用水路貯水池ポロンナルワ到着日のちょびっと遺跡観光。
まずは博物館横からスタートした。
10〜12世紀の間にシンハラ王朝の首都があったポロンナルワ。全盛期にはタイやビルマから僧が訪れるほどの仏教都市として繁栄していたという。かつてこの島を支配してきた歴代の王たちが都市建設の際、まず初めに行ったのは貯水池と水路の整備だったという。農耕で生きてきたこの島の人々にとって、水の確保はもっとも重要だからだ。
そんな情報を頭の片隅に入れていたので、パラークラマ・サムドラ(貯水池)の大きさにも驚き、今もなお、水路がここの人達にとって大切なライフラインになっていることに驚いた。貯水池2
パラークラマ・サムドラ沿いを南下していく。
左側には田んぼが広がり、巨大な貯水池のおかげで活き活きと稲が育っていた。
もちろん、牛もいる。太陽はギラギラだったけれど、貯水池から吹いてくる風が心地良かった。




石立像
2舛曚匹農侘像とポトグル・ヴィハーラのあるエリアに到着。
まずは石立像。
10㍓紙幣の印刷されているスリランカではおなじみの像だそうで、ポロンナルワを最も繁栄させたパラークラマ・バーフ1世の肖像だと言われているが、この像に関してはいろんな説があり、未だ謎とされている。
綺麗な白い岩肌に彫られた像で、掘ったのに、岩やのに、よくもこんなに柔らかな感じに造られているなぁ〜と感心。


ポトグル・ヴィハーラポトグル・ヴィハーラ2同じ敷地内を100mほど進むとポトグル・ヴィハーラがある。
ここは、かつて図書館だったそうで、ヤシの葉でできた仏教経典が保管されていたらしい。
ここポロンナルワも遺跡がジャングルに眠る時代があったらしいが、その名残か、森の中に静かにたたずむ遺跡の空気感がとても気に入った。
アヌラーダプラの遺跡は、現役寺院というイメージが強く、ポロンナルワは少しアンコールワットに似た感じの遺跡空気感が強い。ロープを張られて外から見学するわけではなく、自分の足を踏み入れることができたり、手で感じ触れて感じることのできるスリランカの遺跡は、見学していてとても楽しかった。ただやはり、老朽化は進んできているのはかなり見てとれた。なんとかしないといけないのだろうね。
用水路3街へ戻っていくと、貯水池からゴーゴーと流れてくる水路を発見。
そこで遊んでる人を発見!
ちょ・ちょ・ちょっと危険すぎはしないかい?
水流に流されるまま身を任せては、また戻ってくる男の子たち。たくましいなぁ〜。
スリランカには市民プールなど無いが、ここがこの人達のプールなんだろう。こういう水路の使い方も見せてもらった。


用水路4ふと振り返るとこんな景色が。
水路のある風景って、なんか良い。
この水路沿いを歩いていたら、今度は女性たちが頭やカラダを洗っていた。しかも石鹸を使って。その下流では洗濯や洗車をしている。
ほんとにほんとに、この時代でも、川で洗濯じゃないけれど、水路で水浴び、洗濯をする、ここで生活する人達にとって水路は無くてはならない存在なんだと実感した。


祭り1祭り2少し歩き続けると、なんだか人だかりが。
なんや?と近づくと、子供たちが仮装して行進の準備をしていた。警察が交通整備するほど人が集まり、お祭りのようだったが、何の祭りかは聞いていない。





歩く仮装させられ、わけもわからず泣いている子どもが何名かいた。可愛いなぁ〜。と心ほっこりしながら、またテクテク歩きはじめる。
今度は田んぼ沿いを歩いて見た。この辺は道路が整備し始められていて、工事真っ最中!の脇を歩かせてもらったが、お仕事をしている人を見てびっくり。半パン・ランニングシャツの普段着に足元はビーサンで道路工事をしているのである。もちろん、ヘルメットもナシ。
えぇ〜危ないって、もっと身体を大切にして〜と、安全靴が頭に浮かんでくるアタシであった。
強いというのか、なんなのか。



マーケットクラッシックカーで、旧市街に戻って、閉まりかけのウィークリーマーケットを覗いてみたり、普通に使われている懐かしい車を眺めながら、この日はホテルへ戻ったのである。
こじんまりした古都ポロンナルワ。ここに滞在する観光客は少ないように感じた。ハバナラのような少し離れた、整ったホテルの多い町に宿泊し、遺跡観光に来るというスタイルが多いのかな。確かに旧市街内には、きれいで施設の整ったような施設は少ない。あえてつくらないのか、つくれないのかは分からない。でも、ここポロンナルワに宿泊して、ゆっくり街を楽しむこともおススメしたいな。