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野田首相が8月にTPP交渉するような話が産経に出ていた。これは何が何でも止めなければならない。今は3党合意の消費税増税法案が参院で揉めている。野田首相は自民党参議院を約束破りで激怒させてしまったため、このままいくとこの法案は止められる可能性が出てきた。あとは内閣不信任案が出されれば、そのまま解散に追い込めるかもしれない。

それにしてもTPPは危険である。しかしどの程度危険であるかわかっていない人が多い。なにしろ政治や経済にそれほど関心の無い人は、「TPPって聞いたことあるけど、何者なのかよくわからない」という人がほとんどではないだろうか?難しい話をして、その話を理解して自分の意見を持ってくれるのであれば問題無い。でも難しい話はとりあえず苦手・・・という人が多い。そういう人にはとりあえずこう聞いてみる。「お店に売られている食品で、食べたら危ないかもしれない薬品が入っているけど、商品のラベルにそれが書かれていないって、それって納得できる?」・・・こう聞くと、ほとんどの人は「そんなの納得できないに決まってるだろ!!!」と答える。あたりまえである。「TPPに入ると、遺伝子組み換えやBSEの可能性のある牛などの表示規制が撤廃される可能性がある」ということである。

他にもTPPの日本におけるデメリットは計り知れないが、一般国民についてはこの辺りのことを知ってもらえば大抵反対の意見を持つ。ところがTPP推進派は「表示規制は撤廃されない可能性が高い」などと根拠の無いことを言う。これはよく考えれば分かる。TPPとはISD条項がセットでくっ付くのである。過去にNAFTAにおいて、カナダ政府がアメリカ企業からガソリンの成分に関して訴えられて負けている。ということは、TPPに入れば日本もアメリカ企業に「食品の成分」に関して訴えられる可能性が高い・・・ことになる。さらに言えば、TPPに入っている状態だと、「日本の食品表示規制」がアメリカ企業がいつでも撤廃できる状態に常にある・・・ということである。これでは日本国民は枕を高くして眠れない。

TPP賛成派といえば、グローバル投資家のような一部の富裕層や大企業である。その他にも産経・日経などのマスメディアもこれに該当する。数日前の日経の社説に以下のような記事が出ていた。

日本経済新聞 2012/7/13
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO43701840T10C12A7EA1000/
(引用)消費者が求める食品表示に
 いくら詳しい情報を羅列しても、肝心の消費者にわかりにくければ意味がない。菓子や冷凍食品、調味料などの包装に印刷された「食品表示」のことである。
 今の食品表示は主に食品衛生法、日本農林規格(JAS)法、健康増進法の3つの法律で定められ、義務付けられたものと任意のものが混在している。表示ルールを見直そうと、消費者庁が有識者の検討会で議論を進めている。
 だが、検討会では表示項目の拡大や義務付けを求める消費者団体側と、任意の表示にとどめるべきだとする食品業界側が対立し、とりまとめが難航している。
 大切なのは、消費者が食品を選ぶ際に必要な情報をわかりやすく表示することである。限られたスペースにあらゆる情報を載せるのは不可能だ。文字が小さくなって読みにくくなるのも避けたい。
 表示項目を精査し、優先順位を付けるべきだ。深刻な健康被害をもたらすこともありうるアレルギー物質や、食中毒に関わる賞味期限などの情報は優先して載せなければならない。
 同庁の素案では、原料の原産地表示などの原則義務化が盛り込まれている。だが、消費者が原料の原産地を知りたいか否かは商品の種類によってかなり違う。まずは消費者が求める情報を把握し、コストや手間を検証したうえで現実的な答えを出すべきだ。
 遺伝子組み換え原料の表示義務についても慎重に検討する必要がある。今は豆腐や納豆といった食品に限られている表示義務を食用油などにも広げるべきだという声が消費者から出ている。一方で、表示義務の対象を広げれば価格上昇を招くなどの懸念もある。
 消費者自身が、遺伝子組み換え食品の安全性などについての基礎知識を身につけられるような食育も大切だろう。
 食品業界団体や企業も、顧客電話相談やホームページ、店頭、工場見学などで積極的に情報を公開し、消費者との間に信頼関係を築くことを忘れてはならない。
(引用終了)

日経はTPP賛成にもかかわらず、上記のような記事を何食わぬ顔で平然と書いている。まるでこれこそが国民目線だと言わんばかりである。ところが先ほど書いたように、TPPに入ると食品表示規制が撤廃される可能性が常にあるわけである。明らかに食品表示を重視することと、TPPに入ることとは相反する。日経は二枚舌なのか?それとも単なる大馬鹿なのか?いい加減にしろ、日経!!!

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