5月4日、前学期から計画を立ててい屏東で蔡さんのお爺さんの介護をなさっているインドネシア籍のアーティさんを訪ねた。
その日の日程やアーティさんとの話はモモさんの感想に詳しく書いてあるので、ここではその日に感じた私の個人的な感想を書きたいと思う。
まず、屏東まで台中からだっと結構距離があってなかなか行き難いところであったが、今回は蔡さんのお爺さんの処を訪ねるという形で蔡さん及び蔡さんのご両親にも色々お世話になってもらい、本当にありがたく感じている。また、休みの日なのにも私たちの訪問のために貴重な時間を空いてくださったアーティさんにも本当にありがたい。
蔡さんの実家の周りには同じ仕事をなさっているインドネシア籍の友達が7人くらいで(介護労働者はすべてインドネシア籍だと言う。)、休みの日になると高雄のインドネシア籍の労働者たちが集まるところにお出かけし、買い物や食事などをすると言う。そこがどこかを聞いたら、友達に連れて行ってもらったせいか、説明は出来ないと言った。たまたま帰り道でバスの時間が余って高雄駅の周りを回る途中、外国人労働者や、店などを見つけることが出来て、アーティさんが来たところがここではないかと思った。時間が結構遅かったせいか、多くの外国人は見えなかったが、店の看板などを見て十分推測出来、思わずいい経験となった。
アーティさんは二度目の台湾だと言うが、中国語がすごく上手であった。来る前に3ヶ月の中国語の授業を受けたと言うが、実際に介護をされている多くのお年寄りは中国語が話せない場合が多い。蔡さんのお爺さんも日本語と台湾語を話す人で、結局台湾に来てからまた台湾語を学ぶしかない。中国語は雇用者になる子供たちとのコミュニケーションのためであって、仕事しながらもある時は中国語と台湾語の二種類の言語を学ばなければならない時もあって(専門的な教育ではない)、仕事面以外にも色々な面で苦労しているのがなんとなく推測出来た。
外国人としてなかなか経験にくい経験をさせてもらい、いい経験にはなったが、アーティさんの雇用者である蔡さんのご両親が一緒にいったのでお互いを配慮し、色々聞けないことがあったので少しは残念であった。