大型用E-ZEUSの装着例(250000円程度から)
優秀な赤道儀ほど少ないパワーでも動く傾向があり、標準型のE-ZEUSに採用している3種類のモーターのうち最も大型のPK264モーターでも30〜50cmクラスの赤道儀を動かせます。
しかし、30cmクラスを境目に内部構造の違いから、さらに10〜20倍のパワーが必要な赤道儀もあり、その場合は「大型用E-ZEUS」を投入します。
大型用は、標準型に内蔵されたモータードライバ回路を使用せずに、モータードライバ回路とペアで供給される高価なハイパワーモーターを適宜採用しています。モーターの選択によって、どんな大きな赤道儀にも使えることがE-ZEUSの特長です。
例えば、ミカゲ光器やアスコなどの「電磁クランプ式」の赤道儀は、余圧のかかった粗動ベアリングと一体で回転させる構造のため大きなパワーが必要です。
大型用の場合も、電源や回路一式を標準型よりも大きな筐体に収めるか、ピラーのパネルに装着するか(写真の上が標準型、下が大型用)を、ユーザーに決めていただきます。大型用はパネル装着が圧倒的に多いです。

大型用の場合も電源や回路一式を標準型よりも大きな筐体に収めるか、ピラーのパネルに装着するか(写真の上が標準型、下が大型用)を、ユーザーに決めていただきます。大型用はパネル装着が圧倒的に多いです。
大型用E-ZEUSはこのような赤道儀用


ミカゲ光器50cm用赤道儀(左)には、大型用E-ZEUSとオリエンタル製5相ステッピングモーターを採用しました。
右は大型用E-ZEUSを装着したペンションスケッチブックのアスコ製35cm反射赤道儀。
パネルに主要部、電源とドライバはピラーの底


E-ZEUS主要部をピラー横のパネルに装着し、電源やモータードライバ回路をピヤーの底に設置するのが、これまでもっとも多い方法です。
左の写真の下に見えているのが電源とドライバ回路です。
全てをパネルに装着した例


中央光学工業製HG25赤道儀の場合は、ピラー横の非常に大きなパネルにドライバ回路一式が取り付けられていました。このためパネルをそっくり外して(そのまま使える状態で)、新しいパネルに大型用E-ZEUSの回路を全て装着することが出来ました。写真は、新旧パネルの比較とE-ZEUSの裏面です。
アスコ赤道儀に装着した例


2種類のアスコ製SA赤道儀へのパネル装着例。大型用E-ZEUSはピラー横のパネルに装着した方がスマートです。なお、大型赤道儀は型番が同じでも内部が大きく異なる場合が多いので、装着前の下見は必須です。
E-ZEUSは自作赤道儀にも適しています

E-ZEUSは自作赤道儀を強く意識して作られています。赤道儀の自作で最も苦労するのは、「能率的なクランプ」や「正しい目盛環」の製作ですが、自動導入の赤道儀では、クランプや目盛環は省略してもかまいません。E-ZEUSはどのよう歯数のギヤにも対応でき、様々なパワーのモーターが選択できるので、自作赤道儀にはとくに有効です。
写真は、自作40cm赤道儀用に供給した大型用E-ZEUSの筐体の外観と内部の構造です。基本的な配線を完了して出荷しました。
自作50cmフォーク式赤道儀の装着例



茨城県の山崎 正さんの自作50cmF5フォーク型赤道儀です。自動導入はソフトはYocとフォーク型に対応した特別仕様のSUPERSTAR�犬燃萢僂気譴討い泙后D郷契荏楮�用に冷却CCDカメラを主焦点に装着。銀河の導入から撮影終了まで1分以内で1時間に300コマ以上の観測をされています。自作のため赤経・赤緯軸の直交度もご自分で調整できるので、自動導入では狂いやすい北極星付近でも高い導入精度になっています。