オーダー靴の納品時に必ず微調整が必要となる事は以前にも述べたが、まずは靴を履いて歩行、その際に生じるわずかな不備、履く人の歩き癖、足の歪み(回内,回外等)からくる不和である、採寸時は直立静止状態であり、且つ、平坦での立脚であるためにカカトを挙げた状態との違い等を補正するパット補正が不可欠となる。
出来上がった靴に足を入れるまでに踏まず距離、外側アーチ形状、踵のヒールカーブ、先寸のあまり具合、踵から立方骨までの距離等を確認し、それらがトレースやフットプリントに合致している事を確認しておくことは言うに及ばない、踏まず距離設定がトレース上で合っているにも関わらず踵が抜けやすいまたはゆるい(歩行時に踵が上下する)ならばいくつかの事が想像される、一つは捻じれ、一つは足底腱膜、一つは立方骨位置までの距離、履き口エグリ部位とヒールカーブの傾斜角度などである。
【マスターコースへの導入】
マスターコースでの授業の中に歩行の際の不備や不和の見分け方を6~8ヶ月に渡って指導し、その対策をその都度伝えてはいるがその調整用のパット作り、及び取り付ける位置指導を行う事にした。
、
現在靴内に入れるインソールは様々な形で販売されているがその多くは簡易的な処置道具でしかない、最たるものは踵の上に貼り付けるかかと抑えのようなものとかシリコン製の滑り止め等が見受けられるがその全ては履く
人の苦痛を取り去るものでは無い、紐靴の様に甲を抑える構造の靴には現在店頭で見られるインソール、パット類は使用出来てもパンプスには害はあっても改善するパットではありえない、今回提示するパットぱ問題の根本を修正し得るものであり、パンプスには必要不可欠な処置となることと言える。
14個の大きさ、厚さ、形状の異なる14個のパットがセットになっており、問題の内容に即した使用方法と貼る位置を示したイラスト付きの説明書が添付される。工房で受講した生徒ならばその活用の重要度は理解されるであろう。
出来上がった靴に足を入れるまでに踏まず距離、外側アーチ形状、踵のヒールカーブ、先寸のあまり具合、踵から立方骨までの距離等を確認し、それらがトレースやフットプリントに合致している事を確認しておくことは言うに及ばない、踏まず距離設定がトレース上で合っているにも関わらず踵が抜けやすいまたはゆるい(歩行時に踵が上下する)ならばいくつかの事が想像される、一つは捻じれ、一つは足底腱膜、一つは立方骨位置までの距離、履き口エグリ部位とヒールカーブの傾斜角度などである。
【マスターコースへの導入】
マスターコースでの授業の中に歩行の際の不備や不和の見分け方を6~8ヶ月に渡って指導し、その対策をその都度伝えてはいるがその調整用のパット作り、及び取り付ける位置指導を行う事にした。
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現在靴内に入れるインソールは様々な形で販売されているがその多くは簡易的な処置道具でしかない、最たるものは踵の上に貼り付けるかかと抑えのようなものとかシリコン製の滑り止め等が見受けられるがその全ては履く
人の苦痛を取り去るものでは無い、紐靴の様に甲を抑える構造の靴には現在店頭で見られるインソール、パット類は使用出来てもパンプスには害はあっても改善するパットではありえない、今回提示するパットぱ問題の根本を修正し得るものであり、パンプスには必要不可欠な処置となることと言える。
14個の大きさ、厚さ、形状の異なる14個のパットがセットになっており、問題の内容に即した使用方法と貼る位置を示したイラスト付きの説明書が添付される。工房で受講した生徒ならばその活用の重要度は理解されるであろう。