ネイチャーアクアリスト

海水魚を主体としたブログです。

カテゴリ:タカノハダイ

2月16日に我が家にやってきたタカノハダイの2匹。
随分と大きくなりました。

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既に形は大人のタカノハダイと同じです。
ピカピカだった身体もいつの間にやらマットな感じでw
でも意外に綺麗な魚だったりします。

2か月経った感想としては、とにかく食いしん坊。
そして食べ方が汚いw
一口毎に「プハー」と煙が経ちます。

ただ食べ物を選ばずというか、私の手にあるものは全て食べ物といった認識ですw
関東ではゴールデンウィーク明けまでは、まだまだタカノハダイに出会えるチャンスがありますので、採取に関心のある方は是非採取してみてください。
ちなみにタカノハダイがいるところは、ヒジキなどの海藻が生い茂った場所です。

また最初の餌付けを間違えなければ、その後の飼育は比較的楽ですので。
幸運を祈ります。


< 成長期の魚の給餌に関しての注意 >

魚に限ったことではありませんが、成長期の給餌はその後の身体を作る上でとても大切な作業です。
成長期に十分な餌を食べられないと発育不良やストレスによる白点病の発症など拒食の原因となることがあります。
そこで成長期の魚には十分な餌を食べさせることと餌の量の制限をしないことが基本です。
ろ過の問題もありますので非常に難しい事は承知ですが、魚の赤ちゃんも人間の赤ちゃんも変わらないという認識で接してあげてください。
魚によっては餌を制限することで、そのまま死に至るケースもあります。
魚も一つの命に変わりはないことを理解しましょう。

数日前にタカノハダイの2匹が本水槽へ合流しました。
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すっかり大人のタカノハダイと同じ体型になり、元からいる住人たちとも仲良くやっています。
これまで2回のトライが失敗したのは、単純に餌の問題だけだったと考えて良さそうです。
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タカノハダイに限ったことではありませんが、仔魚や稚魚は基本的に餌を食べ続けられるような環境が必要になります。
その時期に餌が十分に食べられないと摂食障害を起こしたり、発育不良を起こして成長が出来ずに死んでしまうようです。

昨年から使い始めた自家製の練り餌のせいで、正直これほどまでに稚魚の飼育が楽になるとは思いませんでした。

タカノハダイ専用ではありませんが、チョウチョウウオ用に作った練り餌です。
作り方もとても簡単で、我が家にとっては無くてはならないものになりました。

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参考までに↓


これまでチョウチョウウオ以外でもカゴカキダイの稚魚などでも非常に良い結果が出ました。
水も汚れずなかなかの優れものです。

タカノハダイの2匹、我が家に来てから2週間が過ぎ完全に餌付きました。
三度目のチャレンジでしたが、無事に餌付き正直ほっとしています。

我が家にやってきた時には、昔あった不二家のパラソルチョコレートの包み紙みたいにキラキラの縞々だった2匹ですが、ピカピカはどこかに消え形も完全にタカノハダイの形になりました。

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ただ相変わらず素直にカメラの中に納まってはくれません。
「魂抜かないからじっとしてて」とお願いしつつも、近付けば岩の中に隠れてしまう有様。
顔を近づけても大丈夫なのに、なぜかカメラは苦手のようです。

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※こちらの画像は1週間前のものですが違いが一目瞭然です。

ここまでで感じるのは、成長のスピードがもの凄く速いこと。
上記の2枚の写真を比べても、同じ岩とは思えないほど相関関係が違います。
ほんとあっけにとられるくらいw

ただ不必要に泳ぎ回ることもないので、狭い餌付け水槽でもその狭さを感じることは現時点ではなく、暫くは次の住人もいないので、ここでじっとしていてもらうことにします。



タカノハダイが我が家に来てから1週間が過ぎました。
ここまで順調に育っています。
タカノハダイ達、それまでとは全く違ってお腹がパンパンです(笑)

これまで2回のトライではみるみる痩せ細っていたものが、今回は丸々としています。
つくづく餌の問題が大きいと感じる今日この頃です。
チョウの餌付けでもそうですが、アサリを使った餌付けに比べて練り餌を使った餌付けは100倍楽と考えていましたが、今回のタカノハダイも同様です。
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これまで飼育したタカノハダイは、どんなに餌を食べていても痩せるだけの状態でしたが、今回の練り餌に変えてから、どんどん太ってそれが僅か1週間で分るまでになりました。

今の状況は食べに食べ、足りなければ私たちにおねだりをしてくる、そんな状況になりました。
嬉しい限りです。


ところでタカノハダイがなぜこの季節に産まれ、この季節に幼児期を過ごすのか考えてみました。
タカノハダイは基本的に泳ぐのが苦手です。
ホバリングや泳ぎ回る姿を見ることは稀です。
殆どの場合岩に座っていて、動くことはありません。

この時期の海の環境はとても過酷で、一見すると生命が最も静かに地下深く動かない時期です。
それでもこの時期にタカノハダイが産まれ生きるのにはそれなりの勝算があるからです。
まずタカノハダイは飼育してみると何でも食べることが分かります。

この時期の海で捕食できる生き物はヨコエビなど甲殻類です。
ハバノリやヒジキが生い茂げ始まるこの季節に、ヨコエビがこれら藻類に集まります。
そのヨコエビを狙って泳ぎの下手なタカノハダイが藻に集まるのがこの季節です。

雑食のタカノハダイですが、成長期のこの季節、やはり必要なのはタンパク質のようです。




何でも口にはするのになぜか餌付けの難しいタカノハダイ。
一見餌付いたように見えて、その後痩せ細って死んでしまう、チョウチョウウオ同様悶絶するのがタカノハダイの稚魚です。

夏の海、磯でシュノーケリングをしていると、フラフラと寄ってくる魚がいます。
魚の群れの中にはいないのに、なぜか人間には近寄ってくる不思議な魚がタカノハダイです。

海水温が下がり殆どの魚が姿を消した後、ひっそりと岩に寄り添うようにタカノハダイの稚魚が佇んでいます。
自然下では藻に着いたヨコエビなどの甲殻類を捕食しているタカノハダイですが、とにかく他魚がいる場所には現れません。

ルアーのメタルジグの様にピカピカの身体に斜めのラインで、とても綺麗な魚です。
ただ、雑食性と言われているものの、飼育となるとなかなか思うように餌付いてくれません。

これまでも2度ほどチャレンジしましたが、1週間から2週間ほどで水槽から姿を消すといった具合で、チョウチョウウオ以上に難しいというのが率直な感想です。
そこで今回は期限付きでの三度目の正直です。
1週間で完全に餌付かなければ、海に戻すことにします。

2月16日の深夜我が家に2匹のタカノハダイの稚魚が到着しました。
体長は5cmほどで、生後2か月と言ったところでしょうか。
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翌17日、餌付け開始です。
今回はチョウチョウウオで使っている練り餌をベースに人工餌を混ぜ込んでチョウと同じように岩に擦り付けて餌付けを行います。

17日はそれこそ岩に潜ったまま外に出てきません。
で、そのまま終了。

そして本日、お腹が空いたのか岩から出てくるようになりました。
岩に練り餌を擦り付けて静かに置くと、食べ始めました^^
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最初こそ一匹だけでしたが、すぐにもう一匹のタカノハダイも食べ始めました。
すぐに二匹揃って食べるようになりました。
第一関門通過です。




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