ネイチャーアクアリスト

海水魚を主体としたブログです。

カテゴリ:はじめての海水魚飼育

今日から始まるGW。
多くの方が海に山に出かけられることと思います。
そんな中、魚の飼育にチャレンジしようと考える方もいらっしゃると思います。
ショップに行ってグッズを揃え、魚を迎え入れていざアクアリウム!
でもここ問題があったりします。

自然の海や川と違って水槽は閉鎖的な空間・・・いや水間w
厄介な「ろ過」なんて問題が立ち塞がっています。
何が厄介なのか?
それは生物ろ過と言った問題です。
硝化サイクルなんて言い方もします。

でも、この硝化サイクル一朝一夕には出来ません。
淡水でおよそ2週間、海水ではおよそ1ヶ月程度の時間を必要とします。
つまりその間は魚を安全に飼育できる状態ではないのです。
なぜそんなに時間が掛かるのか?
IMGP1461

IMGP1456

それは飼育する魚自身の糞から生まれるバクテリアの繁殖に時間が掛かるからです。
よく事前の空回しや人工バクテリアそして腐敗物(貝など)を入れて”時短”と謳っているサイトなどがありますが、現実的にはそれらの方法では難しいのです。

魚たちが暮らす水槽という閉鎖的な環境では、魚たちが元々持っている腸内フローラこそが安全な水を作ってくれるバクテリアなのです。
つまり時短がなかなか難しいのはこのためです。

魚を迎え入れて、暫くは亜硝酸値とにらめっこ、毎日のように水替え、暫くはそんな大変な時期が続きます。
でも飼育を知る上でそんな時間も是非乗り越えてください。
何より一番大変なのは魚たちですので。

ビギナー用の別サイトを用意していますので、必要な方は是非こちらにお立ち寄りください。



#水槽 立ち上げ 早く #水槽 立ち上げ 濁り #水槽 立ち上げ 金魚 #水槽 立ち上げ 飼育水 #水槽 立ち上げ コケ #水槽 立ち上げ 魚 タイミング #水槽 立ち上げ 水換え 毎日 #水槽 立ち上げ から回し #水槽 立ち上げ 失敗 #水槽 立ち上げ エビ

「水合わせの方法」として広く一般的に使われているものに「点滴法」と言われるものがあります。
大手通販業者のチャームなどでもこの方法を推奨していますが、こんなことやっているから死んじゃうんです。
チャームのやっていることは、生体を扱う企業として恥ずべき行為です。
点滴キットでどれだけの生体が命を無駄にしたのかを考えるべきでしょう。

特に海産のエビなどでは点滴法なんてやれば、殆どが当日若しくは翌日には死んでいます。
低PH下で飼育されているビーシュリンプなども同じです。

IMGP0229


そもそも何のために水合わせを行うのでしょう?
もし「PHショックを緩和するため」と答えているようであれば、その見識を疑った方がいいです。

水合わせの必要性とはあくまでも種類の違うバクテリア同士の対面と、それに伴うバクテリアの活性化による酸欠で死亡するのを未然に防ぐために行う作業だからです。

魚やエビが住んでいる環境水は、飼育されている魚やエビに適したバクテリアが存在しているため、それぞれの水槽のバクテリアやその数が違います。
違ったバクテリア同士が対面することで、バクテリアが活性化します。
その際に消費されるのが大量の酸素です。
つまり赤潮が発生した際にいけすの魚が死んでしまうのと同じ原理です。
魚にしろエビにしろ、呼吸ができるのは鰓であり、鰓でバクテリアによる大量の酸素消費が行われれば、当然魚には酸素は供給されず酸欠になってしまいます。
中でもエビは特に酸欠に弱く、エビが水合わせで失敗しやすいのはこのような理由からです。

IMGP0228

点滴法ではゆっくりと水を混ぜ合わせることでPHを近づけようとしているようですが、はっきり言って無意味です。
何よりそんな危険を冒す必然性がありませんし、そんな大嘘がまかり通っているのもネットという環境と一部のまともに飼育もしたことのない人間が、チャームなどのHPを斜め読みして、デタラメな情報を拡散しているためと考えています。

何よりチャームはきちんとしたエビデンスを示す必要がありますし、万が一エビデンスを示せないのであれば企業としてこのようないい加減な水合わせの方法を流すべきではありません。
そのせいでどれだけの命が散っていったのかを考えるべきです。



正しい水合わせの方法はこちらを参照してください。

無駄に命を散らすことのないよう祈っております。
どこにもエアレーションの必要性が書かれていないチャームの水合わせのページがこちら
企業として今後改善されることを願っています。



2018年12月21日追加

今日チャームのページを確認するとそれまで記載されていなかった「トリートメント方法」なるものが追加されていました。
少し前進したようにも思えますが水合わせに関する限り、あくまでエアレーションの必要性については訂正がされていません。
ご注意を。



2019年6月12日追加

水合わせの方法の記事及び動画を追加しました。
詳しくはこちらから




このページのトップヘ