古屋駅に行ってみました。……が、まだ再開の目処は立っていないとのこと。結局、岐阜まで再び名鉄を利用することとなりました。豊橋から名古屋まで100km以上も振替輸送で移動って……。こんなこともあるんですね。
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