時事問題関連の話
2012年02月14日
太陽の黒点と気候変動
時事問題について語るブログ
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・ 太陽の黒点と気候変動
確証はないが・・・。ここ数年の間に・・・、地球の温暖化傾向が終わって、むしろ寒冷化に向かう可能性があるかも? と(昨年末あたりから)思い始めている。
太陽の平均的な表面温度は6000℃であるが、一部分だけ4000℃程度で比較的温度が低い場所があって、そこが黒く見えるため『黒点』と呼ばれている。この黒点の数は、11年周期で増えたり減ったりを繰り返すことが知られている。黒点の数の観測が始まってから250年以上が経過しているらしいが、その間はほぼ11年周期で黒点が増減していることが確認されている。つまり11年周期の増減が(観測開始以来)既に23回繰り返されているということだ。
このペースが繰り返されるとすれば、黒点の数は2008年に最も減少し(極小期)、2013年に最大になるはずである(極大期)。ところが、今年(2012年)になっても黒点の数は増えていないという。つまり、観測以来24回目の周期で、黒点の数が増えない(極大期が来ない)という現象が起こりそうなのである。
黒点の数は、太陽活動の活発さを示すと言われている。このまま黒点の数が増えないとすれば(つまり太陽の活動が弱いままだとすれば)、地球は温暖化するどころか寒冷化して、ちょっとした氷河期に突入するという説も存在する。
太陽活動と地球の気象には何らかの関係性があると言われており、様々な説があるが、どれも確実なものではない。しかし、太陽活動が地球の雲の発生に影響しているという説は、あながち嘘ではなさそうである。大雑把な理屈は、①黒点が減る(太陽活動が弱まる) → ②太陽風など太陽から発散される粒子が減る → ③宇宙線などが地球に入りやすくなる → ④その影響で雲が発生しやすくなる → ⑤気温が下がりやすくなる ということらしい(現時点では完全に正しいと証明されているわけではないが有力な説)。
事実、地球上では小さな氷河期が数百年単位で発生しており、17世紀には欧米で川や海が数十年に渡って凍っていたという記述が残っている。現在ほど正確な観測ではないが、当時も太陽の黒点が少なかったことが分かっている(1600年代、既にガリレオは黒点の数を記録していた)。
いずれにしろ、太陽の黒点が減ると(太陽の活動は弱まり)地球は寒くなる傾向のように思える。最近の(全世界的な)豪雪と寒さをすべて太陽のせいにするつもりはないが、本来増えるはずの黒点が(数百年ぶりに)増えていないことと何らかの関係性があるかも知れないと注目している。来年(2013年)にピークを迎えるはずの黒点数がこのまま増えなければ、温暖化とは逆の現象(寒冷化)がしばらく続くかも知れないのだ。個人的に非常に気になっている。
私がこの説を気にする理由の一つは、そもそも地球の温暖化を完全に信じ切ってはいないことにある。早大の池田清彦先生は、環境問題にはブームがあると述べている。簡単に説明すると、環境問題には流行があって、『自然保護』 → 『公害問題』 → 『ごみ問題』 → 『フロンガス』 → 『二酸化炭素と温暖化』という感じで、10年程度の周期でその時に最も“ウケる”話題だけが注目されて、それ以外は次々と忘れ去られる、ということだ。つまり、10年後は『そう言えばちょっと昔は“温暖化”“温暖化”と世界規模で騒いでいたよなぁ』などと、“地球温暖化”の言葉すら忘れ去ってしまっているかも知れないということだ。そう考えると、太陽の黒点の増減に関わらず、寒冷化する可能性だってあるはずだ(現時点での確率は低いと思うが)。
とにかく、太陽の黒点の数と気象(特に気温)の関係には、今後しばらくは注目しておきたい。
話は変わるが、太陽の黒点の話を調べていると、次のような(興味深い)説を発見した。
『 マグニチュード8以上の大きな地震の79%は、太陽の黒点が少ない時期に集中して発生している 』
これは、九州大学の宙空環境研究センター長が発表したものである。九大の偉い先生が発表する説なので、これは面白い!と思って私はすぐに食い付いた。おまけにフジTVの深夜番組で、広島大学の長沼毅先生(彼は科学界のインディ・ジョーンズと呼ばれて最近非常に注目されている)がこの説を取り上げているのを偶然観てしまった。よく考えると、黒点がほとんど見られなかった昨年、東日本大震災が発生している。確かに、太陽の黒点が少ないと地震が増えるのかも知れない・・・。と、騙されかけたのだが・・・。
よくよく調べてみると、この九大の先生の発表は、1963年~2000年に限ったデータを根拠としていた。もっと古いデータ(あるいは2000年以降の新しいデータ)を含めると、太陽の黒点数と地震に相関関係はないようだ。冷静に考えれば、太陽活動がプレートや地盤に影響するという話はやはり変だ。一時的に信用してしまった。
しかし、この説、一部のマスコミでも(まるで真実であるかのように)取り上げられているらしい。私に限らず本当に信じてしまった方も多いのではなかろうか? 国立大学の先生(しかも研究センターの長)が発表すべき内容ではないと思う。意図的に期間を限定したデータを使っているのだから公平性に欠ける。完全な嘘とは言わないが、国民を間違った方向に誘導する可能性のある発表で、少々良識を疑う。前回のブログで批判した東大地震研究所(某先生)の『 4年以内に首都直下型地震の発生する確率が70% 』という無責任な発表と同じ類のように思う。都合の良いデータだけを使って、科学的検証や確実な根拠がないまま発表してしまっている。
結局のところ、情報を受け取る我々のほうもメディア・リテラシー(情報識別能力)を磨いておかないと騙されてしまうということだろう。あの長沼先生(科学界のインディ・ジョーンズ)でさえ、九州大学の発表ということだけで完全に信用して出演したTV番組で堂々と語ってしまったのだから。
とにかく、太陽活動と地震が関連するという説は眉唾ものだ。信じてはいけない。
話を元に戻そう。宇宙天気予報(ネットで検索できる)を見ると、2012年2月12日の時点で、まだ黒点の数はそれほど増えていない。実際の地球の気象は、地表面で起こる様々な現象に左右されていると思われるが、太陽を含む外的要素の影響もあるはずだ。本当に太陽の活動次第で寒冷化の道へ進むことも十分考えられる。既に2005年の論文で、2008年以降に太陽の黒点が減少することを予言していた学者もいる。最近は太陽の活動が弱くなっているという報道が増えていることも確かだ。今までの通説通り二酸化炭素の影響で地球が温暖化していくのか、太陽活動の影響で逆に寒冷化し始めるのか、当面(あと数年)は、黒点の数を気にしておきたいと思う。
個人的には、どうもぼちぼち温暖化の話は収束していきそうな予感がしている。太陽活動が弱まった時に、うまい具合に二酸化炭素で暖かくなって、結果的に丁度バランスが取れる、という話なら理想的なのだが・・・。
以上
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2012年02月08日
気になること 【2012年1月~2月】
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・ 気になること。 【2012年1~2月】
>①
相撲協会の理事長に北の湖理事が再選されたというニュースを聞いた。 『ん??? 』 誰もが腑に落ちないのではなかろうか?
記憶を辿れば確か・・・。わずか2~3年前ではなかっただろうか、彼が理事長を降りたのは。朝青龍の数々のトラブル(そして引退)、時津風部屋での暴行死事件などについて、理事会としてまともに管理・対処できず、あげくの果てに自分の部屋の力士が大麻を吸っていて辞任したのではなかったか? 野球賭博問題も八百長問題もどこか他人事で、管理するどころか『力士本人の自覚の問題』というような発言しか記憶にない。そんな人物が理事長に返り咲くなんて・・・。再選は絶対に許さないというつもりはないが、いくらなんでも早すぎるのではなかろうか? 昨年来このブログで相撲協会の八百長への対応を批判してきたが、この人選にはどこか納得できない気持ちが残ってしまう。やはり相撲界全体が、一連の出来事について真剣に反省などしていないのではないかと疑いたくなる。
>②
昨年の東北大震災の折・・・。原発事故に対応していた原子力災害対策本部で行われた協議について、議事録が残っていないことが判明した。 『ん??? 』 そんな馬鹿な!である。(当時)菅総理自らが本部長となって、原子力緊急事態宣言をした上で対策本部ができたはずである。国の存亡に関わる話し合いの記録がない? もう、わざと隠しているとしか思えないのだが・・・。
国家的意思決定がなされる会議体で議事録がない? それは絶対にあり得ない。公文書法で議事を取ることが決まっているから、などという法的な理由と関係なく、一般論としてどんな会議でも議事録は作るものだ。そうでなければ会議の意味がない。うちの会社の参加者2名の打合せでも議事録は存在する。そんなことは当たり前だ。会議前に準備した資料、会議中のメモ、会議後に作成した議事録や覚え書き、これらはセットで保管するに決まっている。だいたい会議の後に、『あの時どんな決定をしたのか』について一切振り返らないとでも言うのだろうか? 会議の参加者全員が、記憶違いすることもなく全ての内容を明確に覚えているとでも言うのだろうか? これは笑い事ではない。非常に恐ろしい事態だ。絶対にいつか『言った・言わない』『そう理解した・そういう理解ではない』などという低レベルの争いが起きるに決まっている。
ちなみに・・・。緊急災害対策本部でも、政府・東電対策本部でも議事録は作成されていなかった、ということなので・・・。驚くばかりである。
>③
イタリアで大型船舶(客船)の座礁事故が発生。船長が先に船から逃げていたという。理由は『暗くて何も見えないから』。もう、ただただあきれるとしか言いようがない。暗い船内に残された乗客には死者が出ているというのに・・・。
いくら格安ツアーでも、安全面だけは手を抜かれては困る(船自体は豪華客船だが、料金は格安だったらしい)。日本国内で流行り始めた格安航空券(いわゆるLCC)も、安全だけは確保していてほしいものである。ユッケの問題に代表される食品安全も含めて、人の命に関わる部分だけは『安かろう・悪かろう』は勘弁していただきたい。
>④
福島を中心に、各地で基準値を超える放射線が観測されている、というニュースが聞こえてくる。確かに大きな問題だとは思うが・・・。ほんのわずかな放射線量で、実質的にほとんど人体に影響するとは思えない程度の状況を、重々しく伝えるニュースキャスターには違和感を覚える。
電力会社を擁護するつもりもないし、むしろ大嫌いだが、だからと言って何でもかんでも(どこでも誰でも)『放射能汚染から癌になる』と脅すような雰囲気でコメントをするのは、報道姿勢として非常に気になる。コンクリートや敷石から“かすかに”出ている程度の放射線が、実際の人体にどの程度影響するのか(あるいは影響が予想されるのか)、冷静に、公平に、客観的に、解説・報道してほしいものである。意図的かどうかは不明だが、結果的にマスコミサイドが(不必要に)大騒ぎを演出しているような状況になっていないか心配である。確かに放射線の問題は深刻だが、大袈裟すぎる(不安を煽るような)報道になっていないかは(我々見る側も)注意しておく必要があるだろう。
>⑤
1月29日に開催された民主党三役会議で、最低保障年金を導入した場合の試算(いわゆる年金財源試算)について話し合いがなされたが、野田総理はその(試算の)情報を公表しないと発表した。 『ん??? 』 公表しないメリットは何かあるのだろうか?
情報を隠せば隠すほど国民は疑うばかりだ。不都合な試算結果だったと暗に述べているようなものではないか? 将来的に年金を減額せざるを得ない、消費税率をもっと上げなければならない、などなど、あまり好ましくないデータだったと推測されるが、そもそも試算結果を公開しないで、野党や国民の納得を得られるとでも思っているのだろうか? 確か野田総理は、他の政党に(国会での)賛成・協力を呼び掛けていたのではなかったか? 正確な情報は伏せたままで、『黙って賛成しろ』とでも言うつもりなのだろうか?
尖閣諸島で中国の漁船が衝突してきた際の録画映像・・・、隠して良いことがあったのか? 原発事故の際のスピーディの情報・・・、隠して良いことがあったのか? 水素爆発やメルトダウンの危険性について公表しなかったこと・・・、後日マスコミから痛烈に批判されたのではなかったのか? 情報を隠したがる意味が分からない。先に述べた“議事録を残さないこと(あるいはわざと公表しないこと?)”も含めて、民主党の体質なのだろうか? 情報を表に出すと、責められるとでも思っているのだろうか? むしろ逆で、隠すから責められるのだと思うが・・・。事実は事実として公表すれば良いだけのことだ。
注:その後、(世論に押されてなのか)3月までに年金財源試算について何らかの発表をするとのコメントがあったようだが、何故1か月以上待たせるのかは不明。
>⑥
東大の地震研究所が、首都直下型の地震が発生する確率を『 4年以内に70% 』と発表した。以前このブログでも書いたが、地震予知ほど信用できないものはない。福島第一原発付近でも、阪神淡路地区でも、新潟中越地区でも、地震が起こる確率は3%以下と予想されていた。結局のところ、1%の場所でも70%の場所でも『 起こるかも知れないし、起こらないかも知れない 』ということだ。
天下の東大なので心配無用だと思うが・・・、どうも学者が自分に都合の良いデータだけを使って分析して、不安を煽っているような気がしないわけでもない。本当に4年以内に大地震が発生しなければ引退するぐらいの覚悟で述べているのだろうか? にわかには信じがたい。当然、災害に対して備えはしておくべきだと思う。が、70%という大きな数字を全国的に発表する責任だけは感じていてほしい。
『 いつか地震が起こる確率 』ならば100%に決まっている。だから首都圏でもいつかは必ず地震が発生する。しかし、『 4年以内』という条件を付けた上で更に70%という高確率を断言する学者の予知能力を信じる気にはなれない。自然現象なのだから『明日かも知れないし、100年後かも知れない 』というのが正しいはずだ。冷静に考えれば、『 4年以内 』という条件では、もっと低い確率を告げるべきだと思うが、いかがだろうか?
繰り返すが、だからと言って地震対策をする必要がないと述べているわけではない。たとえ確率が1%未満でも備えはしておくべきだ。7割の確率で予知を信じるほど、私は地震学を信用していないだけだ。実際、今まで地震予知が(特に巨大地震に対しては)的中した話など聞いたことがないのだから。
※ その後、今度は京都大学が『 5年以内に28% 』という発表をしたようだ。まだ、この数字のほうが少しは信用できそうな気がする。東大よりは京大が少し慎重だということか。もちろん私は、これらの(地震予知に関する)パーセンテージの表明に根拠を感じてはいない。28%だろうが70%だろうが、5年後の確率だろうが30年後の確率だろうが、最終的な結論は『明日起こるかも知れないし、100年経っても起きないかも知れない』だと思っている。
※ ついでのついでで述べると・・・。このような発表をする地震学者の方たちは、自分の発言の影響力を考慮した上で発表しているのだろうか? 70%の確率で巨大地震がくる、などと発表すれば、関東地方への観光客が激減する恐れもあるのではないか? 工場や商店が引っ越しをはじめ、海外企業が東京から撤退する、などという恐ろしい結果になるかも知れないと心配したりはしないのだろうか? 不況の日本を更にどん底に落とす危険性を考えた上で、それでも人命のためには発表しなければならないという正義感・覚悟・責任を持って70%などという高い確率を明示しているのだろうか? どうも的中した際の名誉欲が先行していて、デメリットのほうはそこまで深く考えられていないような気がするのだが・・・。
以上
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2012年01月24日
野田総理の評価 2012 『ふざけるな!』
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・ 野田総理の評価 2012 『ふざけるな!』
民主党については、昨年以来(ほとんどの場合)批判してきたように思う。年が明けてもその考えの根幹は変わっていない。野田総理についても概ね批判的に述べてきたが、評価すべき点もゼロではないと思っている。改めて現時点(2012年1月)での野田総理を評価してみたい。
ざっくりとした結論を先に述べると、鳩山・菅の二代続いた最悪の首相よりは少し良くなったと思うが、やはり減点項目がかなり多く、私の評価は低い。鳩山総理と菅総理は間違いなく0点であるが、野田総理は20点ぐらいだと思っている。
ます最初に、野田総理の評価すべき点を考えてみると・・・。大きなことでは一つだけ思いつくことがある。TPP参加を決めたことである。
これについては(農業関係者や医療関係者を中心に)多くの反対意見もあるだろうが、個人的には経済活動は自由であるべきで、政府が関与するとロクなことがないと感じているので、原則としてTPP参加(貿易自由化)に賛成である。実際ここ何十年も国が保護し続けてきた日本の農業は、強くなるどころかどんどん衰退していった。結果的に国に守ってもらわなければ何もできない弱い農家だけを増やしてしまい、自立する(つまり平等な条件で競争する)気のない人々を増やしてしまった。厳しい意見だが、保護するから甘えるのである。私は日本の農業は自由化しても十分戦えると思っている。一時的に打撃を受ける可能性もあるが、良いものは絶対になくならないと断言する。スーパーマーケットに行って肉や野菜を見ればわかる。グラム100円のオージービーフも、グラム3000円の神戸牛も、肩を並べて存在している。一箱300円のブラックチェリーも、一箱5000円の山形産さくらんぼも、どちらも淘汰されることなく競い合っている。買う人が時と場合によって商品を自由に選択できる状態が自然なのであって、(外国産に極端な関税を課して)国産を過度に保護しても、国内に弱い農家が増えるだけだ。野菜の関税はわずか3%で、米には778%も関税をかけて保護している。これはやはり異常だ。
そもそもTPPは農業だけの話ではない。農業は日本の輸出額の1%に過ぎない。他の産業のメリットを含めて考えれば、TPP参加(貿易の自由化)は当然である。短期的に見ればTPPに参加しないほうが日本の利益になることも考えられるが、長期的に見ればいつまでも一部の産業だけを国が保護しているのは異常だ。自由競争の中で良いもの(需要があるもの)だけが生き残る、これが正しいシステムに決まっている。TPPに参加せず現状を放置すれば、我々国民はいつまでも高い米しか買えず、安い米を買いたい人にその自由は与えられない。
医療については、『日本の医療制度が世界最高である』と世界的に認められている。TPPに参加したからといってそれが簡単に(アメリカの)食い物にされるとはとても思えない。びびり過ぎではなかろうか。多少自由診療が入ってきたとしても、むしろ今まで受けられなかった治療を受けられる可能性が広がるので、悪いことではないはずだ。
野田総理の評価をするつもりで、いきなりTPPの良し悪しを語ってしまった。ともあれTPP参加の方向性を示したことだけは、評価されて良い実績だと私は思っている。
次に・・・。話が長くなりそうで面倒だが、消費税増税について触れないわけにはいかないだろう。野田総理は、2012年が明けた途端に“強気”になった感じがする。これまでは記者会見も開かないほど安全運転だったのに、急に『不退転の決意で!』『ネバーギブアップ!』と強い調子で消費税増税(厳密には“社会保障と税の一体改革”)を叫び始めた。これをどう評価すべきか・・・。
単独で消費税増税だけを考えれば、いつかはやらなければならないことで、避けては通れないことが分かっているので、仕方がないと言える。むしろ他の議員が(選挙を気にして)消費税増税に触れたがらないことを考えると、勇気ある行動だと誉めるべきかも知れない。
しかし、である。増税は景気が上向きの時に取る政策で、不況の際に増税することは(国際的な常識として)あり得ない。したがって、まず景気対策を行って(少しでも景気が良くなってから)その後で増税、というのが正しい順番であるが、野田総理のやり方はとにかく増税が先で、景気対策は完全に後回しになっている。おまけに議員定数削減や公務員給与削減など、もっと先にやるべきことも出来ていないのだから、国民に不満があるのは当然である。景気が悪ければ、消費税を上げたところで税収は伸びないに決まっている。税率が上がった分だけモノを買わなくなるだけだ。より不況になる。
それでも(いつかは)消費税増税が必要なことは自明の理。だからこそ、増税路線の評価は非常に難しい。
日本の赤字額のすさまじさは誰もが知っている。税収を遥かに上回る借金を計上するという(小学生でも理解できる)おかしな予算編成を、長年続けている。気づけば赤字はダントツ世界一である。当然の帰結として、諸外国より極端に低い我が国の消費税(5%)は、近い将来増税せざるを得ない。2015年までに消費税を10%に上げるというのはごくまともな判断だと言える。自民党の谷垣総裁が(民主党批判を繰り返して)消費税の議論に応じないのは異常だ。何故なら消費税10%は、元をただせば数年前に自民党が言い出したことなのだから。むしろ民主党は選挙時に『4年間は消費税を上げない』と発言していたのであり、野田総理はその約束を破って増税に走っている。
民主党のマニフェストにも、消費税のことは一言も書かれていない。野田総理は以前選挙の演説の際に、自民党が導入した後期高齢者医療制度を批判してこう述べた。『マニフェストは“命がけ”で守るものだ。逆にマニフェストに書いていないことは実行してはならない。マニフェストに書いていない後期高齢者医療制度を施行した自民党はおかしい。自民党にマニフェストを語る資格はない』と。
だとすると、マニフェストにない消費税増税を“不退転の決意”で実行するのは明らかに裏切り行為である。もちろん、消費税に限らず民主党の過去の振る舞いは納得できない裏切りだらけだということは全国民が知っている。子ども手当も、高校の授業料無償化も、八ツ場ダムの工事中止も、事業仕分けも、高速道路無料化も、普天間基地問題解決も、拉致被害者救出も、公務員給与の問題も、議員定数削減も、天下り根絶も、脱官僚も、企業団体献金禁止も・・・、何一つ達成できていない(マニフェストは“命がけ”で守ると言っていたはずなのに)。その上に、消費税を4年間上げないという約束も反故にするということになる。
40兆円しか税収がないのに、90兆円の予算を組む民主党。そのくせ『赤字だから増税しなければならない』『未来の子供たちに負担を残したくない』と言う。そもそも・・・。最初から出来もしない、子ども手当、高校授業料無償化、高速道路無料化などという“ばら撒き政策”を掲げるから、税収の2倍の予算を組むなどという馬鹿な結果に陥るのだ。これらの“ばら撒き”を止めて、公務員給与削減、国民総背番号制導入、年金改革、天下り法人の整理などを加えれば、すぐに40兆円近く経費が浮く。『消費税より先にやるべきことがあるだろう!』という国民の声はごく当然だ。収入が40万円のサラリーマンは、毎月90万円の買い物をするなんて馬鹿な真似はしないのだ。
そんな不条理な状況も分かった上で(更に民主党が約束を破ることにも目をつぶって)、なおかつ『社会保障全体のことを考えると、現状では消費税を上げざるを得ない』という判断をしてくれる有難い人達も(かなりの数)いるのだから、本当に日本国民は優しいと思う。冷静に日本の未来を見据えて(明らかに順番がおかしいが)先に増税して後から景気対策を考えるしか方法がない、と考える人も意外といるということなのだろう。現状の日本国民に与えられた選択肢の中では、消費税増税はギリギリ許せる範囲の決断だと“諦めている”人も多いのかも知れない(震災復興の気持ちも手伝って“ある程度の痛み”を伴うのは仕方がないと)。
もちろん、国民が野田総理の増税路線を(渋々)許したとしても、小沢グループを中心に民主党内部で消費税に反旗を翻す者が非常に多いので、野田総理が抵抗勢力をどこまで抑え込めるかは大いに疑問である。もし本気で増税する気なら、反対する者は切り捨てるぐらいの(小泉総理のような)リーダーシップが必要とされる。
民主党でも自民党でもない新しく期待の持てる政治勢力(救世主)が国政に登場するのは、いつになるのか誰にも分からない。だとすると・・・。またまた1年未満で総理大臣が交代するという国際的に恥ずかしい現象が起こった挙句に、結果的にもっと駄目な総理が誕生する危険性もあるわけなので、それよりはギリギリ許せる野田総理をフォローするほうが無難かも知れないという弱気な気持ちを持つ国民が出てくることも理解できる。だからこそ、イヤイヤながらも『増税やむなし』と回答する世論も少なからず存在すると推測できる。
確かに野田総理は、TPP参加の表明、武器輸出三原則の緩和など、これまで誰もできなかった決断もしており、わずかながら評価すべき点もあるとは思う。大幅に譲歩して考えると、『鳩山、菅に比べればだいぶ良い』と受け入れるしかない部分もあるのは間違いない。民主党支持者を中心に、野田総理の増税路線を応援する人も相当数いるだろう。しかしながら私は(消費税も含めて)野田総理の行動全般を許す気にはとてもなれない。
許せない最大の理由は、野田総理がよく使う『未来の子供たちに負担を残したくない』という見かけだけの美辞麗句である。これは国民を欺くセリフだと断言する! 強い相手との戦いを避けて、弱い国民に負担を回すための嘘だ。
もし本当に未来に禍根を残したくないなら・・・。子供たちが自信と誇りを持てる日本国にしたいのなら・・・。尖閣諸島問題で中国に強く主張をすべきだ。竹島や従軍慰安婦問題で韓国と議論を戦わせるべきだ。拉致問題で北朝鮮と渡り合うべきだ。普天間基地問題で沖縄県民(及びアメリカ)と納得を得られるまで話し合うべきだ。天下りや官僚依存をストップすべきだ。農協や医師会、日教組や公務員と真正面からぶつかるべきだ。国会議員の定数を(自ら)削減すべきだし、憲法も改正すべきだ。
つまり! 困難な相手(問題)に挑戦してこそ真の政治家ではないか!と言いたいのだ。 強い相手と戦うのは面倒なので毎度毎度ファイティングポーズだけを見せて結局は逃げているように感じるのは私だけだろうか。最終的に弱い国民に(税金と言う)負担を回したいだけなのだ。諸外国、官僚、電力会社、各種団体などなど、強そうな相手にはいつも及び腰で何もできない。『不退転の決意』でやるべきことを根本から間違っている。弱い者イジメ(国民への増税)だけは『ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ』でやると宣言し、しかもそれは『未来の子供達のためだ』と格好良く(言葉だけ)飾っている。ふざけているとしか思えない。
消費税の増税なんて、いつかはやるしかないと(誰もが)分かっていることだ。“命がけ”でやるべきこと(先に手をつけるべきこと)は、もっと他に沢山あるではないか! 震災、不況、円高、電力不足、弱腰外交などで苦しんでいる人が大勢いる。もっと苦しめるつもりなのだろうか? 繰り返しになるが、増税したところで不況のままでは(国民がモノを買わないのだから)税収が増えるはずもないのだ。今後いかにして景気を良くするつもりなのだろうか? 不況を脱する方法、円高を解決する方法については何のビジョンも示されていない。『社会保障と税の一体改革』などと美しい言葉を使いつつ、消費税増税だけはスケジュールがきっちり決まっていて、最低年金保障等の社会保障のほうは具体的計画が示されたという話は聞こえてこない。
そんな中で、国会議員のボーナスや公務員の給与は増えてしまい、電力会社は潰れるどころか電気料金の10~18%アップを申請している。何故、日本国民は怒らないのだろう?
民主党も野田総理も、私には納得できない点だらけである。話が長くなってしまった。今日の結論として、私の野田総理の評価は20点(これでもまだ甘いかも知れない)。他の政党や他の人物に期待できるわけでもないので、20点の総理に頼らざるを得ないのが今の日本である。
最後に一言。今回は野田総理と民主党の批判をしているわけだが、私が自民党の復権を希望しているわけではないので誤解のないよう。民主党が苦しんでいる問題の多くは、自民党が今まで解決してこなかったものがほとんどだ(民主党は、それら全てを『解決できる!』と豪語していたわけだが・・・)。結局どちらの政党にも、自分(あるいは党)の利益しか考えない議員ばかりが溢れている。資金や選挙の票を提供してくれそうな組織と戦うつもりはなく、結果として国民に負担を強いる議員ばかりなのである。表面上の言葉に騙されてはいけない。
以上
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2012年01月16日
最近の警察の情けなさ
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・ 最近の警察の情けなさ
最近、警察関係で情けない報道を耳にする機会があまりにも多いように思う。
思いつく事例をいくつか挙げてみると・・・。
オウム真理教の平田容疑者が(大晦日に)出頭した際に、門前払いしてしまった。
台湾の女子留学生2名を殺害した犯人を任意同行する際に、自殺されてしまった。しかも愛知県警に到着した後、警察車両の中で。
広島刑務所からは殺人で服役中の受刑者が脱走。しかも、この受刑者は以前にも脱走を試みて大騒ぎを起こした要注意人物だった。
昨年の夏、大阪府警で、現金を受領する代わりに警察内部の情報を漏えいしていたことが発覚。警察署長を含め、巡査部長等が処分を受けた。
その他、警官が中高生に猥褻行為をしたなどという報道も少なくない。刑務所内での受刑者への暴行や、警察内部でのセクハラなども時々耳にする。調べてみると、なんと!毎年200件以上懲戒処分が行われているらしい。信じられない。
検察の取り調べにかなり問題があることが報道されて以来、警察の誤認逮捕の報道も増えてきている。ということは、今まで冤罪で泣き寝入りさせられていた人々もかなりいるということだ。
既に以前のブログで批判したが、自転車に車道を走らせるという無理なルール設定もあきれるばかりだ。
更に付け加えると、昨年秋以降ずっと話題になっている暴力団排除条例も大問題だ。本来暴力団対策は警察が行うべきものだ。それを、国民に責任転嫁したとしか思えない。暴力団に食事を提供したら処罰される? 会議室を貸したら処罰される? そんな馬鹿な条例があるいか!と言いたい。今どきの暴力団員はスーツぐらい着ているだろう。一般の市民がいちいち区別できるはずもない。警察がやるべき面倒な仕事を、国民にまわしただけではなかろうか。
暴力団であっても、レストランで食事はするし、ドラッグストアで薬も買うだろう。子どもを塾に通わせるだろうし、荷物も送るだろう。普通にお金を払って生活する分には、何の問題もないはずだ。そこで『売るな』『サービス提供するな』などと言われても(普通に商売している)国民は困るし、むしろ闇のマーケットが出来る原因になるのではないか?
いったい何をやっているのだろう、最近の警察は。どこか(全体的に)情けない雰囲気が漂っているような気がするのは私だけなのだろうか?
おそらく多くの警察官は、真面目に一生懸命仕事をしているのだろう。しかし、これだけ事件の報道が多いということは、何らかの大きな問題があると認識しなければならない。一部の人間の問題と考えるべきではない。明らかに警察職員全員の規律意識が不足している。立て直しを望む。
以上
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2012年01月12日
2012年 当たらない未来予想図
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・ 2012年 当たらない未来予想図
◎ 昨年12月以来、多忙にかまけてブログを更新しておりませんでした。今年も、ぼちぼち書き始めたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。
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さて、2012年:辰年が始まった。1000年に一度の大震災の年が終わり、今年は様々な面で新しい時代の始まりが予感される。2012年は、主要各国(台湾、ロシア、フランス、アメリカ、中国、韓国などなど)のトップが交代する年でもあり、変革の時期だと言われている。思いつくままに、近い未来の予想をしてみたいと思う。
★注 天下国家の大きな話題も、井戸端会議の小さな話題も玉石混交の文章になることをお断りしておきます。また、あくまで個人的な予想で何の責任も持ちませんので悪しからず。
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・ 民主党は、2012年内にいくつかのグループに割れるだろう。元々党をまとめる大義がなく、意見の異なる人間が多過ぎる。もし選挙になれば、おそらく半分近い議席を失うと思う。2012年を契機に、(橋下氏の大阪維新の会のような)民主党でも自民党でもない政治集団が力を付けていくだろう。
・ 今年は、震災復興で少し(一時的かも知れないが)景気が回復するだろう。あとは、増税だけに“ネバーギブアップ”を叫ぶ政府が景気高揚にどれだけ力を注いでくれるかだが、円高や電力不足もあるので、(民主党政権下では)大幅な景気上昇は難しいだろう。それでも2011年よりはだいぶ良くなると予想できる。
・ ヨーロッパの信用不安は、少なくとも数年は続きそうな気がする。通貨だけは統一したユーロだが、ギリシャ、イタリア、スペインなどの南ヨーロッパに対し、ドイツ、フランスなどでは『なぜ放漫経営の南欧人のために我々が苦労しなければならないのか?』という不満が渦巻いている。下手をすれば、年内にユーロ圏からの脱退国が出る。
・ 北朝鮮は、間違いなく崩壊へと向かうだろう。危機的な食糧不足にも係わらず、かろうじて国を維持できているのは徹底した情報統制が理由だが、ひとたび情報が伝われば一気に国民の不満が爆発する。まだ30歳にもならない金正恩では、国がまとまらない。3~5年で限界に達するはず。今年に関しては、徐々に脱北者(漂流難民等)が増えていくだろう。
・ 日本国内の雇用は(残念ながら今年は)まだ増えないと思う。野田政権が景気対策を放り投げたまま増税だけに全力投球している現状では、採用する企業側が消極的になるのは当然。大企業でも、厳選に厳選を重ねてようやく少ない人数を採用、という会社がほとんどだろう。東北地方だけは、希望者全員が働けるような仕組みができれば良いのだが・・・。
・ 農業は、TPPの影響もあり、岐路に立たされるだろう。大規模化するもの、小規模でも付加価値で戦うもの、国からの補助を受けて継続するもの、などに分かれ始めるだろう。いずれにしろ、“農協”不要論が叫ばれ始めるだろう。
・ 今年は、スマートフォン市場が急速に拡大する。それに加えて、フェイスブック、ツイッタ―なども活性化し、情報の高速化が進む。自動的に所有する情報に大きな格差が生まれ、近い将来(様々な場面で)知っている人と知らない人の二極化が大きな問題になると予想する。20年前と比べると個人が持ちうる情報量は100倍以上になっているはずだが、20年前と変わらない人もたくさんいるはず。この情報量の差が、(2012年以降)色々な問題を起こし始めると予言しておく。
・ 原発は、なかなか再稼働できないだろう(個人的には、安全基準を厳しくした上で、あと10年~20年は原発を動かすしかないと思っているが)。風力発電や太陽光発電等に期待する人が増えるかも知れないが、原子力に取って代わるまでにはかなり時間がかかる。結局のところ・・・、2012年は節電で対応するしかないのだろう。
・ 地球環境は・・・。アメリカと中国のせいで(近い将来)最悪の状態に陥る可能性があることは述べておく必要がある。京都議定書の後の地球環境対策は、ずっと保留のまま進展がない。そもそも二酸化炭素(温暖化)が全ての問題だなどとは思っていないし、一時的なブームの可能性もあると思っているが、アメリカ・中国の我がまま大国二つがいつも非協力的な態度しか示さないのだから、(何が原因でも)地球環境は悪化する一方に決まっている。
COPなどの国際会議を開いても、問題の先送りばかりで本当にあきれる。
・ 沖縄の普天間問題は進展しそうもない。日米関係も微妙なまま。2012年内に何らかの突破口が見つかりそうな雰囲気は全く感じられない。とにかく閣僚が直接沖縄に行って、話し合うなり、土下座するなり、強制執行するなり、何らかの行動をしない限りいつまでもこう着状態が続く。民主党でも自民党でもない政権が誕生するまで動きがないとしたら最悪だが、現状ではそうなりそうである。沖縄県民自身の(被害者意識を捨てた)決断も必要だと思うが、そのためにも総理自らが沖縄に何度も足を運ぶべきだろう。いずれにしろ2012年内の解決は非常に困難。
・ 2012年の国内の産業に目を向けると・・・。
ゲームビジネスは(個人的には嫌いだが)もうしばらくは増収が続くだろう。大人がゲームにはまる時代は何となく情けないが・・・。
デパートは低迷期が続く。震災後の今年は、アウトレットやディスカウントを利用する人が更に増えて、値引きの少ない百貨店という形態はより厳しい時代になる。
外食産業は、業界全体で安心安全が確実に保障されない限り、増収は難しいはず。ユッケなどの食中毒事件だけが原因ではなく、セシウムなどの風評被害も影響している。おまけに価格破壊も進んでいるので全体的に上向きにはならないと思う。
コンビニはどんどん成長するだろう。コンビニの商品は、昔の様に「安かろう悪かろう」ではなくなった。次々に魅力的な商品が開発され、いまや主婦でさえコンビニを利用するようになっている。様々なサービスも増えて、更に便利になるだろう。
自動車は、エコカーなどを中心に(震災の影響から脱出し)徐々に回復。
家電業界は、エコポイントや地デジ化で大きなメリットを得ていたが、円高の影響もあって(特にテレビ市場などは)非常に苦しむだろう。
観光業は、一部の地域を除いて伸び悩みか。原発事故の風評被害は徐々になくなりつつあるが、外国人観光客が(2012年に)増えることはまずないと予想する。
建設業は、ここ10年来長い下降期だが、今年は震災特需の可能性がある。しかし・・・。例年の如く大手ゼネコン有利の状況で、中小零細の建設業は相変わらず淘汰の波の中だろう。全体の企業数が減る傾向は変わらないのではないか。
・ 今年の夏はロンドンオリンピックがある。日本の金メダルは・・・、何とか二桁で10~11個と予想しておく。
女子サッカー:なでしこジャパンが、ロンドン五輪の決勝トーナメント(ベスト8)に進出する確率は、今の実力なら95%と予想する。決勝トーナメントは、2勝すればメダルに届くが、(当然ながら)1回でも負ければそこで終わり。期待も込めて、メダルを獲得する(3位以内に入る)と予想しておく。決勝トーナメントの初戦が、ブラジル、フランス、イギリス、アメリカなど強豪国でなければラッキーだが・・・。
男子・サッカーは、まだロンドン出場が決まっていない。メンバーは23才以下で構成されるが、香川や清武がフル代表に昇格し、宇佐美や宮市などの海外組も参加していない。意外と予選突破にも苦労しそうな気がするが、昔と違って層が厚いので何とかなるだろう。
・ サッカーのザッケローニ・ジャパンは、今年も確実に活躍するだろう。ザック監督は綿密に計画して戦力を増強しているし、選手のモチベーションも非常に上手く管理できている。今年はかなり厳しい相手との対戦が続くが(特に6月は連戦になる)、それでも日本代表の躍進は止まらないと予想する。ここ数年で、世界の強豪国(ベスト16程度)にかなり近づくと思う。
・ プロ野球は、(メジャーリーグを含めて)有力選手の移籍が多く、戦力分析が難しい。
セリーグは、杉内、ホールトンが加わったジャイアンツが(さすがに今年は)優勝するだろう。青木の穴を埋めようと必死のヤクルトも健闘すると思うが、2位までか。阪神は、①和田新監督がスモールベースボールに徹すること、②外国人が活躍すること、の二つの条件が整えば優勝争いの可能性もあるが・・・。やはり巨人が抜けているとしか思えない。
パリーグは・・・。ロッテ、楽天は戦力不足。ソフトバンクは、杉内、和田、ホールトンの三本柱がいなくなっては厳しい(おまけに川崎まで)。西武は、ヤンキース移籍が破談になった中島の活躍次第だと考えがちだが、逆に(来年また出ていくはずの)中島と他の選手が上手くやれるかのほうが気になる。ダルビッシュの抜けた日ハムも厳しいとなれば・・・。必然的に(着実に戦力補強をしている)オリックスが残ってしまう。オリックスと西武の争いと予想しておこう。
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さて、長々と書いてしまいましたが、当たるも八卦、当たらぬも八卦。お許し下さい。
今年は、25年前に沖縄で観測されて以来となる金環日食が発生しますし(5月21日、午前7時30分前後:九州から関東の広い範囲で観測可)、東京スカイツリーも開業します。辰年らしく、日本経済も昇竜の勢いになることを祈りましょう。
以上
2011年10月27日
自転車(チャリンコ)は歩道を走るべき!
時事問題について語るブログ
★ あくまで個人の曖昧な記憶に基づいた文章であり、多少の脚色が加えられている場合もあります。ご了承下さい。 ★ 過去のブログをご覧になりたい方は、左側の「月刊アーカイブ(時系列で表示)」又は「カテゴリー別アーカイブ(分野別で表示)」をクリックして下さい。 緊急提言! ・ 自転車(チャリンコ)は“歩道を”走るべき ※ お断り:自転車と自動車の文字がまぎらわしいので、この文章の中では自転車のことを(多少砕けた表現ですが)敢えて“チャリンコ”と表記します。 『 原則として自転車(チャリンコ)は車道を走らなければならない 』 警察庁はこの新たな交通ルールを徹底するつもりらしい。 本気か? と思うのは私だけだろうか? ブレーキのないピストと呼ばれるチャリンコの危険運転が横行して、歩行者に大けがをさせるなどの事故が多発したこともあって、チャリンコは乗用車と同様に車道を走るべきだ、という意見が強くなったことは理解できないわけではない。確かに、危険な速度で交通マナーも守らずチャリンコに乗る人は厳しく取り締まるべきだろう。 しかし、である。 チャリンコに乗るのは何も若者だけではない。たくさんのお年寄りや子供も乗るはずだ。高齢者や小中学生まで車道を走らせるつもりなのだろうか? 都市部の主要道路は、自家用車もビュンビュン飛ばしているし、トラックやバスも非常に多い。とてもチャリンコが走れるはずがないような道路も多い。 バイク並みの速度で突っ走るスポーツタイプのチャリンコならいざ知らず、今にもよろけそうな速度のチャリンコが車道を走っていたら絶対に大きな事故が起こると思う。どうしても車道を走らせたいなら、(国土交通省と相談して)自転車専用レーンでも作ってからにして欲しい。現時点では、絶対に無理がある。 チャリンコは、速度制限をした上で“歩道を”走るべきだと思っている。 車を運転する人ならわかるはずである。ドライバーが最も危険を感じるのは車の脇をすり抜けるバイクだということを。ましてやそこにチャリンコが加わるなんて、あり得ないことではないか! 運動神経の良い競輪の選手が運転しているならまだしも、まっすぐ走ることもままならないような高齢者、子供、荷物を積んだ主婦、二人乗りなどのチャリンコが、大混雑の国道の左側を占拠して走る姿なんて想像を絶する。 チャリンコ同士でも走る速度は違うだろうし、当然のように追い抜きや急停止は発生するだろう。それに伴って接触事故や追突も起こる。そうなった時でも歩道の中でなら、大事故の危険性は少ないように思う。加えて、ある程度の速度制限をしておけば、更に重大事故の危険性は減るはずだ。しかし、それが車道で起こることを考えると・・・。恐ろしい。単なるチャリンコ同士の事故ではすまなくなる。 チャリンコの運転者は、車道を走るという時点で、ある程度(無意識の内に)速度を上げるのではないだろうか? 一般自動車の速度に影響されないわけがない。自然と事故の確率も上がる。 逆に1台だけゆっくり走ってもらっても更に危険だ。車でもバイクでもチャリンコでも、周りの流れと同じような速度で走ることが最も安全で、速過ぎても遅過ぎても危険なのだ。車道に、極端に遅いお年寄りのチャリンコ、元気な高校生のチャリンコ、原付バイク、トラック、速度違反気味の乗用車などが混在する場面を想像してみて欲しい。絶対に危険過ぎる。 昔に比べて間違いなく車の運転は荒くなっているように思う。そこにイライラの原因になるようなチャリンコの群れが道路左側に登場する。ドライバーは今にも増して無理な追い越しや割り込みなどを繰り返す。その結果は見えているではないか。 スピード違反の車などは、(特に夜間などは)多少自転車と接触しても気づかない可能性すらあるのではないかと心配している。いや、実際に接触しなくとも、風圧でよろけることは十分考えられる。チャリンコは、バイクに比べても明らかに軽いし安定性もない。 チャリンコの事故を減らしたい(あるいはマナーを向上させたい)なら、取り締まりを徹底すれば良いし、どうしても必要なら簡単な免許制にしても良いと思う。しかし、単純に車道を走らせるという選択には大いに疑問がある。 警察庁は、是非考え直して欲しい。 自転車(チャリンコ)は、原則として『 ゆっくり歩道を走るべき 』だと思うが、いかがだろうか? 少なくとも私は、自分の親族には『できるだけ歩道を走れ 』と伝えるつもりである。
2011年10月13日
野田政権のわずかな長所?
時事問題について語るブログ
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・ 野田政権のわずかな長所?
野田政権発足直後、このブログで個人的な不安を述べた。その不安が的中したと言うつもりはないが、鉢呂経産相は不適切発言で辞任し、一川防衛相は『防衛の素人』発言で叩かれ、小宮山厚労相は勝手に『たばこ税増税』を叫び、山岡国家公安委員長はマルチ商法の団体との関係が取り沙汰され、平野国対委員長は『未完成の内閣』発言で野党から責められた。
野田総理自身も、会見を避けて逃げ回り、国会をわずか4日で閉じようと画策し、安住財務相もフランスのG8に参加するも何もできず、蓮舫大臣は朝霞の公務員宿舎を事業仕分けで凍結した本人であるにも係わらず『宿舎建設は私が認めている』と言い出す始末。おまけにみんな揃って『増税、増税』の大合唱。
まぁ、あいだみつおの“どじょう”を持ち出す程度の内閣だから最初から期待できない、とは思っていたが・・・。ここにきて、この“どじょう内閣”はもしかすると結果オーライになる可能性のある内閣ではないか? と思うようになってきた。
そう思う理由は簡単で、この内閣には理念やビジョンがないことに起因する。基本的な政治理念がないことによって、国民の風潮にすぐに影響されるのだ。『増税、増税』と強硬に主張していたが、マスコミと世論に誘導されるように(少しだけ)増税額を減らす方向へ動いた。『公務員宿舎は絶対に必要』と言い続けていたが、急に全員が『凍結』に変わった。要するに風見鶏であり、ポピュリズムであり、かなり世論を気にするということだ。
だとすると・・・。(本来は『政治理念がない』などという内閣は不安でしょうがないものだが)今回の場合、マスコミと世論が騒げば騒ぐほど意見を変える(割とすぐに折れる)可能性がある内閣だということであり、つまりは我々が文句を言い続ければ意外とその意見に左右される首相だということだから、まさに“結果オーライ”ではなかろうか?
不満なことがあれば、国民がどんどん非難すれば良い。自分の主張が弱く理念のない総理大臣(及び寄せ集め内閣)ならば、むしろ国民のコントロールが利くということだ。
野党の中には、『意見がブレる』『主張が変わる』ことを理由に野田政権を批判する向きもあるが、悪いほうから良いほうにブレる分には全く問題ない。むしろどんどん変えて欲しいものである。それを非難する野党のほうがおかしい(何でも批判するだけの野党に成り下がったことを意味する)。公務員宿舎建設反対を訴えていたくせに、野田政権がその通り『建設を凍結』したらしたで、今度は『意見が変わった』と文句を言う、いったい何を考えて発言しているのだろうか、野党は。残念ながら『よくぞ凍結を決断した』と誉める人は見当たらなかった。もちろん、野田総理が決断したのはあくまで『 5年間の凍結 』であって、完全な中止ではないことにも問題はあるが、少なくとも105億円もかけて無駄な宿舎を作る作業をストップしたのだから、悪い決断ではなかったはずだ。
いずれにしろ、官僚の操り人形で、特に財務省の言いなりの野田政権ではあるが、マスコミや世論が騒げば騒ぐほど軌道修正する可能性がある政権かも知れない。確固たる自分がないが故に、全ての問題に対してまずは一旦『検討する』と発表し、その後世間の論調を見ながらぼちぼち意見を集約する、これが野田政権のやり方のようだ。反応が遅いし、(石原慎太郎氏や橋下徹氏のような)強いリーダーシップとはほど遠く、外交では相手にされない可能性が高いが、民意反映という意味では、まんざら悪くない政権と言えるのかも知れないと(ここ最近)感じ始めている。
歩みが遅く、ポリシーもなく、寄せ集めの情けない野田内閣。しかし、現状では自民党に期待することも難しいようであるし、当面は民主党政権が続くことに変わりはない。とにかく目の前の1~2年に集中して、出来るだけ国民の意見に耳を傾けながら政権運営してほしいものである。甘い期待などしてはいないが、世論に左右されることも(ある意味では)長所だと考えたい。
それにしても・・・。震災直後に贅沢な公務員宿舎など建てている場合じゃない、不況の最中に増税する国などどこにもない、などという“ごくごく当たり前のこと”を、国民やマスコミの意見を聞かなければ判断できない、という内閣にはやはりイライラする。官僚による洗脳は、それほど深いマインドコントロールなのだろうか? 単に政治家に教養とポリシーがないだけのようにも思えるが・・・。
さて次は、TPP参加問題だ。11月までに参加・不参加を決める必要がある。この問題は政治家の中でもかなり意見が分かれている。野田総理は、決断できるのだろうか? 国民を納得させられるのだろうか?
以上
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2011年09月12日
嫌いなもの Part2
時事問題について語るブログ
★ あくまで個人の曖昧な記憶に基づいた文章であり、多少の脚色が加えられている場合もあります。ご了承下さい。 ★ 過去のブログをご覧になりたい方は、左側の「月刊アーカイブ(時系列で表示)」又は「カテゴリー別アーカイブ(分野別で表示)」をクリックして下さい。 ・ 嫌いなもの Part 2 前々回と同様、個人的に嫌いなものを列挙する。 01 食通、と呼ばれるような人は苦手である。味覚は個人の感覚でそれぞれ違うと思っている。特に料理を点数評価するような人は、どこか信用できない。料理の優劣を決めるようなTV番組においては、長年修行して腕を磨いた職人さんに対して失礼な評価をしているとしか思えない評論家も見受けられる。もちろん、控えめで好感の持てる評論家の方もいらっしゃるとは思うが・・・。日常生活の中で『A店の○○は最高だよ、B店の○○より3倍美味しい』などというセリフを気楽に(格好つけて)言う人も苦手だ。もちろん『 3倍って何を基準に?どういう意味?』などと訊き返したりはしないのだが・・・。 02 地震や台風などの災害後の、パターン化された報道(特に感情を煽るような報道)が嫌いだ。とりあえず悲惨さを誇大広告して(まるで国民全員に“泣け”と言っているように)、そして最終的にはアナウンサーやリポーターが『頑張ろう、ニッポン』という趣旨のことを言ってまとめる。それが一概に悪いというわけではないが、本来ニュースが伝えるべきなのは正確な情報(事実)であって、感情的な扇動に力を入れる必要はないはずである(ドラマではないのだから)。淡々と事実を伝えるべき人が、視聴者の涙を誘おうとしているかのような声のトーンで(あたかも演技しているかの如く)個人的な思いを述べることはやめていただきたいと思う。 03 同じく災害後の報道で、『行政からの避難指示はありましたか?』という類の質問が嫌いだ。要するに、何でも国や県が悪いという方向へ誘導したい(弱者正義論のような)質問だとしか思えない。結果的に、自分で判断せず、勧告や指示がないと行動しない人々を増やしているだけのような気がする。人は皆それぞれ異なる条件で生きている。年齢や性別も違えば、体力や病歴も違う。家族構成や保有財産も違うし、自宅の立地条件やその構造的強さも異なるはずだ。おまけに相手は大自然だ。予想もしないことが起こるのは当然で、万人に共通する安全基準などあるはずがない。ボケッと待っていれば行政が何でも指示してくれる、などと考えるほうが変だ。まずは自分の身は自分で守る、これが大原則である。行政からの勧告等は、あくまで補助的なものと考えておくべきだろう。何の備えもなく、何の行動も起こさず、被災したら責任だけは行政に求める、そんな風潮を助長するような報道姿勢は是非やめていただきたい。 04 パチンコ。これはどうも好きになれない。ギャンブルという意味では私も年に1回ぐらいは麻雀や競馬をしないことはないが、パチンコだけは(通い詰める人の)心理が分からない。麻雀や競馬は、ある程度本人の実力(推理力や判断力)が関係するが、パチンコは単なる機械任せの運試しではないのか? おまけに麻雀や競馬は仕事を終えた後の(あるいは休日の)ちょっとした楽しみと言えるが、パチンコは午前中や真昼に明らかに働き盛りと思える年齢層の男女が行列してまで遊興している。国としてゆゆしき問題ではなかろうか? パチンコ店を経営する友人も何人かいるのであまり強くは言いたくないが、それこそ行政が指導して営業時間制限でも(例えば夕方17時以降など)すべきではなかろうか? 子供の教育よりも大人の教育のほうが大事な場合もあるように思う。ついでに述べると、パチンコ屋の行列の中には明らかに学生と思しき人も見受けられる。学生がパチンコするなど本末転倒・言語道断である。 05 何でも二者択一で物事を判断する人が嫌いだ。原発、賛成?反対? このような思考方法しか取れない人が嫌いである。そういう人の思考は、たいてい決まっている。『国や行政 < 一市民 』、『 経済発展 < 自然保護 』、『 日本の利益 < 世界平和(人類みな兄弟的な考え)』、『 原発 < 自然エネルギー 』、『 経営者< 労働者 』という感じだろうか。これらはあくまで例だが、全てケースバイケースで判断しなければならないはずで、一概にどちらが正しいとは言い切れない問題である。それをイメージだけで(先入観で)決めてかかるなんて、信じられない無責任さだと思う。物事を単純化して判断するほうが楽だからだと思うが、多少複雑でももっと丁寧に吟味する必要があるだろう。単純思考の人が報道する側になると、伝え方がいつも同じパターンになる。『事故が起こるたびに犠牲になるのは末端の労働者です』とか、『行政がガードレールを設置していれば防げた事故でした』というような感じの言い方になってしまう。つまり、経営陣が悪い、行政が悪い、という先入観に(常に)支配されている。物事はそんなにいつも単純ではない。 06 フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングの採点が嫌いだ。スポーツなので一応は納得のいく採点基準があるのだろうが、絶対に主観が入っているわけで、毎回どこか腑に落ちない感覚が残ってしまう。01.で食通(あるいは料理を平気で採点するような人)が嫌いだと書いたことに比べれば苦手のレベルは低いが、個人の意見(評価)を押し付けられるような感覚があると、私の心の中に少しだけ拒否反応が出てきて、いつも何か納得できない気持ちが残ってしまうのである。フィギュアやシンクロのような採点競技を純粋なスポーツとして観ないほうが良いのかも知れない。 07 東京ドーム何個分、という妙な例えが嫌いだ。私は、(ライブや野球観戦で)何度か東京ドームに行ったことがある。それでも正確な大きさを把握しているわけではない。東京ドームで例えられても、何となくの雰囲気しか分からない。長さの例えの場合もあるし、面積や体積の例えの場合もある。ドームで換算するより、普通に1平方キロや、100万リットルと伝えたほうが分かり易い場合も多いのではないだろうか? ましてやドームを訪れたことがない人に伝わるのだろうか? 何故か気持ちよく受け入れられない。マスコミが『国民は単位を理解しているはずがないし数字で示しても理解できるはすがない』という勝手な前提に立って、何となくイメージだけを伝えようとしているとすれば、“なめている”としか思えない。
2011年09月04日
野田内閣は超不安
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・ 野田内閣は超不安
民主党代表選が行われ、結果的に野田氏が総理になった。最悪ではないと思う。小沢氏にコントロールされた海江田氏が選ばれるよりはマシだったろう。本来はこれだけ支持されない与党ならば解散して国民に信を問うべきだろうが(野党時代は常々自民党にそう言い続けていた)、野田総理は着任早々『解散はしない』と宣言してしまった。与党になった途端その地位に執着する姿に納得がいくはずもないが、仕方がないので野田体制があと2年続くことを前提に話を進める。
野田氏は演説が上手く、石原慎太郎東京都知事も『彼は自らの言葉で語れる政治家だ』と述べており、一定の評価を受けている人物だとも言える。組閣についても『なかなか上手く調整した人事だ』と誉める解説者も意外と多い。
しかし、である。私個人としては、かなり不安である。“超”などという言葉を使うのは嫌いなのだが、今回は敢えて『超不安』というタイトルで書かせていただく。
まずは内閣全体の印象だが、明らかな寄せ集めで、各派閥に配慮した人選であることに誰も異論はないだろう。良く言えばバランス重視だが、方向性の違う人物が多い上に、国家の大局を見られる人材が見当たらない。おそらく国としての統一的見解を取りまとめて情報発信したり交渉したり大改革をしたりするタイプの方々ではなく、一市民の視線で細々とした改善提案を出すことが正義だと思っている程度の人物が多い気がする。
もともと民主党は、党としての綱領を持たず、国を動かす上での重要なポリシーがない。鳩山総理、菅総理の失政で日本は非常事態に追い込まれていて、この最悪の状況を脱するには、①経済復興(不況、円高、電力不足、震災復興、TPP参加など含む)、②外交と安全保障(普天間問題で失われた日米関係の修復、尖閣・竹島・北方領土・拉致被害などへの対応など)に対して、断固たる政治理念を持って(一丸となって)立ち向かう必要がある。しかし・・・。野田総理の組閣は“目指す国のかたち(ポリシー)”よりも“身内同士でケンカしないこと”を優先した。あっちのグループにもこっちのグループにも良い顔をした結果、おおきな方針が異なる集団を作ってしまった。『管内閣よりはだいぶ良い』という国民の淡い期待が裏切られる可能性は意外と大きい気がする。
いくつか具体的に述べよう。
既に述べたように、現時点で最も重要なことは①経済(震災対策含む)、②外交である。経済対策が必要な財務大臣は、経験のない安住氏。外交対策が必要な外務大臣は、これもまた経験のない玄葉氏。最も重要な二つの課題を背負う財務大臣と外務大臣、共に閣僚経験のない人物を選んで大丈夫なのだろうか?
TPP参加の決断は待ったなし(おそらく11月のAPECまでに決断が必要)の状況だが、参加反対の鹿野氏が農水大臣に再選され、同じく反対派の鉢呂氏が経産大臣に抜擢された。この二人でTPP参加に合意できるのか? それとも改革をせずに古い(ジリ貧の)農業保護体制をこのまま続けるつもりなのか?
最初に“こども手当”を言い出した小宮山洋子氏が厚生労働大臣。こども手当は撤廃することで自民党と話がついたはず。小宮山氏は粛々と業務を遂行できるのか? こども手当に対する諦めがついているのか?
民主党政権になって以来、法務大臣が死刑執行しないという違法状態が長いが、平岡法相も死刑廃止論者のようで、執行の意思決定ができない可能性があるのではないか?
『米軍の抑止力は第7艦隊だけで十分』という主張の小沢氏、そのグループから一川氏が防衛大臣に選ばれてしまった。本当に国の安全保障を任せ得る人物と言えるのか?
小沢グループの山岡氏が国家公安委員長に選ばれた。山岡氏は、拉致問題に全く後ろ向きな人物として有名である。国会議員のほとんどが所属している拉致議連にさえ参加していないというから驚きだ。本当に大丈夫か? おまけに警察組織のトップが、強制起訴されている小沢氏のグループの重要人物というのも・・・、どこかスッキリしない。
管総理の最悪の置き土産“朝鮮学校の高校無償化”問題。どんな理由で北朝鮮に甘い顔を見せようとしているのか分からないが、中川文科相はリベラル派。本当に適切に対処(無償化を拒否)できるのだろうか?
幹事長の輿石東氏は、小沢氏の党員資格停止を解除すべきだと述べている。一年前に鳩山総理が辞めた際に、『クリーンな政治を取り戻すために小沢さんも一緒にやめてもらう』と言われて身を引いた人物に対して、代表戦の票が欲しいあまりに候補者全員が『党内融和』『ノーサイド』を連呼していた。司法の判断も待たずに党員資格を復活させれば世論に反することになる。小沢グループ(及びその長老:輿石氏)を手なずけられるのだろうか?
主要閣僚を個別に見ただけでも、国家的な意思決定(もちろん適切で思い切った決断)ができそうもない人物がこれほど多い。
野田総理自身も、以前『A級戦犯は戦争犯罪人ではない。A級戦犯を理由に靖国に参拝しないのは論理破綻だ』と述べていたが、組閣後は『靖国には参拝しない』と(寄せ集め内閣に気を遣って)意見を後退させた。また、野田総理は明らかな増税派であるが、閣内は一致していないのでまとまらない可能性がある(これについては、当面増税しないほうが良いのだが・・・)。エネルギー確保の問題も、原発の再稼働がスムーズに行われるか不明な状況で、楽観的にはなれない。
今のところ閣僚全員が『どじょうだの金魚だの』と威勢は良いが、鳩山・菅両氏が残した莫大な負の遺産を清算するのは決して簡単ではない。発足当初から悲観的な見通しを述べるべきではないかも知れないが、現状では(野田内閣が過去2年の反省をしていたとしても)『超不安』『期待薄』という厳しい意見にならざるを得ない。
是非、私のこの予想を裏切っていただきたい。
以上
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2011年09月02日
嫌いなもの
時事問題について語るブログ
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・ 嫌いなもの
個人的に嫌いなものを列挙する。
(お断り → 時事問題とはほとんど関係がない文章です)
01 新聞休刊日。いまやTVやインターネットの時代であり、速報性が重要である。新聞を(翌朝に)読むのは、既に前日に知っているニュースの確認作業だ。にもかかわらず(一日休んで)一昨日のニュースを掲載されても読む気がしない。昔は機械のメンテナンスなどの理由で休刊日が必要だったのだろうが、技術の発達した現代も機械を休ませる必要があるのだろうか? 『配達員の休みのため』という意見もあろうが、ローテーションで休めば良いだけではないか? TV、ラジオ、ネットなどに比べて最も情報伝達速度の遅い新聞が丸一日(しかも毎月)休むということが納得できない。
02 人間には、自分の力ではどうにもできないこと(選べないこと)がある。出身地、性別、肌の色、年齢、などである。そのような“選べないもの”を理由に、自慢するような行為が嫌いである。『渋谷生まれ』だの『横浜育ち』だの、『だからどうした?』と言いたくなる。同様に、年齢(主に若さの場合が多い)を理由に、自慢したりけなしたりする人間も嫌いである。
ニューヨークの大富豪の家に生まれるか、日本のサラリーマンの家庭に生まれるか、アフリカの戦地に生まれるか、どれも偶然であって本人の力量とは関係ない。昭和に生まれるか、平成に生まれるかも同じことである。若さを自慢している人間も、いつかは年を取る。
逆に、それら(自分で選べない事象)を言い訳にする人も好きではない。『私がもしあの時代に生まれていたら・・・』だの『もし東京で育っていれば・・・』だの『金持ちの家に生まれていたら・・・』だの、あまり興味をひかれる話ではない。
03 航空機に乗った際の、飲み物や軽食のサービスが嫌いだ。飛行機に乗っていて喉が渇いたり腹が減ったりすることなど、まずない。無駄な(過剰な)サービスに思える。むしろ睡眠の邪魔になることもある。必要な人だけCAを呼べば良い。
ついでにもう一つ、航空機に関する嫌いなこと。ずれた飛行機の窓が嫌いである。飛行機に乗ると度々遭遇する“気になること”は、座席の位置と窓の位置が一致していない航空機が意外と多いことである。真横に丁度(一つの)窓がある場合もあれば、後ろの乗客との間に半分、前の乗客との間に半分ぐらいずつ窓がある場合もある。あれほどハイテクの航空機を作るのなら、座席と窓の位置を一致させるぐらいは簡単なはずだが・・・。
04 東京中心主義の報道が嫌いだ。例えば台風が来たとしよう。沖縄や南西諸島で甚大な被害が出ても大して報道されない。離島などの場合全く報道されないことさえある。逆に東京(あるいはその近郊)では、ちょっと神田川が増水したとか、TV局近くの街路樹が折れたという程度でも、アナウンサーは結構な騒ぎっぷりである。距離的に近い場所は取材に行きやすいからなのだろうが、鹿児島の田舎町で堤防が木端微塵に破壊されても何も報道されないのに、東京では“既に弱り切った台風”でも大騒ぎしているように思える。
台風に限らず、首都圏中心主義の報道はかなり多い。
05 スポーツなどのイベントの後に、大した考えもなしに『感動をありがとう』だの『勇気をもらいました』だのと気軽に発言する人が嫌いだ。多くの場合、にわかファンが言いやすいセリフとして多用しているだけのように思う。震災の被災者でもないのに『癒された』などと言う人も、どこか“しっくり”こない。このような発言を聞くと、国全体が思考停止しているような、あるいは没個性化しているような気がして後味が悪いのは私だけなのだろうか?
とりあえず思いつくものを書いてしまった。今日の時点でブログに書くネタが思いつかなかっただけで、美しい(望ましい)文章ではないと自覚している。
以上
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