一時はチョウハンに追いかけられ、ストレスを抱えて鰭が白くなった2匹のナミチョウ。
今朝にはほとんど気にならないくらいに回復していました。
まだ我が家に来てから僅かに1週間ですが、餌付けからストレスを受けての復活まで早すぎる展開です。

IMGP2592

何より食欲が旺盛で、朝から晩まで1日中食べているような状況です。
体長は現在12~15mm程度の本当に小さな個体です。
実際このような小さな個体は以前に一度トゲチョウを飼育しましたが長期飼育とはいきませんでした。

今回はスタートでいきなり躓いてしまい、飼育者としての反省をしつつも残りの3匹に振り回されっぱなしの状態です。
ただここに来てナミチョウの2匹が食べに食べてくれて、心配のない状態にまで回復したのが唯一の救いでもあります。

もちろんチョウハンは相変わらずで、爆食状態が今も続いています。
とにかく3匹とも1日中食べています。

ちなみにチョウチョウウオの飼育でチョウたちがストレスと感じるものを書き添えておきます。

①虐めや喧嘩(同種同族の混泳は危険度大)
②強い水流
③低PH
④低水温・高水温
⑤音特に打音や破裂音
⑥強い光
⑦強すぎるエアレーション
⑧眠りに適した場所がない水槽

ざっと書きましたが概ね上記のような状況はチョウにとってかなりストレスを与えますし、場合によってはストレスから最悪拒食になって死んでしまうケースが多くなります。

個々には、虐めに関する限り同種同族は危険大ですが、スズメダイ系(クマノミなどは特に)も危険大です。
その他にはヤッコ類やメジナなども危険大です。
ホンソメワケベラやベラなども混泳不可です。
フグやハリセンボンなどの肉食魚は言うまでもありません。

強い水流に関しては、特に注意すべきが小さな水槽に大きなろ過装置があるような場合。
よく外部ろ過を使用している方々は、殆どの場合適合サイズのワンランク上の物を使っていたりします。
つまり水流が強すぎてマメチョウ飼育には向きません。
そして最も最悪なのが、小さな水槽に落水型やサイホン式のオーバーフローを配したようなもの。
我が家でも失敗の経験がありますが、マメチョウは夜しっかり寝ます。
ガンガン流れるようなオーバーフロー構造では疲れて死んでしまいます。
また水流器なども同様に直接チョウたちがいる場所に当たらないような工夫が必要です。

PHに関しては8.2以上8.5未満であること。
8.0以下であればすぐに拒食になり白点だらけになってしまいます。

チョウチョウウオの適水温は24~28度です。
中でもチョウたちが喜ぶ温度は26~27度です。
20度以下になるような場合には、死んでしまいますので要注意です。

音に関してはチョウに限ったことではありませんが、絶対に避けるべきものです。
特に破裂音や打音は魚たちが驚いて衝突を招く一番の原因です。
ちなみに魚の死因第一位は”衝突”です。

光の強さも魚にとってはストレスになります。
また照射時間はできれば季節に合わせた日照時間で行うのが望ましいのかもしれません。

水槽内におけるエアレーションは、実は魚にとってかなりのストレスになっています。
但し、餌付けの最中には、どうしても食べ残しが増える為、水質保持のためにもある程度は仕方がないと私は割り切っています。
ただし、ストレスになることは確かです。
また、エアストーンでは激しくエアレーションをしても溶存酸素は増えませんのでご注意を。

チョウが眠るのは狭い岩の隙間です。
水流に持っていかれないような静かな場所で爆睡します。
ですので、必ずライブロックなどを配して寝床作りを行ってください。

チョウチョウウオ飼育は上記の事からもわかるように、非常に厄介です。
必ず毎朝鰭をチェックして、白くなっていたりボロボロになっていたりしないか確認をしてください。
ちなみに、チョウチョウウオが白点病になって薬浴などを施すことが当然のように書かれているものが多数あります。

これらは全てデマであり嘘です。
チョウに白点などの症状が出ている場合には、全てストレスによるものであり、ストレスを取り除かない限り症状が治まることはありませんし、そのままでは命の危険が差し迫っていると考えましょう。
白点病はクリプトかリオンイリタンスなどの線虫によるものではありません。

貴方のチョウが無事に育ちますように。。