ネイチャーアクアリスト

海水魚を主体としたブログです。

カテゴリ:ミドリフグの飼育

我が家の三番目のハリセンボンのキューが7月に飼育7年目に、3匹のミドリフグがこの8月に飼育8年目に入りました。
ハリセンボンの体長はおよそ32~3cm、ミドリフグの体長はおよそ10cmです。
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ハリセンボンに関しては、今年の5月にやってきた花を除けば、全てのハリセンボンが巷で言われている5年生存説を越えたことになります。
個人的には5年生存説なんてあり得ないと考えていますが、なぜかネットの世界では未だに堂々と3年から5年生存説を訴えているサイトが殆どで、如何に信憑性のないサイトばかりなのか少々呆れ気味に見ています。

また淡水ミドリフグもあり得ないことなのですが、そんな嘘を平然とでっち上げ流布しているサイトも数多く存在しています。
観賞魚の世界がなぜこれほどまでに嘘ばかりなのか、逆にここまで来ると観賞魚に関する限り真実が書かれているサイトに遭遇する事の方が稀なのかもしれません。

ハリセンボンと違って「汽水」という特殊な環境で生活するミドリフグは、どうしても淡水寄りに引きずられたり海水寄りに引きずられたりします。
海水・淡水どちらでも飼育が出来ると思われがちですが、長期飼育となるとそうもいきません。

もしミドリフグが海水で飼育が出来るならば、ミドリフグはフィリピンやインドネシアでも繁殖していなければなりませんし、沖縄の離島でも確認できなければなりません、逆に淡水で飼育が可能であればタイやベトナムなどの奥地でも繁殖していなければなりません。
でもそのどちらでも繁殖は認められませんし、現在の繁殖地が広がることもありません。
つまり汽水という環境こそがミドリフグにとって唯一生存が可能な水質であり、それ以外ではないことを示しています。

ちなみに我が家のミドリフグの塩濃度は1.012~1.014あたりをキープするようにしていますし、現在いるミドリフグたちには、これまで海水飼育や淡水飼育をしたことはありません。

以前はそれこそネットの情報に踊らされて、淡水や海水にしたこともあったのですが、長期の飼育の中では共に発育不良や体に異常をきたしました。
何よりそれらの環境に晒すことで短命になります。

一時的にでも海水比重や淡水比重に晒したミドリフグたちは全て6歳の誕生日を迎えることが出来なかったからです。
ゆえに現在のミドリフグたちには、一切海水比重も淡水比重にもならないようにしています。

また餌はなるべく自分たちで捕獲して食べられるように、多数イソスジエビやヤドカリなどを同居させています。
人工餌はクリルや乾燥赤虫以外は受け付けてくれないので基本与えていません。
なので日常的には生きているエビ・蟹・ヤドカリ・アサリ(しじみはうちのミドリフグたちは食べない)でその他冷凍の赤虫などを与えています。

時々増えすぎたミナミヌマエビを与えますが、この時ばかりはパーティが始まります。ミドリフグにとって淡水のエビは特別な餌であることは間違いないようです。
イソメ類も大好物ですが、日持ちもせず管理も難しいので1年に数回程度しか与えていないのが現状です。
ただ基本的には人工餌だけでの長期飼育は難しいです。

人間の都合だけで、短命で終わってもまた買ってくれば良いと考えるなら何でもありでしょうが、もし大切に長期に渡って飼育をしたいのであれば天然の生きている餌は必須です。

現在我が家ではミドリフグ水槽は魚部屋の一番奥にあるせいもあって、人間との接点が少なくなり、なかなか私たちに懐いてはくれませんが、人と常に接する環境にあれば、人間が水槽に手を入れても驚かないくらいには懐きますし、手から餌を食べるようにもなります。
我が家のミドリフグ飼育も11年目に入り、やっとミドリフグたちを安定して育てられるようになった感じです。

さて明日も貴方のミドリフグが元気でありますように。



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我が家の6匹のミドリフグのうち3匹が飼育期間7年目に残りの3匹も5年目へと無事に入りました。
先日の亜硝酸事件などありましたが、概ね大した問題もなくここまで来た感じです。

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ミドリフグの飼育に関して、最初はそれこそ汽水という特殊な環境ですから、あれやこれやと気を揉みかえって状況を悪くするような場面が多分にあったのですが、この6匹のミドリフグに関しては、一通りの失敗を経た後に迎え入れたこともあり、総じて問題が起こらなかったというのが正直なところです。

飼育当初から一貫しているのは「複数飼育」であることと「歯切りは一度もしたことが無い」ということの2点です。
「ミドリフグは大きくなると気が荒くなり・・・」ネット上ではよく見かける記述ですが、現在の6匹以前からもミドリフグの飼育をしていますが、大きくなれば大きくなるほど落ち着き、喧嘩も無くなるのがミドリフグです。

何より餌以外で執拗に他を追い回すことなどミドリフグにはありません。
逆に1匹だけになって精神的に不安定な状態に陥った事には遭遇しています(過去の記事をお読みください)
ハリセンボンもそうですが、ミドリフグも複数飼育が基本と以前も書きましたが、今でも間違っていないと私は考えています。

ただしミドリフグのメンタル面は他の魚種同様に非常に繊細です。
ストレスを受けることで餌を食べなくなったり、人間に近づかなくなったり様々な問題が起こることも事実です。

また我が家の他の海水魚に比べると人間には懐き難い感じもします。
但し時間と共に人間にとても馴れてくれるものもいて、手を差し出しても逃げることもなく手乗りフグと化しているのが7年目に入った3匹のフグたちです。

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※手乗りフグにはなったが、決して喜んでいるわけではない(>_<)

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※このフグ(マッチャと言います)の写真を撮ろうとしているのですが、イヤイヤをしてこの後縦管の奥に入ってしまいました。

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※そのマッチャをかばうように、別のフグ(あずきと言います)がブロックw
その連係プレイたるや恐れ入りますw

まぁこんな感じで嫌われているわけではないのですが、特段気に入られているわけでもない飼い主との関係が分かるかと思います(笑)
ただ、魚部屋の中でも一番奥にミドリフグ水槽があるために、給餌と清掃以外では近付くこともありません。
ミドリフグから人間に対して何かを伝えようとする事は稀で、それこそ生存の危機に関わる様なこと以外殆どないのも実情です。
極論を言えば、「お腹が空いた」すら言いに来ることがありません。

そのためか他の魚たちに比べて若干人間との距離もありミドリフグたちにとってはストレスフリーなのかもしれません。

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ところでミドリフグの飼育は10年目に入りましたが、「歯切り」の必要性を一度も感じたことがありません。
トラフグの養殖ではないのですから、毎日配合飼料だけ食べて、そうそう歯が伸びて他魚を傷つけることなどないと思うのですがね(笑)

まぁ世の中色々な方がいますし、ネットの社会では目立ってなんぼの方も居ますが、はっきり言って歯切りが必要になる状況も歯切りをしている状況も共に虐待でしょうね。
そんな人たちはミドリフグの飼育なんてやめた方がいいと思います。


ミドリフグたちの成長を見ていますと、概ね3年半前後で成魚になっています。
寿命に関しては、今後の推移を見守りながら推論を立てる以外になさそうです。
先ずは8年目の飼育を目指して。

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