
歩いてみたかった三原山。
ついに ついに 自分の目で見て 自分の足で歩くことができるだなんて。。。あぁ、嬉し。
朝8時台の元町港発バスで三原山山頂口までやって来た。
この日のルートは山頂遊歩道から火口西展望台➞お鉢巡りコース➞表砂漠➞滑走台跡➞櫛形山第2展望台➞裏砂漠➞大島温泉ホテル。帰りはバスがないのでタクシーを手配。12キロほどの行程、アップダウンがいうほどなく、4時間半で歩いた。

山頂展望台まで舗装されていて、どなた様にも歩きやすくされている。だけど、それが暑くて暑くて・・・
陰もないから灼熱地獄に感じた。
山頂までは45分ほど。ちびっ子たちも頑張ってる。でもね、足元はビーチサンダルなんだよ!ビーサンファミリーなんだよ!痛くならないのかねぇ。
でも、ビーサンでフルマラソン走る人もいるし、人それぞれか。って問題か?

火口西展望台に着いたら。。。
真っ白で見えんし( ;∀;)
上がってくる時は太陽燦燦やったのに。
風が出てきたので薄っすらでもみえるかなぁ・・・と少し待ってみるものの、諦めた。
次!!

どんどん濃くなっていくガス。


真っ白な中でも、すぅーっと見える時がきてくれた。想像していたより小さかった。
ここから地球のエネルギーが噴出した。そんなところに自分が立っているだなんて。なんか不思議。

この後行く裏砂漠方面。
なんだこの景色は


表砂漠に向かっていく。
ここからは歩く人も少なく、コース表示やルート整備はされていないという情報だったので、地図&コンパスを持参していたが、ところどころ棒が立っていたり、砂漠の中でも車が走った跡があったり、なんとなくわかるコースとなっていた。
前回の噴火後、かなりの数の観測機が設置されていて、噴火に備えての観測が細かくされているのだそう。

何かの施設だったのだろうか・・・


その昔、昭和の時代この斜面にレールが設置され、ゴーカートのような乗り物で滑り降りるというアトラクションがあったそうな。翌日入ったお店で写真を発見。
確かに、滑り降りるのには絶好の斜面。これで滑降するとは…上部はかなりスリリングだったろうな。


またこのルートが自由に歩けるところが、異次元さをより増していた。

と大興奮。
なんじゃそれ。


「第2展望台」
裏砂漠がぶぁーっと見渡せた。風が心地よい。

雲よ去っておくれ〜 と眺めながら、パン休憩。
あのガスの中、みんなお鉢巡りなのね。


噴火物のひとつ。黒い中にもギラギラしたものが見える。いろんな成分が入っているんだろう。この色のおかげでここ裏砂漠は黒い世界なのだ。

ここにも「サクユリ」が咲いていた。

同じ火山でもいろいろと違いがあるものなのだと、改めて勉強となる。「来て良かったね♪」またそう思える場所に来られたことに感謝。
その後タクシーで元町港に戻ったのだが、降車して早々「あ!ストックが無い」とアンドーさん。待ってた所に置いてきちゃったのだ。ひっひっひ。どんくせぇー。
でね、アタシの提案。「明日、原チャ旅の最後に取りに行こう!ついでに温泉入ろう!」と。