ネイチャーアクアリスト

海水魚を主体としたブログです。

カテゴリ:チョウハン

シーズン4で採取した現在5匹のチョウチョウウオたち、ここまで順調に成長しています。
練り餌でスタートしたチョウチョウウオたちですが、現在では人工餌も食べるようになりました。
ただし、基本は練り餌です。

やはり食べ方が違うのです。
練り餌が無くなると人工餌を仕方なく食べるような状態で、人工餌が食べたくてとはいかないようです。

シーズン4ではとにかく「食べる時間を確保」がテーマで、いかに食べている時間を長くできるのかが課題でした。
シーズン3までは、一定時期を練り餌でその後は人工餌と磯蟹へと餌をシフトさせましたが、今シーズンは最初から練り餌中心に、無理に人工餌に移行することもなく現在に至っています。

そのためか白点などの発生もなく、虐めなどによって多少調子を崩しても事なきを得ています。
白点の原因となるストレスや摂食障害も一切起きなかったことになります。
あらためて「食べることの大切さ」を実感したシーズンとなりました。

ところで昨年8月にやってきたチョウハンの小夏とフウライのラムも、来た当初は僅かに12~3mmだった体長もそれぞれ9cmと8cm、12月にやってきたトゲチョウの冬(来た当初は5cm程度)もフウライのミルク(来た当初は3cm程度)も8cmと7cm前後まで成長しています。
それまでのシーズンではおよそ2年間で成長した大きさに数か月で達しました。

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何よりとても難しいと感じていたフウライの成長が、他のチョウと同じように成長したことと人間に慣れずらいと感じていた部分も今回の飼育では全く感じられないことも大きな特徴ですが、この部分はメジナのジーナの教育の賜物だと感じています。
現在では全てのチョウたちは人間の手から躊躇なく餌を食べるようになりました。

チョウたちが順調に育っている分、問題もあります。
それは新たな魚を迎え入れるのが難しくなること。
さすがにこれ以上のチョウの迎え入れは難しく、今年はハコフグやサザナミフグ辺りの追加が目標になりそうです。

さてGWも後半戦です。
我が家も明日は少し足を延ばす予定です。


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大寒にやってきたチョウハンのマフユ。
我が家にやってきてから3ヶ月が経とうとしています。

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同じシーズンに採取した他のチョウチョウウオとも比べても一際身体が小さく、後から来たカゴカキダイにも抜かれてとうとうこの水槽の一番小さな個体になってしまいました。
でも元気w

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マフユを見ているとなぜかポニョに出てくるドレスを着た赤い小さな魚たちを連想させます。
仕草がとてもかわいいのです。

最近マフユは他のチョウ同様に手から餌を食べるようになりました。
主食の練り餌とは別に蟹を割って手からおやつ代わりにあげたりするのですが、2匹のフウライと共に手からも食べるようになりました。

餌を手から食べてくれるようになると、人間との距離もどんどん縮まって、人間に対するストレスも無くなっていき、しいては狭い水槽という環境にもどんどん順応していくようになります。

魚たちを長期飼育していく上で、少しでもストレスを無くすことは、私はとても重要だと考えています。
ストレスこそ魚飼育の上で一番警戒しなければならない事由でもあります。

なので、魚とコミュニケーションを取る事と水槽内の環境(岩組や魚が隠れられるような場所など)を常日頃変えることには気を使っているつもりです。

夜潮から昼潮に変わっていよいよ採取のシーズンが近づいてきました。
今年もまたいろいろな魚に出会いたいと思います。



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大寒にやってきたチョウハンのマフユ。
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本当は春先に本水槽へ合流予定だったのですが、水換えの際にどうしても本水槽に行くと言い始めました。
たまたま清掃時の一時的な仮水槽をマフユがいる水槽の前に置いたことが始まりでした。

それこそ口をガラスに擦り付けて、水換え時の仮水槽に入っている魚たちの方をずっと見ています。
本来ならチョウハンの小夏のいる水槽へと思っていたのですが、マフユが行きたがったのはフウライたちの水槽。

試しに仮水槽に入れてみると何事もなかったように馴染んでいる。
清掃と水替えが終わって、恐る恐るそのまま本水槽へ入れても何も起こらない、いや正確にはすでにフウライと遊んでいます。
「どうして?」

私の心配をよそに、マイペースのマフユ。
さらにはカゴカキダイの赤ちゃんたちも混じって、まるで保育園のようです(笑)
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で、時折チョウ同士が小競り合いを始めると、尾長メジナのジーナが割って入りSTOPが掛かる。
実は今年の魚の飼育がいつになく楽になったのはこのジーナのお陰です。
さらに今までにないくらい魚同士の仲も良いのです。

以前は多少暴君気味だったサザナミヤッコも聞き分けが出来てきたというか、他魚を追いかけまわす行動が減ってきました。
なのでサザナミヤッコも含めてジーナがコントロールしているように感じます。
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※少し前までは写真すらなかなか撮らせなかったサザナミヤッコでしたが・・・

ジーナに対しては私達もすっかり頼りにしていて、マフユも含めてジーナにお願いした方が良さそうだということになりました。

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まだ4日目ですが、何事もなくマフユもすっかり本水槽に慣れたようです。
いつもながら、ジーナには感謝です。

今週の日曜日大寒の最中に我が家にやって来たチョウハン、なんとか命が繋がったようです。
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翌日には餌を食べ始め、火曜日には完全にノーズアップの症状もなくなりました。
ここまでくると一安心です。
チョウチョウウオは弱るとあっという間に死んでしまいますが、回復もあっという間です。
正直生命力が強いのか弱いのかよく分かりません。

現在は私のかざす指に反応するようになりました。(驚くのではなくおどけます)
個体差にもよるので一概には言えませんが、総じてチョウハンとトゲチョウは人間に懐きやすいように思います。

さすがにこの個体は無理ですが、前からいるチョウハンとトゲチョウは手から餌を食べます。
逆にフウライやナミチョウはなかなか懐いてくれないイメージがあります。
もちろん時間と共にだんだん懐いてくれるのでしょうが、それほど長期の飼育が出来ていないこともあって懐きにくい感じがするだけかもしれませんが。
さて引き続き成長を見守ります。


このところ我が家は不可思議な事が続いている。
メジナがチョウを育てたり、ハリセンボンがハリセンボンを看護したり、悪いことではないのだが常識的に考えてあり得ないことが起きている。
で昨日も・・・。

2週間に1度の魚たちの餌採取。
夜の磯で夫婦二人でエビを探していると、後ろの方で突然妻の声が。
「あんたこんな所で何してるの!」
えっと思って振り返ると「チョウハンよ!チョウハンがいるの!」
季節は間違いなく大寒の今日この頃。

あり得ない(>_<)

でも妻の網の中には紛れもなくチョウハンの姿が。
いつもお世話になっているこの海の神様に助けてあげなさいと言われているようで、エビの採取もそこそこに磯上がりをすることにしました。

磯上がりをして一番近くの自販機に直行、缶コーヒーを購入してチョウハンの発砲の入れ物に入れます。
1本では足りず、2本目投入、そこそこ水温が上がって急ぎ自宅へ。
時刻は午前1時半、自宅に着いて水温を計ると19.8.度でした。
ちなみに無加温のエビの水温は14.8度。

魚部屋で水合わせを兼ねてゆっくり温度を上げるためこの日は終了、翌朝私が寝ている間に妻が水合わせを済ませて餌付け水槽へと移動を完了していました。

生きていました(#^.^#)
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尾鰭に欠損はあるものの体に傷もなく、身体は小さいですが痩せ細っていることもありません。
現地の水温が15~6度辺りで、どうやって生きていたのか本当に不思議です。
誰かが放したのか、黒潮の分流が差し込んだのか俄には解りませんが、確実にあの低水温の中で蟹に襲われ尾鰭を欠損し、凍えながらも生き抜いていたのは紛れもない事実です。

現時点では予断を許さず非常に微妙な状況ですが、体色は戻りノーズアップの症状はあるものの持ち直しかけているようにも見えます。

ところで実は我が家にとってもこの日でなければ助けられない事情もありました。
それは餌付け水槽のそれまでの住人がつい3日前までここにいました。
以前本水槽合流に失敗したフウライがつい先日までここにいたのです。
いきさつは後日アップしますが、少なくともこの日でなければ連れて帰ってくることも出来なかった事情がありました。
今回の件は全てこのために段取られ、何か運命的なものを感じてしまうと妻と話しておりました。
何とか助かって欲しいものです。



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相変わらずの小夏と一子。
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仲が良いのか悪いのか解らないけど、相変わらず一緒にいる。
進展したことと言えば、小夏が一子に向けた背鰭を甘噛みされてもH2Aロケットよろしく発射しなくなったことw

小夏は現在6cmを越えました。
これまでの飼育したチョウチョウウオと比べると恐ろしく成長が早い気がしますが、小夏以外のチョウたちもそれなりに成長していて、今年の餌のバージョンが良かったのだと改めて思います。

先日メジナのジーナのお陰で一命を取り留めたトゲチョウも今では元気そのもの。
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ただし今でもジーナに甘えては粘膜を貰っていて、ジーナもジーナで相変わらずトゲチョウとの親子ごっこが気に入っているようで、定位置でじっとしたまま泳ぎ回らなくなりました。
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それなりに皆が落ち着いて、これはこれで良いのかと思っています。
ただ餌になり損ねたスズメダイやユゴイたちが大きくなり、そのことでハリセンボン達が煩わしく思うようになり、対処を考えなくてはならないようです。
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お帰り水槽を増設しなくては・・・。

3週間が過ぎたチョウハンの秋と1週間が過ぎたトゲチョウの冬。
共に順調に育っています。
今日は秋が来てから初めての水槽の大掃除。
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大掃除の際に全て取り出すので、当然魚たちも一旦仮の水槽へと移動します。
秋は既に人間の手に慣れているせいか網も使わずに簡単に捕まえられる状態でした。

秋を水槽に戻して、最後に水槽の外側をタオルで拭くと一生懸命に追いかけてきます。
さらには「お腹が空いたー」のポーズ。
いつもの練り餌ではなく割った蟹をトングで差し出すと2口くらい食べて全身をプルプルしますw
まだ蟹は食べ慣れていないので、ガッツリはきませんね。

次に岩に塗ったいつもの練り餌を水槽に入れると、置く前から手の中に入って食べ始めます。
この瞬間がたまらん!(笑)
完全に人間を「安全」と認識したようです。

秋の体長は現在3cmほどまでに大きくなりました。
中骨が透けて見えていたのもあっと言う間に見えなくなり、ちょっと子狸チックな風貌にw

トゲチョウの冬も来て1週間とは思えないほど馴染んでいます。
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カゴカキダイの群れの中に完全に溶け込んでいる始末。
でも、カゴカキダイとチョウチョウウオの相性が良いことがよく解りました。
餌もよく食べ、時折カゴカキダイと遊んでいるような状況です。
とまれ無事に育つことを願って。




先日採取したチョウハンも中骨が透けなくなり、一先ず落ち着いた感じです。
ただこれから本水槽への移行など、いくつかの関門がありますので油断は出来ない状況です。
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この時期水温の低下と共に、動きが緩慢になったチョウチョウウオと出会いやすい季節になります。
出会える種類の殆どは普通種と呼ばれるチョウハン・ナミチョウ・フウライ・トゲ等ですが、港湾内ではアケボノなどに出会えることもあります。

問題は採取はしたものの、先ず持ち帰るところから問題が起こったりします。
水温の低下です。
例えばですが20度以下の水温ではせいぜい1時間が限度で、それ以上の移動は難しいと思います。
ですので採取をした場合には水温の確保からしなければなりません。
理想の温度は26度です。

適水温の確保が難しい場合など緊急を要する場合であれば、缶コーヒーなどを使うのも1つかもしれません。
ただし、急激な温度変化にはそれはそれで対応が出来ませんので、少しずつ温度が上がるような工夫は必要だと思います。


そして餌付け。
自宅に連れ帰ったチョウチョウウオの餌付けが待っています。
通常は連れ帰った当日に餌を食べることは稀で、殆どの場合翌日か翌々日辺りから水槽内の造作物を突き始めます。
この行動が餌付けのタイミングを知らせるサインです。

このサインを見逃すと餌付けをすることがとても難しくなり、そのまま死んでしまうことも珍しくありません。
基本は3日以内で餌付かせることが大切で、3日で餌付かない場合餌付け自体が失敗していると考えた方が良いかもしれません。

餌付けのポイントは岩に塗った練り餌。
注意すべきは最初から色気を出して粒餌を与えようとしても殆どの場合難しいです。
また、チョウの大きさによってはアサリも難しく、特にフウライの場合には巷で言われているアサリで餌付くことは稀で、殆どの場合餌付きません。
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またアサリを使った場合、餌留まりが悪く長時間に渡って食べられないため、栄養失調の状態が続く場合が多々あります。
実はこの時期の採取のもう一つの問題も栄養失調です。

本来サンゴ礁に住んでいるチョウチョウウオの主食は当然珊瑚ですが、私が採取している場所では珊瑚はありません。
小さな甲殻類や海面などを食べて生き延びていると考えられますが、この時期に採取したチョウチョウウオを見ると殆どの場合痩せていて中骨が透けて見えるような状態です。

そこに採取され絶食状態が2~3日と続く訳ですから、ぎりぎりのところでの餌付けになってしまいます。
はっきり言えば、食べるか死ぬかの二者択一の状態であり、そこにアサリや粒餌を与えても栄養摂取と言った点では難しいのです。

以前の記事でも書きましたが、練り餌の作り方はとても簡単です。
ミキサーまたは擂り鉢を用意して、ミキサーで攪拌するか擂り鉢で擂りおろすかのどちらかで作れます。

最近は以前の練り餌より少しシンプルに、使う材料もスルメイカ(鮮度の良いもの)・蟹のミソ殻ごと(磯にいる蟹を4~5匹採取して来て、甲羅を丸ごとですが鰓や足は使いません。)だけで作っています。
また、擂りおろした後にPH調整のために少しだけ重曹(イカ一杯に対して一つまみ程度)を加えています。

これを冷凍にしておき、必要に応じて解凍しながら与えている感じです。
初めの2週間はこの練り餌を朝夕2回充分に食べられるよう、岩に擦り付けて浮遊しないようにしています。

また2週間を過ぎて少しずつ飽きてきますから、味を変えるためにメダカの餌やメガバイトそして砕いたクリルや解凍したアミエビなど様々なものを練り餌に混ぜながら与えています。
人工餌への移行も少しずつ進めるような感じでしょうか。

重要なポイントは人工餌への移行を慌てないことが最も大切です。
チョウが人工餌に馴染んだと思っても、チョウの小腸が馴染んでいるとは限らず、栄養を小腸が吸収してはじめて人工餌への移行は完了します。
でも、実際にはそうそう簡単にはいきません。

何れにせよ体長が8cm程度になるまでは、人工餌だけの飼育では難しいと思います。
しかもチョウは体の割に食べる量が必要で、短時間での給餌では足りないのです。
そのためにも餌持ちの良い練り餌が必要になってきます。

またチョウの口を見て頂くとよくわかりますが、小さな餌しか食べられません。
そういった意味でも、練り餌はとても有効なのです。
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こちらは8月に採取した小夏ですが、既に3倍以上の大きさまで成長しています。
また2つのパーマークが1つになろうとしています。(チョウハンは成長と共にパーマークが変わってくる)
同じような時期に産まれているはずなのですが、ここまで大きさが違うのはやはり餌の量だと感じます。
チョウの飼育は食べている時間がそのまま成長にも影響してきますから、どう食べる時間を増やせるかがチョウの飼育のターニングポイントかもしれませんね。



大潮の干潮が昼から夜に変わりだしました。
海に潜って採取をしない陸っパリの短い採取シーズンの始まりでもあります。
ただ同時に週末に大潮の干潮が見込めない時期でもあり、この時期だけは、平日でなければ大潮に合わせられません。

そんな状況の中、先週は平日に休みを取ってルーティーンである餌の採取へ。
もちろん魚の採取も兼ねてですが、今年は思いの外水温の下がりが早いようです。
ハリセンボン達の餌採取も終わり魚採取へと移りましたが、この日は干潮時間を1時間間違えてしまい魚の採取を始めたのは上げ潮に変わった頃でした。
実はこの日ばか長の底が剥がれるトラブルもあり思うように動けず魚探しが殆ど出来ないような状況でもありました。

結局採取できたのはチョウハン1匹。
名前は妻命名で、秋と書いて「シュウ」です。

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上記の写真では普通のチョウハンの画像ですが、採取した時は低温の影響からまだら模様で、そろそろ水温はチョウチョウウオが生存できるギリギリまで下がっているようです。
我が家に連れ帰り、状況を見るも中骨が透けて見え痩せ細っています。
必要とする餌が食べられていないことを物語っています。

大きさも8月に採取したチョウハンの小夏の半分以下、現在の体長は2cmほど。
同じような時期に産まれているはずなのに、この小ささは餌の問題と解釈しました。

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※こちらは8月に採取した小夏で、体長は既に5cmを超えました。

チョウチョウウオの幼魚は他の魚にも増して食べ続けることがとても重要です。
飼育側としては短時間で済ませてくれることが重要ですが、チョウチョウウオにとっては食べ続けられる時間がとても重要なのです。

チョウチョウウオの飼育が上手く行かない多くの理由も、実は給餌の問題から起こっていることが多いようです。
特に3cm以下のマメチョウではこの傾向が顕著で、どれだけ食べ続けられたかがその後の成長に影響します。

このチョウハンも無事に餌付いてくれました。
後は成長を見守るだけですね。


我が家にとっては久しぶりに購入した魚が、採取の最終目標だったタテキンでした。
もともと魚を買うつもりなどなく、餌を購入しに行った先で店に入るなり「ここから出して!」と叫ばんばかりに私にモーレツにアピールしていたのが彼女(彼?)。

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真っ白になってガラスの前で叫んでいました。
で妻に「連れて帰ってって言ってるけど」というと「真っ白で死んじゃうんじゃない?」。
そう出会ったときはこんな色ではなく、ほんと白ばかりが目立つ様。

とにかくその形相が凄く、今にも水槽から飛び出してきそうな勢いです。
で、めでたくご購入w
仕方なく家に連れ帰り、水合わせをした後本水槽に入れると何もなかったようにくつろいでいる(笑)

終いには10年もいるんじゃないかと思えるほど、馴染んでるし・・・。
「トンデモ娘だわ・・・」と言うと、「作戦だったのよ」と妻。
で先月の一日に来たので名前も一子となり現在に至っています(笑)

ところで一子がいる水槽には、8月に我が家に来たチョウハンがいます。

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名前は小夏と呼んでいます。
小夏も来た当初は僅かに12mm程度だったのですが、一子の来た9月で3cm近くになり、現在に至ってはおよそ5cm近くまで成長しています。
加えて一子は来た当初は3.5cm程度で、ほぼ小夏と似たような大きさです。
現在はおよそ5cmちょっと。

食べるものも小夏と同じ我が家特製の練り餌。
もともとチョウの餌付け用に製作したものですが、一子も喜んで食べています。
ええ一日8時間 (-ω-)/ ソリャオオキクナルワケダ

特別仲が良いようにも思えないけど、なぜか一緒にいる2匹。
それこそ起きている時から寝ている時まで一緒。
寝ている場所も同じ。

時折小夏は背鰭を向け、一子はその背鰭を甘噛み。。。
まぁ、不思議な2匹でもあります(笑)

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よくよく考えると、育て易さの代名詞のヤッコと、育てる難易度1・2を争うチョウがこうして目の前にいることに何か不思議さを感じます。

特に小夏は3匹のナミチョウを苛め抜いていただけに、当初はとても心配でした。
同種・同族に対しては威嚇や虐めを繰り返すのに、なぜか適当にうまくやっている様は見ていてほのぼのとしたものを感じます。

無事に育つことを願って。



マメチョウに限ったことではありませんが、チョウチョウウオ飼育の難しさは餌付いた後に起こります。
我が家も今週の月曜日に採取した4匹のチョウたちですが、昨日1匹が落ちました。
正確には虐めに遭い隠れているところを蟹に食べられて、岩から出てきた時には体が半分無くなっているような状態でした。
完全に管理者である私の失態です。

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そこで、今回の失敗を動画にしてまとめてみました。




虐めを認識したのは昨日夕方。
チョウハンが3匹を代わる代わる追いかけて、突いていました。
その度にナミチョウたちは逃げ惑い、岩の間やフィルターの影などに隠れていましたが、一匹は運悪く蟹の目の前に隠れていたのでしょう、蟹に捕まり食べられてしまいました。
今まで生きている魚を蟹に食べられたことが無かっただけに、油断をしていました。
反省しきりです。

結局対処としては、気の強いチョウハンをそのままに、ストレスで鰭が白くなっている2匹のナミチョウをロクの水槽へと移しました。
幸い移してもすぐに餌を食べ始めましたので、少しは期待が持てそうです。
もっとも数日間は要観察です。

チョウチョウウオの不調は気が付いた時には手の施しようがない状態が殆どです。
殆ど場合手遅れの状態で、あれよあれよという間に死んでしまいます。
どうか皆さんは失敗せずに無事に育てられますように。

昨日は千葉の鴨川へチョウの採取へ行きました。
いつも行っている神奈川の漁港とは違い、遠い・・・。
往路はそれでも真夜中の出発だったので4時間ほどで到着しましたが、復路は5時間半。
昼間の京葉道路は今も昔も渋滞専用道。
帰り道の渋滞で、眠気と僅かな隙をついて割り込んでくる車にイライラしながら自分との戦いがw


日中のチョウ採取は久々で、海に浸かり身体をクールダウンをしながらの捜索開始。
所々に小さなマメチョウを見つけますが、いるのはナミチョウとチョウハンのみ。
時折水温上昇に備えて、魚をストックしている発砲BOXの水を換えますが、この日は水換え時に強風に煽られてチョウハンとキヌバリを強制リリース、手痛いミスを!

で採取をやり直して、結局持ち帰ったのはナミチョウ3、チョウハン1の合計4匹でした。
本当はタテキンなんて目標もあったのですが、そこはあくまでも目標w
そうそう出会えるはずもなく、海が戻ってくる午後1時には磯上がりでした。
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2週間に1度の割合でハリセンボン達の餌の採取をしている我が家ですが、餌の採取と魚の採取を同時に行うことは意外に難しく、この日のようにゆっくり魚を探すのはほぼ1年ぶりのことです。
なのでこの日のようにゆっくり好きな魚を探すというのは実の楽しいものです。
持ち帰ったチョウチョウウオの赤ちゃんたちも、ほんと可愛いいのです。

そこでチョウチョウウオの餌付け方法を解禁することにしました。
詳しくは下記の動画から。



チョウチョウウオの餌付けのポイントはタイミングです。
チョウたちが出すサインを見逃さなければ、餌付け自体はさして難しいものではありません。
ですがそのタイミングを見逃してしまうと餌付かずにチョウは死んでしまいます。
また餌付けは小さい個体ならば小さいほど簡単で、大きい個体では大きくなるほど難しくなってしまいます。

またそのタイミングとは採取からおよそ3日以内で、3日で餌付かないものは殆どの場合餌付かずに死んでしまいます。
餌付け後の短時間での本水槽への移動などもNGです。
数週間単位で本水槽への移動を行いましょう。

ショップなどで購入する場合には、必ず餌を食べるかどうかを確かめてから購入する事が必要です。
くれぐれも「餌付け済み」のコピーや口車に乗らず、餌を食べることを自分の目で確認してから購入することが大切です。

チョウがショップなどで安価に販売されているのは、実はこの餌付けの問題からショップが責任回避のために行われているというのが実情です。
逆に餌付けがきちんと行われている個体は高値で取引がされています。
くれぐれも騙されませんように。

貴方のチョウが無事に育ちますように。

現在いるチョウハンとフウライが飼育開始から1年を超えました。

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お互いに背鰭を立てながらの1年越えです。

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最初は優劣がついて片方が死んでしまうのではないかと気が気ではなかったのですが、どうやら優劣が付くこともなく毎日の運動のように背鰭を立て相手を威嚇する行動は続いています。
でも不思議と餌を食べていない時には背鰭は立てないのです。

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チョウチョウウオの仲間は常に餌を食べているようなイメージです。
それこそ朝起きた時から寝るまでの間、常に食べ続けているような感じです。
逆に言えばそれでも他の魚種に比べて大きくなりませんので、餌の吸収効率がかなり低いと感じます。
実際、糞の状態を観察していますと、採取当初から水溶便で固形の便が出て来る事はありません。

チョウチョウウオが白点病に罹りやすいという事実もここからきていると考えてよさそうです。
小腸で吸収された食べ物が各所細胞に運ばれて、細胞自体が改廃することで私たちの身体の組成は維持されています。

実は魚も同様で、食べて吸収することで細胞の改廃が行われるのですが、白点病とはこの改廃が上手く出来ないような状況が体表の白点となって現れるものです。
つまり食べたものがそのまま吸収できない状況が白点病と言う体表の症状を作り出しているもので、よく言われているクリプトカリオン・イリタンスに依るものではありません。

ですので私は魚の病気の殆どは同じ原因で起こっていると考えています。
様々な名前は付いていますが、殆どの場合原因はこの一点で、小腸が吸収できない状況が様々な病名を作っていると考えています。
そしてその典型がこの白点病であるということです。

ですから白点病に罹った魚が治療薬で治らないのは、こうした問題を置き去りにして表面の見える症状だけの対策を講じた結果が白点病で死ぬという状況を作り出しています。
症状を見て魚を見て来なかった結果が所謂「病気」であり、つまり病気の正体は摂食障害であるということです。

実はこの摂食と病気の関係を解り易く証明したものが「やまえもん」シリーズです。
やまえもんシリーズでは一切の投薬治療は行っていません。
それどころか、淡水浴や換水療法も行っていません。
それでもやまえもんが白点病から脱出したのは唯一餌だけです。
やまえもんの記事はこちらから


ところでチョウチョウウオは食性が種類によって各々違います。
特に稚魚の頃にはこの傾向が特に強く、その事で初期の餌付けの難しさを際立たせている様に感じます。

実際フウライの稚魚(5cm以下のもの)では、アサリによる餌づけは非常に難しく、逆にチョウハンやトゲチョウそしてナミチョウは小さくてもアサリで餌付けが問題なく出来る様な感じがします。
そしてさらに小さな個体1.5cm程度となるとアサリによる餌付けもかなり難しく通常は飼育不可と言われることが多いようです。

逆に現在の8cmを越えた辺りから、雑食性に変わってきています。
現在の2匹はそれこそ何でも食べるようになりました。
つまり慌てて人工餌に餌付かせる必要もありませんし、早くに人工餌に餌付いたところで摂食障害で死んでしまう確率の方が遥かに高くなります。

何よりどんなに栄養価の高い餌であっても、吸収できなければ意味がありません。
もし白点をはじめとして体表に問題が起きているようであれば、餌の再点検や水質環境(主にPHや溶存酸素)などの再点検をする事が大切だと考えています。




※小さな個体に対する餌付けに関しては、是非以前の「豆チョウ餌付けプロジェクト」をお読みいただければ幸いです。
当ブログに置いては体長僅かに1cmの極小さな個体でも餌付け自体は成功しています。
尚以前の記事にある、餌づけ用の餌の作り方を知りたい方は、メールを頂ければパスワードをお教えいたします。




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餌不足を補おうと小さな水槽に移したチョウ2匹ですが、相変わらずの喧嘩腰!
飽きもせず殆ど1日中こんな感じです。

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お互いに背鰭を立てて相手を威嚇します。
困ったものです。

基本的にこの水槽に来たことで当初の目的である餌の量は確実に増え、日に日に大きくなっているのですが、如何せんこのように一日中背鰭を立てている様な有様で、まさに食べているか威嚇しているかそんな感じです。

チョウは縄張り意識が強く同種同族に対する敵対心が強いのが難点です。
特にこの水槽に来て餌が豊富になったせいか独占欲も強くなったように感じます。
そしてこの2匹の喧嘩の煽を喰らったのがこの人・・・いや魚w

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キタマクラのメルです。
落ち着いて餌が食べられません。
チョウたちには相模湾水槽に帰って貰おうか?メルちゃん。





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昨年の10月に我が家にやって来たチョウハンとフウライが10カ月を超えました。
体長は現在8cmと8.5cmほど。
2シーズン目にしてやっと飼育と言える状態になったという事でしょうか。

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ただ体長が7cmまでは順調に大きくなっていたのに、8cmになるまでには3か月も掛かっています。
それこそチョウたちよりも小さかったカゴカキダイのガメちゃんやサザナミヤッコにも大きく抜かれ、成長の速度が極端に遅い2匹になっている現状があります。

問題はチョウたちの餌が限られている事と本水槽ではチョウたちの食べるものは他の魚たちも大好物であるために餌の絶対量が足りないようです。
チョウたちは病気になることもなく痩せもせずに現在に至っているのですが、いかんせん体長が伸びないそんな現実に直面しています。
そこで少し前からチョウたちをキタマクラの赤ちゃんと一緒に別水槽に移しました。

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現在まで意外なほど相性が良く、喧嘩等の問題は発生していません。
さて大きくなるかな?







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