2008年07月15日

こだわりのにわとり

山羊小屋ににわとりが入って家畜小屋に
小田原で自然養鶏をしている笹村さんの所へ行ってきました。
餌の作り方から鶏舎の作り方まで見せてもらい、
手伝えることは少しでもやらせてもらいました。
そして、貴重な笹鶏をつがいで譲っていただきました
この雄が鶏らしいにわとりでかっこいいんです
卵を産みはじめたけど
増やしたいので、抱いて孵るのを待つことにしよう
初卵4978
にわとりを飼おうと思った時に笹村さんの本と出会ったのです
養鶏のことを書いてあるのですが
養鶏を通して平和を願う笹村さんの心が伝わってきました
それを真似てかとうさんちの家畜小屋の床は醗酵床なんですよ!
にわとりが糞をしても未完の堆肥が吸収してさっぱりしてる
山羊のおしっこだって余裕で吸収してしまう
きもちいい家畜小屋なんです

ひな24990
雛は別のところで購入
生まれたての雛は気温を35℃にしてそだてて
1日に1℃づつ低くしていって常温にまでするらしい
かとうさんちには温度管理できる物はないので
水槽をひっくり返して温室にして
湯たんぽを投入
でも、35℃にはならないな
4日目からは何も無し!
強く生きるんだ!!

笹鶏と交配していい鶏を作るんだ!
たのしみだなー

ひな寄せ合う4994
  
Posted by earthconscious at 22:30Comments(3)TrackBack(0)

2008年07月09日

家畜小屋の記録

家畜小屋はあっという間に出来上がってしまった
今まで廃材を多用していたので、材を洗う、釘を抜く、などの手間と
材がまっすぐでないこと
これに、時間をかけていた
しかし、新材を使ったら本当に早くできてしまった
小屋屋根あがり4934
床には未完熟の堆肥を敷いた
これは、床が糞尿でぐちぐちゃになるのを防ぎ
醗酵し続けるので、臭いもいい臭いだ
醗酵床4943
ここで、小屋のデータをまとめておこう

【家畜小屋材料一覧】
杉野地板 10坪 15,800
杉野縁 18本 4,350
杉柱 11本 15,180
金網 40m 14,000
屋根材(廃材) 0
コースレッドビス 1箱 380
スリムビス 1箱 480
U字釘 5袋 500
蝶番 4枚 960
留め金 2個 960
基礎石 9個 8,820
ボルトナット 27本 2,700
未完熟堆肥  1台 1,000
合計 65,130

【消耗品燃料等】
混合ガソリン
電気

【使用した主な道具】
チェーンソー
丸のこ
インパクトドライバ
のこぎり
かなずち
水平器
水糸
スパナ

作業時間
6/6 4:30-12:30 7h×2名 14h
6/9 4:30-5:30 1h×5名 5h
6/10 9:30-18:00 7h
6/11 9:30-12:00 2.5h
6/18 9:30-12:00 2.5h
延べ 31時間(人数×時間)  
Posted by earthconscious at 22:27Comments(0)TrackBack(0)森の中で暮らす

2008年06月10日

山羊小屋作り

都留文科大学のスタッフが6/8夜から”かとうさんち”にお泊まり
夜遅くまで、興味のままにいろんな話で盛り上がった
早朝4時起床、と同時に山羊小屋へ
早速、柱だけの小屋に梁と棟木を渡す
「えー、こんな簡単でいいのー?」
「いいんです!!」
ボルトやナットなどの金具も惜しみなく使う
技術が無い分、金具でカバーですね。
1時間経過!!
雨が降りだしたので、ここで終了
また、一見くだらない話。
大学生にとっては、大事なひととき
48929日は梁まで
翌10日 9:00
今日は1人作業だ
作業残しの小柱を立て
垂木に取りかかる
いつもの「大体、こんなもんだ!」で、ほとんどが進む
まだ途中の物もあるけど、もう3棟建てて、4棟目だから
この辺りは適当でいける。
大学生と一緒にやりたかったなーー
自分の住処を作ることのハードルがかなり下がると思うんだよな。
491610日昼垂木
昼飯時を過ぎると
時間が急に加速するように思える
1人での作業は段取りが大事だ!
丁度、屋根に取りかかっているのでなおさらだ
ビス一本忘れれば、降りなければいけない
あれを上げておいて、、せっかく下がるのだから、これも、、、
先を読んで効率を上げるのだ
この、頭と身体が高速回転している感じが結構すきなんだよなあ
492210日終了時野地板
1000本はビスを打っただろうか?
手が効かなくなってきた、ズーと同じ格好だから
身体がおかしくなりそうだ
材木を取りに降りる
小走りして、全身を動かすと丁度いいな

「おっとうちゃーん! ご飯だよーー!」

今日はここでおしまい!
17:30
  
Posted by earthconscious at 23:15Comments(0)TrackBack(0)森の中で暮らす

2008年06月07日

山羊を飼い始めました

山羊を飼い始めました
名前は「なな」はるとゆうが名付け親です
生後60日、いろんなところに声をかけて譲ってもらいました!!
かとうさんちには愛犬の”もも”がいるので、
「がぶっ」とやらないか心配でしたが2人は仲良いのです
4889なな
そこで、スタッフの研修も兼ねて、山羊小屋作りをしています
廃材で、、、といきたいところでしたが、
今回は地域の材で建ててます
材料費も6万円ぐらいでいけそうです
かかった費用も公開しようかな?
2人で1日、作業時間7時間30分でここまでいくもんですね
4888山羊小屋1日目
これから楽しみー!!  
Posted by earthconscious at 19:14Comments(2)TrackBack(0)森の中で暮らす

2008年03月01日

薪ストーブの煙突

かとうさんちの薪ストーブは全て自分で取り付けた
ストーブに火を入れれば、数100度にはなる。
寒さのあまり空気を沢山いれて強火にしたら、
ステンレスの煙突が赤くなったこともあった
4207煙突

施工の方法が解らず、壁を煙突が抜けるところを
燃やしてしまって、水をかけて消火!!なんて
危ないこともあった。
今年はメガネ石という石を壁にはめ込んだので大丈夫!
4325煙突下から

雪の降った日に煙突の下を見てみると
黄色い液体が、、、
これは、キツネのおしっこか??
いやいやそうではないなーー
酸っぱい臭いがする
木酢液ですなー
とっておけば、入浴剤にもなるなー
畑の土壌改良や虫除けにも使えるなー
とっといてみようかなぁ
4325木酢液
  
Posted by earthconscious at 21:00Comments(3)TrackBack(0)森の中で暮らす

2008年02月19日

雪に埋もれる畑

雪が積もっている畑ってどんなだろう?
早速、畑へ
現在、畑にあるものは
キャベツ、大根、人参、ネギ、それしかない
その他は春を待っているつる性の豆たちだ
4217雪の畑キャベツ

予想をはるかに上回る実りだったキャベツ
寒くなって、成長は止まったままになっている
まだ半分位を畑に残しているのだが、、
この通り、雪に埋もれていた
この辺りの最低気温はマイナス7〜8℃くらいにはなる
雪は0℃だから、野菜たちには少しは楽になったのかな
キャベツの端っこを食べてみると、これがまた甘いんだ!
凍らないようにがんばってんだなーー
4212雪の畑エンドウ

春に収穫を目指しているスナックえんどう、さやえんどう、いんげん
みんな11月初旬に種を蒔いて目を出しておいた
20cmくらいにしたかったのだが、以外にあったかくて
40cmくらいまで大きくなり過ぎてしまった
大きくなり過ぎれば、冬を越せないかもしれない
小さければ、春になって一斉の芽吹きの優位性が危うくなる

やっぱり、寒い風に当たって半分くらいはしおれてしまった
来年は寒くなり始めたら藁でも掛けてやって防いでやろう

雪をかぶってもう少し辛抱だね

  
Posted by earthconscious at 23:00Comments(1)TrackBack(0)無農薬無肥料の畑

2008年02月15日

足跡

雪がたっぷりと降った日は
庭先が面白い
日頃見えない動物たちの動きが見えるのだ!
4191足跡森の中縦

テンか、キツネか、アナグマか?もしくはネコか?
こないだ見かけたテンかな?
夏に見たうさぎの足跡はないなあ
複数の足跡があると更に想像が膨らむ
逃げるものと、追いかけるもの
お腹へってるのかなぁ?
逃げ切ったかなぁ?食べられちゃったかな?
4199足跡アップ

ここからジャンプしたのか
一度止まったみたい
さっき通ったようで肉球や爪の跡までくっきり写っている

敷地内をいろんな動物が通過していることが解る
僕はこんな暮らしをしてるけど
彼らはどんな暮らしをしているのだろうか?
  
Posted by earthconscious at 23:00Comments(0)TrackBack(0)森の中で暮らす

2008年02月11日

味噌作り50kg

朝、起きたらまずは火を焚く
昨晩水に浸しておいた大豆を煮る
寸胴鍋に3つ 合計で16kgの大豆を一気に煮る
薪はかなりの火力があるので
豆を煮るには好都合
吹きこぼれてアクがとれて丁度いい
3時間くらい煮れば、指で潰せるくらいに柔らかくなる
4156豆茹で

少し冷しながらみそきミンサーに入れていく
子どももお父さんも張り切ってます
4166味噌切り機

ミンチにあった豆に麹と塩を入れる
大体混ざったら、大豆の煮汁を加えて
味噌の堅さに調節すればオオケイだ
あとは、空気が入らないように勢いよく
樽に投げつける

麹菌によって醗酵してうまい味噌になる
4174味噌樽

今かとうさんちで食べているのは昨年漬けた味噌
手前味噌だけど、本当にうまい
甘みがあって、お酒のような香りがする。
近所にも好評なのだー

今年の味噌はどんな味になるのか?
楽しみだな


  
Posted by earthconscious at 22:30Comments(0)TrackBack(0)森の中で暮らす

2008年02月07日

小屋を建てる体験 建具〜終了

今回は日野市の先生がお手伝いに参加!!
女性でも充分に力を発揮!
やっぱり先生はすごいね
それは、状況を観る能力があるということ
当然、やったことのない作業で、触ったこともない工具を使う
そんな中では、間違いを怖がっていては何もできない
だから、聞いてやる!
初めてなのに、スムースな動きが印象的だった
4130日野先生

この扉は万博のパビリオンのもの
本末転倒だが、この小屋はこの扉の大きさに合わせて
設計したので、床から屋根までの高さにぴったりだ
ここまで来ると、水平がどうとか、垂直とか、
そういう問題を細かく対応していられない
「扉は開くか?」
単純な判断で建て付けられる
4125デカ建具

この3人が今日までの全ての行程を見てきた
中学生は言う
「最初はどうなるかと思った、だって、一回目はひたすら草刈りと
土を固める作業で、今の状態を想像できなかった」
まだまだ、形ができただけ、やることはいっぱい、完成は遠い
しかし、彼の人生に対する冒険心に火を着けることはできただろう

昔から人間は自分の力で自分の家を作ってきた
お互いに助け合い、知恵と力を出し合っていきてきた
「今の僕たちにも家を作る力があるんだ」
という確信を持つことができた
41531月最終

日野市の先生との付き合いは
教員研修をさせていただいたことからつながっている
夜は僕のお気に入りのCafe「ナチュラルリズム」にいって
語り合ったり、相談しあったり
「先生がいつも楽しそうだったら、、子どもたちも楽しいのではないか?」
単純にそう思う。
「先生、また遊びに来てね」
子どもたちの教育に間接的にでも関われたかな?

  
Posted by earthconscious at 22:30Comments(0)TrackBack(0)小屋を建てる体験

2008年02月03日

これは”牛蒡”です

これはなんでしょう!
4106ごぼう

タイトルで解っちゃ多人もいると思いますが、、
この塊
土に見えるでしょう!
これ ごぼう なんですよー
寒くなってきて、敷地内の森の畑周辺は枯れ草だらけに
なっているのだけれど
それを見て、突然思い出したのか
美里が「ごぼう掘りしよう」といったのがきっかけで掘ってみた
「たぶん、この辺だなー」
土の中で手に当たる物が、、
ずいぶん大きいな
ヤツガシラみたいなごぼうが出てきた!
「なんじゃこりゃー!」
「ほんとにごぼうかよー うまいのかなー」
いろんな憶測がされながらも”わくわく”してしまう私たち
周りを掘りまくっても全容は現れない
まるでタコのようで、
ヤツガシラのような頭から普通のごぼうが足のようにでている
「こーなったらー」でっかいスコップで
ばきーーー!!

このごぼう 最高にうまい!
焼いて良し、煮て良し

ごぼうは一回作ったら最低8年はその場所で作れないらしい
多分、化学肥料には入っていない微量な栄養素が沢山必要なんだな
そう思うと、ごぼうって特殊な味がする気がする
豚汁に入れたときと入れない時の味の違いととたら明確だ
他に代えようのない野菜だね

来年はどこにつくろっかなぁ  
Posted by earthconscious at 22:30Comments(0)TrackBack(0)無農薬無肥料の畑