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岸さんは今日が木型コース3回目の受講。木型修正の作業中に少しお邪魔して、お話をおうかがいしました。
Q.岸さんはご自身で工房を開いていらっしゃるとおききしました。今回、木型コースを受講されたのは、どんなきっかけですか?

A.(他の)靴の学校(2年間)を卒業してからこれまで、オーダーやパターンオーダーの靴を作っているのですが、オーダーに来られるのはパンプスが多く て。それで以前からずっと、「パンプスを足に合わせる技術をもっと身につけたい、木型についてもう少し詳しく勉強したい・・・」と思っていました。

先日、靴作りを学びたいとある人に相談されて、その方のためにインターネットで調べていたんです。そうしたら偶然ここのHPを見つけました。
本科の内容 を見ていたんですが、それが、紐靴とかではなく”パンプス”を一人ひとりの足に合わせることに的をしぼった内容で教えているんです。それがちょうど、今私が必要性をすごく感じているところにぴったり 合っていて、むしろ私が習いたいテーマ。でも、本科にいってじっくり学ぶには時間的に難しいし、、、と思って他のページも見てたら「木型講座」というのもあったんで す!
これはもっと短期間で経験者向き、内容も木型の修正に絞ったもので、これはいいなと。説明を読みながら、もう、自分が受講することを考え始めていました。時期的に、来年からだと都合が悪いので、「学ぶなら今しかないかな」と思いすぐに問い合わせして、それからもう、数日中には見学に来ていました。

Q.そうだったんですか。卒業された靴学校では木型の勉強はあまりなかったですか。

A.いえ、木型のカリキュラムもありました。だけどオーダー靴にフォーカスした内容というわけではなかったですから。

Q.オーダー靴を作りだして初めて、木型のことって知る必要性を感じるのかもしれませんね。

A.そうですね。

Q.オーダーに来られるのはパンプスが多いんですか?

A.はい、紐靴とかだと、紐である程度は自分で調節できますし。やっぱり、自分で調整ができないパンプスだからこそ、オーダーしたいんじゃないかと思います。

Q.なるほど。ところで、木型コースは実際に受講してみていかがですか。

A.勉強になることだらけです!

Q.例えばどんなこと?今まで勉強した靴作りの知識とは違うって事ですか?

A.例えば採寸とかから違いました。採寸するポイントが多くて詳細なのは、特にヒールのあるパンプスを作る工房ならではなのかな、と感じました。フットプ リントも学校で学んだのですが、目的として、出来上がった靴に対してのフィッティング寄りだったので、実際に木型に反映させ、靴作りに生かすかというとこ ろは学べなかったかなと思います。ここでは、どんな風にフットプリントの情報をオーダー靴に反映させるか考えてフットプリントを使っているのが実践的で、 参考になります。
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Q.今修正しているのはご自身の木型ですか、木型修正は難しいですか。

A.はい、採寸箇所も多かったし、それを木型にきちんと反映させるのはけっこう難しいです。先生にあれこれ聞きながらすすめてます。でもそれがすごく勉強 になります!それに今、ちょうどパンプスをオーダーいただいてる方々にも、ここで学んでから作ってあげたいと思い、少しお待ちいただいているんです。だか ら、学んだことを実践にどう活かせるか、それもすごく楽しみで。

Q.それは楽しみですね。ロウでの木型修正は初めてですか、使ってみていかがですか。

A.ロウは初めて使いますが、粉塵を吸い込まなくていいのが本当にいいなと思います。それに、修正にかかる時間がパテとかよりずっと短くてこまめに何度も修正にトライできるのもすごくいいです。

岸さん、貴重なお時間さいてお話きかせていただき、ありがとうございます!木型講座頑張ってください!
岸さんのブログの記事
★岸さんの工房・・・cui cuico (キキコ)