かたくなにレーシングの試乗会に行ってきた。

 もちろん興味はR≧35のGSである。噂では…『曲がらない』『思ったほどではない』…などいろいろ聞こえてくるが、そこは自分で経験してみるのが一番。 SAJも公式な発表として、13-14シーズンは『FISのルールを採用する』を発表しているので、1年前とは状況が違う。
前例では大会が大きいと、準じてないスキーではスタートさせないこともあったとか。。。また、スピードを下げることが目的のルール改正なので、準じていないスキーの方がタイムは早くなる・・・ので、準じているかがタイムに出てしまう・・・と言われれば、R≧27で滑るのは気が引ける。。。

…とは言え、サンデースキーヤーにどれほどの影響があるかを考えると・・・まーまー硬いことは言わずに・・・で、スタートできてしまうのが現実ではないかと思う。今でもR<27で滑っている人も珍しくない。ましてやマスターズはもっとすごい状態である。


これからオフに向けて楽しく悩む(?)ためにも、試乗の感想を書き残しておきたい。


オガサカ 195cm
一番に借りたのがオガサカ。扱いやすさでは定評があり、足慣らしもかねてチョイスした。滑った感じは・・・長さは感じるけどサイドカーブは感じなかった。後半の切り上がりが強く、溢れる心配がなく安心感もあり、まっすぐ攻めていくにはいいかも。でも、急斜面では後半の荷重が強くなりそうで、やや怖い感じもあった。

Volkl 191cm
直進性が強く、曲がらない印象。撓み難さで直進性上がっているようにも思ったが、何か乗り方があるかも・・・とも思った。私にはちょっと難しい。

SN3T0025



Atomic 191cm
エッジグリップは変わらず良い!細いせいか、角が立てやすく、今のR≧27との差も『抜けが良くなり、高速系にかわった』程度にしか感じない。これなら、違和感なく履き替えられそう。

Stockli183cm(R≧30)
SN3T0026
これはいわゆる女子用ではあるが、『R≧35は間に合わなかったんです。R≧30も前日に成田着き、取りに行って、徹夜でWAXだけかけてきました。』とのことでした。ご苦労様でした。良い意味で素直な感じ、良く曲がるし、綺麗に曲がる。試乗したスキーは短かったせいか、やや硬めに感じた。

HEAD195cm
噂のテッドリゲティーを好成績に導いた注目のスキー。ブーツセンターが合わせられないせいか、言うことを聞いてくれない。印象は硬い!の一言。まったく歯がたたなかった。修行が足りないか?

FISCHER195cm
いかにも「フィッシャー」だった。後半の走りはバツグンだが、スピードが出てないと何とも扱いにくい。十分使える範囲と感じたが、リスクも大きい感じ。

Elan195cm
SN3T0027
エランは、以前から落ち着きのあるスキーの印象があるが、重いのがやや難点だった。
このモデルは、落ち着きのあるのはそのままに重量は軽く感じた。エッジグリップはATOMICと並ぶぐらいあるが、癖がないので乗りやすかった。腐った雪にも変にとられることなく前に進んでくれた。十分使える範囲。
ただ・・・左右が決められているのは個人的にはちょっと。。。

一日GSを試乗したが、R≧35は…そんなに騒ぐほどではない…と言うのが感想。会場には専用のゲートセットもあり何度も入ったが、慣れないスキーを履いている程度にしか感じなかった。
新しいスキーを使えば、慣れるまでは、多少の苦労はある。それよりメーカー毎の個性の方がサイドカーブよりギャップがある。

【注意点がある】
最近は試乗用スキーに装着されているビンディングが、一般モデルが多い。このため、一部の限られたソールサイズ以外は、試乗時にブーツセンターが合っていない。今回もソールを合わせた際にブーツセンターが合うビンディングを使っていたのは、オガサカだけ、フィッシャーは2本の板がソールの短長に分けてあった。
ATOMIC、SALOMONはトゥーピースが動かせるので、自分で勝手に合わせて滑っていたが、他は合っていない状態で滑らざるを得ない。
生まれた時から長い付き合いの我が足は”小さ目”で、トゥーピースが動かせなければ、標準よりブーツセンターは10mmほど前に置かれる。ATOMIC、SALOMON系のトゥーピースは7mm単位で動かせるが、それでもフィーリングはかなり変わる。