靴の自作工房hiro - 職人の独り言

工房のオーナー講師斎藤のひとりごとです。思いつくまま、木型についての考察や日々の発見、感じたことなどを時々更新しています。

プレ本科

2階木型修正ルーム

趣味のコースでは木型の修正は生徒さんがするのではなく、すべて私が行なっている。
このコースでの靴作りは技術習得が目的ではなく、作ることを楽しみ、出来上がった靴が市販で購入した靴より履きやすい事が主眼である。そのため、”足に合わせる骨格となる木型修正”は、すべて工房の責任として私自身が行う。
プレ本科の生徒さんは希望すれば自身での修正作業ができる。
片側を私が踵周り、甲周り、踏まず周りと修正箇所を区分して、修正された部分部分を参考にしながら修正し、修正する理由や役割の説明受けながら、生徒さん自身で作り上げていく。
この作業で自身の足の特徴や、何故市販靴があわなかったなどを理解してもらっている。 
この片側だけの修正におよそ3~6時間要すが、この作業を通じて足に合わせることの本義を理解し、奥深さを知ってもらえると思っている。
同じ場所で本科マスターコース、シニアコースの生徒さんも修正作業をする為、2階の面積のほとんどを修正作業場に当てている、一度に12名が作業可能である。

プレ本科での学習とその特典

プレ本科の本来の意義は以前にも記したが(自分自身の靴を木型を含めて自身で製作できる技術と知識を得る事を目的としている)、実はそれ以外に幾多の活用がある。
本科マスターコース受講のための基礎学習である「本科基礎コース」の学習内容とは異なるが、プレ本科で2年、もしくは1年(1回に2コマ:6時間の受講)をきちんと受講されると、本科基礎コースを経ることなくマスターコースへの編入も可能となる。

これまでに受講・編入をご相談いただき、現在「プレ本科」を実際に活用されている事例をいくつかご紹介する。

~プレ本科で受講される方々~
3月から本科受講を予約されたUさん、数年前に他校で学んだ後、靴製作には携わらなかったのだが、将来独立を目指している。他校では学ばれなかった木型知識と修正技術を身につけるべく本科での学習を決められた。お勤めで休みが不定期であるが故に、曜日を特定する必要のないプレ本科を2月まで受講し、基礎技術の再学習をし、マスターコースに編入される予定である。

10月に趣味コースからプレ本科に編入されるHさん、ご自宅が遠く、またお子さんがまだ低学年であるが故に、週に何度も工房に通う事はできない。お子さんが成長するまでの間はプレ本科で学ばれ、できれば1年後本科マスターコースに編入を希望されている。

8月に趣味コースからプレ本科へ編入されたAさん、お子さんが成長するまでの間はプレ本科で学ばれ、まずは自身の靴やお子さんの靴を作る事ができる技術を学ぶ。可能であれば、いつの日にか本科マスターコースで学びたいと考えておられる。

その他に、他校で学ばれた後、現在モカシン等を製作しているOさんは9月からプレ本科で学ばれている。靴製作の基礎技術やパンプス製作、そしてご自身の足に合わせた靴作りを学ぶのが目的。現時点では本科への編入は考えてはおられない。

・・・このように、「プレ本科」は既にある程度の技術や知識を持っている方がその技術や知識を向上すべく再学習する場でもあり、故に曜日の限定はしておらず、週1回3時間もしくは6時間を自由に選択できる。
靴の自作工房ヒロのホームページへジャンプします。
tel:03-6231-1871
東京都中央区日本橋横山町5-18

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