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石田さんは
京都と岡山で計3つの工房を運営。靴づくり教室とオーダー靴製作に携わり25年以上のキャリアをお持ちの方です。
木型講座へは、お忙しい合間を縫い京都から通ってくださっています。

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受講スケジュールはもう終盤。(インタビューは6月下旬にさせていただきました。)
今回、受講時間中に少しだけお時間をいただき受講のきっかけや、実際に受講してみての感想などお話をおききしました。

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【受講したいと思われた理由】
Q.石田さんはご自身、
ながく靴づくりに携わっていらっしゃいます。木型講座をあらためて受講したいと思われたいきさつなど、教えていただけますか。

A. 長年(靴づくりに)携わってきた中で、インソールの製作もおこなってきました。それでディモコの情報も日ごろからチェックしてたんです。そんなとき、そのインターネットで見ている情報の中で、靴の自作工房ヒロの存在を知りました。
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Q.そうだったんですか。確かに、工房でディモコのインソールについての勉強会も以前開催していました。
また逆に、フットケアトレーナーや理学療法士の方々で、
ここへ(本科や木型講座へ)通ってくださる方もその頃から少なからずいらっしゃいました。医学的見地から足について詳しく学ばれていても、なかなか『オーダー靴の木型や『パンプス』について詳しく学ぶ場は少なく、ぜひそれを学びたいとの思いからです。それら、勉強会のこと、受講生の様子などこのブログでも一部ご紹介していました

A. そうなんです。その、ディモコのインソールの知識ともつながりがあるというところをきっかけに、ここに興味を持ちました。それでここのHPも見ていました。

Q.チェックしていただいた中に学びたいと思えるものがあったという事ですか?

そ うです。まず、ここ(自作工房ヒロ)ではパンプスを多く作っています。私のところではパンプスなどヒールの高い靴は作っていません。けれど、だからといっ てこれからも靴製作に携わり続けるのに、パンプスについて「扱わないから詳しく知らなくてもいい」とは思えなくて・・・このままでは足りない、とちょうど感じていました。

「パンプスとはどのようなものなのか、まずはキチンと知っておきたい」という気持ちで。同時に、オーダー靴の木型についても、もっともっと造詣を深めたいという思いもありました。

そ の二つを、もちろん長年靴製作に携わってきた身としては、時間をかけて独学で修得する、という選択もありました。けれど、こちらで実際に多くの オーダーパンプスを作り続け、研究も続けられている斎藤先生に教えていただけるなら、受講することが、私が求めているものを得る 一番いい方法、という考えにたどり着き、申込みを決めました。

ひととおりのカリキュラムを教えて終わりというのではなくて、実際に検証ができるというのもいいなと思いました。

Q.なるほど。

【実際に受講してみての感想】
Q.実際に受講されてみて、思っていた通りの内容でしたか?それとも、「あれ?考えていたのと違う・・・」みたいなものがありましたか。

A. 受講する最初に、(斎藤先生が)きちんと話をきいてくださって。どんなふうに進めていくかは選ばせていただけたので、想像通り・・・というか、私が想像し ていた以上に「こういうことも知っておく必要があるんだな」という新しい発見がありました。本当に多くのことを学ばせていただいています!

Q.そうなんですね。しかしそれは、石田さんが日々の靴づくりについて本当に多くの時間取り組んでこられ、深く求めていらっしゃる方だからともいえるのではないでしょうか。

斎藤先生は基本マンツーマンで教えるスタイル。生徒さんが求めているところにフォーカスした解説をしてくださるという意味でも、学ぶ側の追求する力が大きければ大きいほど、より多くを受け取る事ができるのではないかと思います。

※続きはインタビュー後編へ

★石田さんの工房 丸手印靴工房