ネイチャーアクアリスト

海水魚を主体としたブログです。

カテゴリ:ナミチョウ

一時はチョウハンに追いかけられ、ストレスを抱えて鰭が白くなった2匹のナミチョウ。
今朝にはほとんど気にならないくらいに回復していました。
まだ我が家に来てから僅かに1週間ですが、餌付けからストレスを受けての復活まで早すぎる展開です。

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何より食欲が旺盛で、朝から晩まで1日中食べているような状況です。
体長は現在12~15mm程度の本当に小さな個体です。
実際このような小さな個体は以前に一度トゲチョウを飼育しましたが長期飼育とはいきませんでした。

今回はスタートでいきなり躓いてしまい、飼育者としての反省をしつつも残りの3匹に振り回されっぱなしの状態です。
ただここに来てナミチョウの2匹が食べに食べてくれて、心配のない状態にまで回復したのが唯一の救いでもあります。

もちろんチョウハンは相変わらずで、爆食状態が今も続いています。
とにかく3匹とも1日中食べています。

ちなみにチョウチョウウオの飼育でチョウたちがストレスと感じるものを書き添えておきます。

①虐めや喧嘩(同種同族の混泳は危険度大)
②強い水流
③低PH
④低水温・高水温
⑤音特に打音や破裂音
⑥強い光
⑦強すぎるエアレーション
⑧眠りに適した場所がない水槽

ざっと書きましたが概ね上記のような状況はチョウにとってかなりストレスを与えますし、場合によってはストレスから最悪拒食になって死んでしまうケースが多くなります。

個々には、虐めに関する限り同種同族は危険大ですが、スズメダイ系(クマノミなどは特に)も危険大です。
その他にはヤッコ類やメジナなども危険大です。
ホンソメワケベラやベラなども混泳不可です。
フグやハリセンボンなどの肉食魚は言うまでもありません。

強い水流に関しては、特に注意すべきが小さな水槽に大きなろ過装置があるような場合。
よく外部ろ過を使用している方々は、殆どの場合適合サイズのワンランク上の物を使っていたりします。
つまり水流が強すぎてマメチョウ飼育には向きません。
そして最も最悪なのが、小さな水槽に落水型やサイホン式のオーバーフローを配したようなもの。
我が家でも失敗の経験がありますが、マメチョウは夜しっかり寝ます。
ガンガン流れるようなオーバーフロー構造では疲れて死んでしまいます。
また水流器なども同様に直接チョウたちがいる場所に当たらないような工夫が必要です。

PHに関しては8.2以上8.5未満であること。
8.0以下であればすぐに拒食になり白点だらけになってしまいます。

チョウチョウウオの適水温は24~28度です。
中でもチョウたちが喜ぶ温度は26~27度です。
20度以下になるような場合には、死んでしまいますので要注意です。

音に関してはチョウに限ったことではありませんが、絶対に避けるべきものです。
特に破裂音や打音は魚たちが驚いて衝突を招く一番の原因です。
ちなみに魚の死因第一位は”衝突”です。

光の強さも魚にとってはストレスになります。
また照射時間はできれば季節に合わせた日照時間で行うのが望ましいのかもしれません。

水槽内におけるエアレーションは、実は魚にとってかなりのストレスになっています。
但し、餌付けの最中には、どうしても食べ残しが増える為、水質保持のためにもある程度は仕方がないと私は割り切っています。
ただし、ストレスになることは確かです。
また、エアストーンでは激しくエアレーションをしても溶存酸素は増えませんのでご注意を。

チョウが眠るのは狭い岩の隙間です。
水流に持っていかれないような静かな場所で爆睡します。
ですので、必ずライブロックなどを配して寝床作りを行ってください。

チョウチョウウオ飼育は上記の事からもわかるように、非常に厄介です。
必ず毎朝鰭をチェックして、白くなっていたりボロボロになっていたりしないか確認をしてください。
ちなみに、チョウチョウウオが白点病になって薬浴などを施すことが当然のように書かれているものが多数あります。

これらは全てデマであり嘘です。
チョウに白点などの症状が出ている場合には、全てストレスによるものであり、ストレスを取り除かない限り症状が治まることはありませんし、そのままでは命の危険が差し迫っていると考えましょう。
白点病はクリプトかリオンイリタンスなどの線虫によるものではありません。

貴方のチョウが無事に育ちますように。。

マメチョウに限ったことではありませんが、チョウチョウウオ飼育の難しさは餌付いた後に起こります。
我が家も今週の月曜日に採取した4匹のチョウたちですが、昨日1匹が落ちました。
正確には虐めに遭い隠れているところを蟹に食べられて、岩から出てきた時には体が半分無くなっているような状態でした。
完全に管理者である私の失態です。

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そこで、今回の失敗を動画にしてまとめてみました。




虐めを認識したのは昨日夕方。
チョウハンが3匹を代わる代わる追いかけて、突いていました。
その度にナミチョウたちは逃げ惑い、岩の間やフィルターの影などに隠れていましたが、一匹は運悪く蟹の目の前に隠れていたのでしょう、蟹に捕まり食べられてしまいました。
今まで生きている魚を蟹に食べられたことが無かっただけに、油断をしていました。
反省しきりです。

結局対処としては、気の強いチョウハンをそのままに、ストレスで鰭が白くなっている2匹のナミチョウをロクの水槽へと移しました。
幸い移してもすぐに餌を食べ始めましたので、少しは期待が持てそうです。
もっとも数日間は要観察です。

チョウチョウウオの不調は気が付いた時には手の施しようがない状態が殆どです。
殆ど場合手遅れの状態で、あれよあれよという間に死んでしまいます。
どうか皆さんは失敗せずに無事に育てられますように。

昨日は千葉の鴨川へチョウの採取へ行きました。
いつも行っている神奈川の漁港とは違い、遠い・・・。
往路はそれでも真夜中の出発だったので4時間ほどで到着しましたが、復路は5時間半。
昼間の京葉道路は今も昔も渋滞専用道。
帰り道の渋滞で、眠気と僅かな隙をついて割り込んでくる車にイライラしながら自分との戦いがw


日中のチョウ採取は久々で、海に浸かり身体をクールダウンをしながらの捜索開始。
所々に小さなマメチョウを見つけますが、いるのはナミチョウとチョウハンのみ。
時折水温上昇に備えて、魚をストックしている発砲BOXの水を換えますが、この日は水換え時に強風に煽られてチョウハンとキヌバリを強制リリース、手痛いミスを!

で採取をやり直して、結局持ち帰ったのはナミチョウ3、チョウハン1の合計4匹でした。
本当はタテキンなんて目標もあったのですが、そこはあくまでも目標w
そうそう出会えるはずもなく、海が戻ってくる午後1時には磯上がりでした。
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2週間に1度の割合でハリセンボン達の餌の採取をしている我が家ですが、餌の採取と魚の採取を同時に行うことは意外に難しく、この日のようにゆっくり魚を探すのはほぼ1年ぶりのことです。
なのでこの日のようにゆっくり好きな魚を探すというのは実の楽しいものです。
持ち帰ったチョウチョウウオの赤ちゃんたちも、ほんと可愛いいのです。

そこでチョウチョウウオの餌付け方法を解禁することにしました。
詳しくは下記の動画から。



チョウチョウウオの餌付けのポイントはタイミングです。
チョウたちが出すサインを見逃さなければ、餌付け自体はさして難しいものではありません。
ですがそのタイミングを見逃してしまうと餌付かずにチョウは死んでしまいます。
また餌付けは小さい個体ならば小さいほど簡単で、大きい個体では大きくなるほど難しくなってしまいます。

またそのタイミングとは採取からおよそ3日以内で、3日で餌付かないものは殆どの場合餌付かずに死んでしまいます。
餌付け後の短時間での本水槽への移動などもNGです。
数週間単位で本水槽への移動を行いましょう。

ショップなどで購入する場合には、必ず餌を食べるかどうかを確かめてから購入する事が必要です。
くれぐれも「餌付け済み」のコピーや口車に乗らず、餌を食べることを自分の目で確認してから購入することが大切です。

チョウがショップなどで安価に販売されているのは、実はこの餌付けの問題からショップが責任回避のために行われているというのが実情です。
逆に餌付けがきちんと行われている個体は高値で取引がされています。
くれぐれも騙されませんように。

貴方のチョウが無事に育ちますように。

一昨日も記事にしたナミチョウですが、昨日の水槽清掃の際に本水槽へ移動しました。
所謂本水槽デビューです。

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体力も戻りお腹周りもふっくらしてきたため、何かあっても対策が出来るだろうと判断した結果です。


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念のため、水槽清掃のために別水槽に移し、本水槽に先にナミチョウを入れておいて、後から元の住人の2匹を入れてみました。
不思議なくらい喧嘩が起きず拍子抜けをするほどに馴染んでいます。

本水槽に入れた感想としては、体長を比べると、チョウハンよりも大きく、フウライよりもちょっと小さい感じですが、殆ど同じような大きさでした。
体格的には元からいた2匹には適いませんが、すぐに追いつく様な感じもします。
現在は一番の食いしん坊ですので。

数日間は要注意ですが、餌も十分に食べていますので何とか大丈夫そうです。

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先月採取したナミチョウが3週間を経過しました。

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もともと大きい個体ですので餌付け作業は思いの外、楽だった印象があります。
それでも我が家に来て暫くの間は鰭の先が白くなり食べては治りを2~3回繰り返しました。

現在は落ち着いてかなり状態が良くなってきました。
特にここ1週間ぐらい前から体色が明るくなり、採取当初のくすんで黒ずんでいた体色がとても綺麗な色に代わってきました。
どうやらこれで一安心のようです。




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先週の土曜日に採取したナミチョウの餌付けがスタートしました。
これまでの経過です。

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一日目:興奮して落ち着きがありません。時折岩をつつく仕草が見られます。
念のため餌づけ用の練り餌を岩に塗っておきます。

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二日目:岩をつつく仕草が多くなりました。
でも餌づけ用の岩をつつく様子はありません。

三日目:朝岩に練り餌を塗り付け水槽に入れ、暫く見ていると練り餌をつつき出しました。
どうやら餌付けがスタートした様子です。
夜同様に練り餌を岩に塗って水槽に入れるとすぐさまつつき出しました。
順調です。

四日目:夜餌づけ用の練り餌からアサリに代えてみました。
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躊躇なく食べ始めました。
どうやらこれで餓死することはなさそうです。
なお人工餌には徐々に馴らしていきますので、当面はアサリや練り餌中心に飼育をしていきます。
おおよそ二~三カ月はこのままでしょうか、基本無理はしません。
じっくり育てていきます。


意外に難しいと言われるナミチョウの餌付けや長期飼育、我が家でも昨年は失敗しています。
昨年採取したナミチョウは、三日目で餌付かなかった為、四日目には仕事を休んで元の海に帰した苦い思い出があります。

今回は個体自体も大きく、なぜか既に私たちに近付くことを嫌がりません。
五日経った現在、既に落ち着き同居しているキタマクラとも喧嘩もせずに何とかやっているような状況で、一先ず安心と言ったところでしょうか。

ところで昨年採取したチョウたちも、もう数日で一年を迎えます。
一ヶ月で全滅させてしまった一年目、二年目では二匹を殺してしまい二匹を海に戻し、残ったのは二匹だけという何とも申し訳のない結果に。
そして昨年までは手探り状態で飼育をしていましたが、ここにきて少しだけ余裕をもって飼育が出来るようになった三年目の今年です。

基本的に海で採取するチョウチョウウオは、殆どの場合身体が透けて見えるほど痩せている事が多く、餌付けのタイミングを逃すとほぼ取り返しのつかない状態になってしまいます。
故に我が家では三日ルールを設け、三日で餌付かない場合には四日目には元の海に戻すルールを作っています。

実際今回採取したナミチョウも、採取した個体としては非常に状態が良く、丸々とした印象がありましたが、我が家にいる二匹と比べるとやはり痩せています。
厳しい自然界ではそうそう必要な餌にあり付けることは難しいのかもしれません。
とまれ丈夫に育ってくれることを願うばかりです。




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干潮満潮の潮回りが昼型から夜型に移行しましたね。
昨日は我が家の魚たちのための餌採取でいつもの神奈川県の漁港へ。

本当は今週の月曜日に予定していたのですが台風でキャンセル。
昨日も餌のストック状況から天候不順での強行軍になってしまいました。
日頃の行いが悪いのでしょうか?^^;

現地に着いた時にはそれほどでもないと思っていた風雨ですが、いざ海に降りてみると雨風共にかなり激しく降っています。
それでも「何盗っているんですか~」って声を掛けて来る人間がいないだけ雨でも夜は好きです。
そして、これからお正月までが実は私たち陸っパリ(おかっぱり)の採取シーズンでもあります。

昼間は激しく逃げ回る魚たちも、夜は意外なほど動きません。
特にチョウチョウウオは早寝早起きですので、暗くなると大きな岩周りの潮の動きの少ない場所でじっと眠っているのです。
なので見つかればほぼ採取できます。

昨晩はナミチョウ・ニザダイ・シマハギ等々を掬い、ナミチョウ1匹だけを持ち帰りました。
いよいよチョウチョウウオ season3の始まりです。

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我が家に到着したのが午前4時過ぎ、それからエアレーションをして我が家の人工海水を入れて所謂水合わせをします。
そしてそのまま放置です。
午前8時過ぎにのそのそ起き出して、水温を確かめつつ水槽に放します。
これで受け入れは終了です。

え?点滴法はしないのかって?
しません、無駄ですから(笑)

水槽に放すと当然ですが落ち着きがなく不安でいっぱいなのがよく解ります。
ちなみに採取したナミチョウは体調がおよそ9cm程度丸々としています。
昨年採取したチョウたちと殆ど同じ大きさで、2歳魚と判断しました。

実はチョウチョウウオは死滅回遊魚と言われていますが、ことナミチョウだけは私が行く漁港でも30cmクラスを良く見かけます。
またお正月明けのウツボが浅瀬から居なくなるまでは良く見かけますので、寒い時期は深場に落ちて越冬しているものと考えています。

ナミチョウ以外のチョウチョウウオで30cmクラスを見ることはありませんので、他のチョウに関しては死滅回遊魚で間違いないのではとも思います。
そう考えると今年の7月初旬に同じ場所でナミチョウの赤ちゃんが沢山居たことも頷けるのです。
さて今年は何に出会えるのでしょうか?




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