上手いだけじゃ勝てない。特に世界では勝てない。2

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U-22オリンピック予選の第2戦は、マレーシアホームで行われました。結果は1−2での勝利。これで日本は2勝目。次戦は2週間後にシリアと日本ホームで開催。

今日は3−4−2−1というシステムで、トップ下2枚に家長と増田という、第1戦目に交代出場して活躍した2名を先発起用。(ちなみに、テレビ(フジテレビ739@スカパー)の戦前予想では、4−2−3−1になっていたが、多分、3−4−2−1で正しいと思う。)なお、ゴールキーパーは流通経済大学の林が初スタメン。

今日の試合は土砂降りの雨上がりということで、ピッチが水浸しでドロだらけ状態だったのだが、どうも、日本の動きが悪い。とにかく人が動かずに足元でボールを貰って、空いているスペースに立つ人にパスを出すという感じで、まるっきり攻撃としては、なっちゃいない。ボールを持って、周りを見て、空いている人に出して、ダラダラとゴール方向に進んでも点は取れないでしょう。みんな上手いから、何となく前に進むんだけど、今日も流れから点を取れるような雰囲気にはならず。

とりあえず、前半にコーナーキックから平山が押し込んで1点を取るものの、マレーシアから良いタイミングでミドルシュートを打たれるなど、時折危ない場面もチラホラ。

2点目を取れないまま、後半に入ると、2シャドーの2人が前線に張り付きだして、またしても中盤があくことに。雨だし簡単に平山に当てれば良いのに、そういうパスも出さず、マレーシアはサイドから攻撃をしかけてくるので、サイドの水野と本田圭も中々攻撃をすることができない。水野はそれでも雨のピッチを物ともせずに攻撃をしかけるが、本田は守りに忙殺されて、攻撃に関してはほとんど見せ場無し。

マレーシアのロングボールでの攻撃と、前線に3枚が張り付いたことで、またしても中盤が間延びしてきて、梶山がコンディションが悪いのか、そこを埋める動きが辛くなってきたところで、上田を交代投入。上田の運動量でトップ下に走りこむ動きを見せるようになるが、日本は3トップの動きが少なく、結局最終ラインに仕掛ける動きができず、2点目が取れない。

ここで、反町監督は動きの悪い平山から李に交代すると、この交代が功を奏し、家長がペナルティエリアのライン際までドリブルで切れ込んで、ゴール前に走りこんできた李に合わせて2点目をゲット。李は嬉しい日本代表初得点を上げた。

残りは日本のペースになるかと思われたものの、マレーシアの粘りに合って、セットプレーから1点を返される。日本はその後も、ロスタイムに入ってからボールをキープできないなど、ちぐはぐな動きは見られたものの、何とか凌ぎきって2−1で勝ち点3を獲得した。

日本代表を擁護するのであれば、週末にJリーグで試合をしていた選手がほとんどだったし、スコールの後でピッチコンディションは悪かったし、温度29℃、湿度75%という気候面での違いもあってコンディションを作るのが難しかったから、今日の試合は勝ち点3を取れただけでも良かったのかもしれない。

ただ、試合を見ていて上述したように戦術面で気になったこともあったが、それ以上に、選手の中でまるっきり声が出て無いのが気になった。誰かが大きな声で指示を出したり、皆を鼓舞したり、パスの要求をしているようなシーンは皆無だったようだし、なんだかみんな淡々と試合をしているだけのような感じだった。アウェーで苦しい試合だからこそ、声を出して、チームが一丸となって闘う必要があるのに、それができてないことが今日の試合を見ていて最も気になった。

キャプテンシーのある選手がいないのが、今のU-22の最大の問題かもしれないなと感じました。

上手いだけじゃ勝てない。特に世界では勝てない。プラスアルファが必要です。



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