絵空衣音の夢身衣(えそらごとのゆめみごろ)

絵空衣音(えそらごと)と読みます。 服作りをメインに、展示や発表をする際は演劇的手法で、光や音、空間も一緒に作り上げています。 また、安全面では製品作成中、人体における重篤性と発生頻度を分析し、管理点を設ける方法で安全管理を行っております。 (食品衛生管理におけるHACCP方式を服飾の場合に置き換えて管理しています。)

久しぶりのブログですね。
ファッションショーの撮影・編集の後には、ゲッコーパレードの撮影と、砂と水玉の撮影があり、
実は今映像編集している真っ只中です。


デザフェスまでには終わらすつもりが、杉野の卒業作品のショーの映像編集で無理しすぎて、
食中毒で倒れるわ、熱で救急病院に行くわで、4月5月は体調が好ましくない感じで、
スケジュールがずるずるとしてました。


今は、ほぼ元気です。
(6/4の時点で、また風邪をひきましたwwwww。これ書いてるときもコンコン咳してます。)

そんな訳で、デザフェスのお話。
絵空衣音は、2013年から活動が始まったので、もう3年は経って4年目に入ってる関係から、
メンバーもほぼ社会人になり、それを踏まえ、今年いっぱいは、他のメンバーに迷惑かけられないなぁと思い、
今回のコレクションを含め、この1年は、絵空衣音のメンバーには頼らず、
なるべく自分一人で活動しないといけないなと、考えてました。

そして展示にあたっては、合同のような形で他に
2人文化服装学院繋がりで手伝ってもらいました。

たっぷり時間をかけ今回の展示テーマを考え、
2017年の春夏コレクションのテーマは『月陰空堕』となりました。


1人になったことだし、一度原点回帰をしようと
それなら絵空衣音が出来たきっかけの、アイドルは関わってくるかな。
などと考え、やっぱりどこかあか抜けない暗さがある絵空衣音らしい。そんなテーマにしたいなと
そんなのを混ぜて、このテーマになりました。

服もアイドル関連で、推し色っていう好きな色を、さし色にできるようなサルエルパンツも作りました。
(ぱにゅぷりんさんのツイッターに上げてたリュックを見て、黒色に生える青色が素敵だなって思い、その色で
 サンプルを作ろうと思ったのも、また一つ作成秘話であります。)


そして、何より今回撮影にこだわりました。
商品を説明するための撮影は、まぁぱっっぱっって感じで撮りまして。
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印象ショットといいますか。全然商品の情報わからないけど、写真が気になる。
そういうの撮影に、にこだわりたいなと。 1人でやるからこそ、こだわりは強くその撮影の準備をしました。

食べやすくて、喜怒哀楽のどれかにカテゴライズできる。作品より
食べにくい、消化しにくい、アクが強い、胸やけを起こす、けど後を引くような。
何がいいって言い表しにくい、カテゴライズしにくい、
そんな 印象を付けたいっていうのが、常にあって。だから
分かりやすい商品説明みたいな撮影より、つい全然商品のことわかんないっていう
写真こそ、こだわりたいみたいな そんなやつです。


とにかく夜光スカートを、夜に。
そして夜空のように、高い場所で撮りたい。
さらに、照明にこだわりたいと思い、屋上が借りられるスタジオを凄く探しました。


1時間3000円とかでレンタルできる屋上がある中で、どうしてもここ使いたいと思ってしまった屋上は、
他のフロアも全て貸し切りの、カメラマン1人で撮影するにはあまりにも広すぎるスペースで
お値段もとてもはりました・・・。

けど屋上の感じほんと良くて。レンタルスペースのサイトで見てても感動してたのですが、
現実に見ても、素晴らしいと思う作りで、
持ち込んできた、LED照明と カラーフィルム(ゼラ)を使って照明の準備もしました。

そして今回の2017S/S collectionの表紙にもなりました。

僕にとっての朝と君にとって迎える日々はどこから違っていたの。


他に、ずーーーっと考えてた。絵空衣音の最高な客寄せの販売員である、ドールさんですが
ドール用の衣装展開もしたいなと思い、今回は定番商品の夜光スカートと夜繋スカートのドール用のも
作りました。


とりあえず。デザフェス前の写真のお話はこの程度で。
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映像編集編!

というわけで、撮影も無事終わり、こっからですね。
本当にきつかったのは。この編集作業。
たった1度しかない本番を、無事に抑えられるのかというプレッシャーはありましたが。
というか、次やるときは、正面から撮るカメラマンは、自分含め2人欲しいですね。やっぱり1人で撮って
サイドに2人置くってのは、極限すぎる撮り方で、安全面で言えば正面2人に、サイド2人の四人で抑えたいところろ。
といいつつも、さぁ撮影チェックです。
(リハーサルなんてのも、全然ないに等しいものだったので、一発本番みたいな感覚でした)

まず納期が本当に大変でした。本番終わってから2週間後の月曜には提出との通達。
ファッションショーを7台のカメラで撮影したのですが、その7台の映像を、ブレがないか、ピンボケがないか、白飛び、黒潰れがないかと細かく確認して、

さらに、あーーーここいい映像だわーってってところを、7台すべて確認して、
そのシーンの前後は他のカメラのうちどれが繋がりがいいかなど、他の映像との繋ぎも、いくとおりも、
細かく試して、こだわりをもって映像編集をおこないました。
約1時間のショーが大学と短大の2つなので、確認するのも簡単に言えば14時間ですよね。


しかし、絶対にクオリティを下げないように、こだわりを失わないように納期に間に合わせました。


実際のその時のスケジュールは、朝4時に起きて、7時半に毎朝家を出るので、その間3時間を映像作成し、家に帰れば、私の卒業制作の服作り。さらに絵空衣音の服の作成と納品。
寝るのは2時という生活でした。それを2週間ずっと続けて。
土日は、ぶっとうしで映像と服作り。

絶対に朝4時に起きれるように、目覚まし時計を3個アマゾンでぽちりましたよね。
起きれないと、起きれなかった自分がほんと許せなくて、翌日は起きれなかった分、夜の3時まで4時までやって。(起きれない日は、咆哮してました)

3時寝なら翌日は4時半に起きて2日かけて4時起きに戻す。4時寝なら5時起きにして翌日は4時起きにするみたいに。作業時間数は絶対に減らさないように。


卒業制作の為にミシンを踏み、映像のレンダリングという何もできない時間を利用して、注文が入った絵空衣音の服作りをして。頼れる人もいないので、相談できる人もいないですし、とりあえず一人寡黙に、たまにうぉぉおおおおおおって咆哮しながら作業を進めました。


この生活をしていると、日中、眠気が必ずくるので、エスタロンモカや滋養剤をがぶ飲みして対策。
あと私はココアを飲んでる限り、集中力が切れないという、なんか信じてるものがあって。
この期間は1日4リットルは軽く飲みながら作業してましたね。
逆に食事は摂ると眠くなっちゃうので控えめに。

そして映像ってのは、目は画面を見て、耳はヘッドホンをつけっぱなしなので、他に何もできないんですよね。
他の映像とのつなぎ目は、音が頼りになるので、そこを0.01秒まで細かく合わせていったり。
裁縫なら、音楽ながしながらーとか、アニメ流しながらーでも作業はできるのですが。

だからひとたびファッションショーの作業をすると、遊びが全くなくなるので、本当に
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
ファッションショーに向き合ってる感覚でした。
そしてかなりのコマ数になりました。すごいコマ数過ぎて、えっまだこれしか進んでないのって、驚愕
してましたね。
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この頃になると、学校での会話が、怪しくなってきて、
あれ?この話、前もこの子に話したような気がする。って感覚で話すようになってきて
その話、前も聞いたよって思われたくないから、事前に、「もしかしたらこの会話前もしてたらごめん」って
つけて話すようになってきました。

そんな感じで、ガンガン映像も、自分の卒業制作の服作りも、絵空衣音の商品も作り上げていって、2週間の
納期は守れました。そのあと、クレジットの部分などの直しで、少し伸びましたが。
ショー自体はもう変更なしで。


いやーーーきつかったー。
過去にも2か月間2時寝4時起きのスケジュールをこなしたことはありましたが、使う脳みそと、同時に違うことをしないといけないという、タイプは初めてで。なかなかのえぐさでしたな。


そんな訳で、大学からの正式オファーの、ファッションショーの撮影と編集は無事に終わりました。
杉野服飾大学および杉野服飾大学短期大学部の学生の皆様
ご卒業おめでとうございます。
少しでも思い出のファッションショーが素敵な映像としてお届けできれば幸いです。

絵空衣音でした。

先日の2017年2月11日に杉野服飾大学 モードクリエーションコース卒業制作ファッションショー 撮影・編集と

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2017年2月12日に杉野服飾大学短期大学部卒業制作ファッションショー 撮影・編集をしました。

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元々、杉野服飾大学の卒業の撮影および編集は、他の前任者がいたようなのですが、

色々と大学といざこざがあったようで、大学が他に撮ってくれる人を探していたところで、

絵空衣音メンバーが杉野と関係が深かったことなど色々ありまして、

大学側からの正式なオファーとして、卒業制作の撮影と編集を行いました。

この正式なオファーは、嬉しかったです。絵空衣音が出来たときから、映像も撮り始めて約3年。

一つの形にやっとなれてきたのかなって思いました。

服も形になり、映像も形になり、今後は3D技術の向上ですな。

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そして

事前に、それまでファッションショーを撮ってきていた方の映像を見させてもらって、カメラは4台で撮ってるのかなーとか、

わりと丁寧に、モデルを追っかけるひとだなーとか丁寧ゆえの、前回のブログに書いた 生の臨場感の欠如と、けれど映像作品にまでは昇華しきれないあいまいさ。


そんな物を感じる作品という印象でした。

ただ、ファッションショーってのは、プロのアパレルのショーの様子も、割と三脚おいて、正面からじっくりと撮るってのが主流なので、前任者の撮り方には問題はないのですが、


服飾出身のカメラマンとしては、多くの時間をかけて、仕上げた服たちには必ず、作り手のこだわりが

服にあるので、印象ショットになってもいいから、1着1着こだわり部分を見つけ出して、みてて疲れないような繋ぎとズームを行って、こだわりを画面いっぱいに映るようにしようと、考えて撮影をしました。


また、ここでも臨場感をこだわり、

メインカメラは、三脚に乗せてはいるものの、映像用の三脚に乗せて、本番中もカクつきなく動かせるようにしました。

さらに両サイドから固定カメラではなく、人にカメラを持たせて、サイドからも撮るようにしました。


こうすることで、正面からだと、遠近だけで、あまり動きがない映像から、

横から手持ちで撮ることで、ブレはおきますが、よりモデルを目で追っかけるような撮影になり、より主観的な映像になればいいなぁと。


そして、サイドから撮るカメラマンの1人は、杉野服飾の関係者でしたが、

もう1人は、私が助手として用意した方で、以前はテレビの映像で仕事をしていた方なので、

1段階上の安心感と、撮影技術でこのショーの撮影に手筈を整えました。


ちなみに私は、以前から映像を撮るときは使用している、CANONのC100Mark2と

全体の様子を、ブレもなければ面白みもないのですが、安定した画がとれるように、ハンディカムのSONY AX55でおさえつつ、正面のズームで固定した状態でCANON 5DMark4をセットしておきました。


正直5Dだけでも十分すぎる最高な映像がとれるのですが、1眼レフは30分の壁がありまして、30分未満までしか連続撮影できないんですよね。

(関税の関係で30分以上撮影できるものはビデオカメラに属されて、高い税金がかかるそうで、1眼レフはカメラ扱いにするために30分以上は撮れないっていう。いわゆる金の話ですな)

そんなわけで、連続撮影ができるC100Mark2なんですよねぇ やっぱりメインカメラは


ちょっとSONYの1眼レフの、超解像度ズームとかいうのに、心惹かれてますが。
30分未満の撮影ならこっちもありだなぁと・・・・だって50㎜の単焦点レンズが、100㎜までのばせるなんて・・・・!!もう感動ですよね。というか、大三元なら20㎜から140㎜までF2.8でいけるなんて。。。。奇跡としか。
ちょっと話がそれました。

そして、サイドからはSONY AX40


SONY AX40もAX55もハンディカムの中では、かなり優れたハンディカムなのですが、

それ以上にこれらを採用したのは、SONY独自の空間手振れ補正機能の凄さですね。

CANONのハンディカムも電子手振れ補正はあるものの、このSONYの空間手ブレ補正は、本当にすぐれもので、今回手持ちで使用するからこそ、手ブレが目立つことも考え、このハンディカムを採用しました。

一度しか撮れない本番で、一つでもリスクを発見して、事前に対策したい性格でして。

アクションカメラもGOPROやSONYなど色々ありますが、やはりSONYの空間手ブレ補正を味わうと、他の手振れには、物足りなさを感じてしまいますよね。


そして、もとテレビの映像の方は、SONY α7R IIで撮影をしました。

このカメラの上にSONYのアクションカメラもセットして、同時に引きの画も撮れるようにしました。


あと、固定カメラで、杉野からお借りしたビデオカメラをセットして、合計7台のカメラで

ファッションショー本番の撮影を行いました。

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1眼系は、ボケの綺麗さの分、2人同時にモデルがでると、本番中にF値を変えない限り、両者にピントを合わせられない失敗が多発するので、これだけカメラがあれば、7台のうち3台は1眼系であっても、なんとか他の映像が補えるだろうと考えてました。


ただ明暗差が激しい、シーンではほとんどのカメラが、画を抑えられていない事態が発生していたのは、驚きました。センサーサイズの小さなビデオカメラたちは、真っ暗になってるか、白飛び状態。

1眼系たちは、ピントがウィンウィンうごいちゃてて、モデルをとらえられない状態。

何とか、C100Mark2のワイドDRで、おさえられていましたが。今後は、ハンディカムのCANONのXA30も

会ったほうが、この事態には対応できるのかなと、改善点。(ワイドDRは、明暗差が激しいシーンでも黒潰れを抑え、白飛びを抑える分、コントラストの弱い画にはなる撮影モードです)

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そして、大学側からは、2日間おいしいお弁当を頂き、日々、学校の先生をメールを交わしながら

作業を進めていきました。


映像編集編は次のブログへ



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