やりたいことをやるには、人生はあまりにも短すぎる。
さて本を読むか、ゲームをするか迷うところだ。

先日オークションで買ったカルティエの銀無垢ライター。
1930年代のアールデコ調の品物とのこと。
色々と機構が飛び出した形のリフトアームライターに比べると、
なるほど機構が内部に収まっていて使用時の引っかかりがなく、
そのおかげでデザイン的にも武骨さというより優美さが感じられる。
しかしながら1930年代はすごい時代だ、スクエアボーイもジッポーも
この時代に生まれているんだ。

ホールマークは恐らくイノシシの横顔、高倍率ルーペでかすかに見える。
イギリスに比べるとホールマークは見えにくく感じる。
イノシシのホールマークは近代のもので1962年まで使われており、
パリで製造されたシルバー800製品を表している。
そう銀無垢といえど800なのだ。純度は高くない。
ダンヒルパリでは結構地方製造のカニのマークを見かけるが、
カルティエはパリ製造が多いのか、正直初めてカルティエのヴィンテージを
手に入れたので判断はつかない。
画像では見えにくいだろうが、フリントホイールを回した時に
親指がぶつかる箇所(画像2枚目中央)が摩耗して少しへこんでいる。
打痕ではない純粋な摩耗の見られるシルバー製品のロマンのある事。
年代を経て、大事にかつ使われていたのだと感じる部分である。
着火率も良いので、大事に使わせていただく。

機構の話だがフリントのプレッシャーのかけ方が面白い。
フリントスプリングが直バネで信頼感があるのはいいとして、
フリント(スプリング)チューブが湾曲してフリントホイールまで伸びてる。
なかなか言葉で説明するのは難しい。
恐らくこんな感じ。
横からスプリングを入れる機構にはできなかったのだろうか?
確かにリッドの機構にぶつかるかもしれないけど出来そうなものだが。
本体幅が320㎜くらいしかないからスプリングを伸ばさないと
フリントの圧が足りないとか?たしかにそれはあり得そう。
確かに横からにすると200㎜の以下のスプリングしか入れられない。
謎は深まるばかりである。
非常に気に入っている、買ってよかった。
金無垢ライターからは少し遠ざかったが。

今日はこんなもん。
どこかでビスコンチーニは売ってないものか?
流石にそろそろ手に入れるべきと思っているのだが、
いかんせん海外から買うしかないんだよな。
新品だったら買うんだが、外人の中古ってどのレベルなのか
想像つかないから手を出せずにいる。
手に入れたい。