ネイチャーアクアリスト

海水魚を主体としたブログです。

タグ:カゴカキダイに似た魚

今年の春先に我が家にやってきたカゴカキダイの赤ちゃんたちが大きくなり、それまでのカゴカキダイの大人たちとの同居も物理的に難しくなってきました。そこで5匹のカゴカキダイを2:3に分けて他の水槽に移したのですが、なかなか親離れというか大人離れが出来ないものもいて、どうしたものかと思案中だったりします。
IMGP1009
移した先が隣同士という事もあって、ずっと大人たちの水槽を見ています。かと思えば、気ままに暮らしている者もいます。
IMGP1011

IMGP1016

寂しんぼと伸び伸び派、暫くは様子を見て対応を考えましょうか。
ちなみにカゴカキダイは寂しんぼが続くと病気になってしまいますので、ある程度で見極めて対応しないと取り返しがつかなくなります。

人間にも良く馴れ、何でも食べて、混泳も問題がなく、複数飼育にも問題のないカゴカキダイですが唯一のウィークポイントがここです。
魚同士の相性もありますので、人間が勝手に振り分けたものではやはり難しいのかもしれません。



#カゴカキダイ 幼魚 #カゴカキダイ 寿司 #カゴカキダイ 稚魚 #カゴカキダイ 似てる #カゴカキダイに似た魚 #カゴカキダイ 別名 #カゴカキダイ 販売 #カゴカキダイ カーリー #カゴカキダイ 幼魚 飼育 #カゴカキダイ 子供

昨年末から年始にかけて我が家で発生した最悪の状況。
ガスの発生で改めて感じたことは、個々の魚がもつ能力。
魚を飼育する上で避けては通れない事故や病気ですが、その確率を下げる努力をしなければならないことは当然です。

そこで事故防止にもなり見た目も良くそして人間にも懐いてくれる魚をご紹介しましょう。
IMGP0247
IMGP0251
カゴカキダイです。

事故の後1匹2匹と追加をして最終的に今シーズンだけで8匹のカゴカキダイを追加し、各水槽に最低でも3匹以上になるようにしました。

カゴカキダイは水質の変化に敏感で、特にガスの発生などではポップアイを発症しやすくなります。
よくガスの発生を検知するためにカナリヤが私たちの社会でも使われていますが、このカゴカキダイは水中で起きた同様の問題を私たちに知らせてくれるのです。

以前は何となく観賞魚として飼育していたカゴカキダイですが、今ではすっかり水中内の水質のキーパーとしての仕事を担っています。


【 カゴカキダイってどんな魚か? 】

学術的な事は一切割愛します。
カゴカキダイは一見するとチョウチョウウオの様な熱帯性の魚の様に見えますが、カゴカキダイという独立種で、広く日本近海に生息しています。
また、低水温にも適応し真冬に産卵することでも知られています。

それこそ1月や2月の採取も可能なのですが、採取し持ち帰るとなるとそれなりの装備や知識も必要となる為、この時期(GW明け)の採取が初心者には望ましい時期となります。

また体長も3cm前後位のものが、その後の飼育も楽ですので最適な時期と言えるでしょう。
餌は3cmぐらいの稚魚のうちには何でも食べますが、成魚に近づくにつれて冷凍アミや冷凍オキアミなどが主食になってきます。
もちろん人工餌も食べますが、人工餌だけの飼育では長期間の飼育が難しいかもしれません。

ちなみに我が家では稚魚(約3cm前後まで)のうちには練り餌(チョウチョウウオ用)やメダカの餌を与え、成魚に近づくにつれて人工餌と冷凍餌の両方を与えていますが、カゴカキダイが好きなのは圧倒的に冷凍餌の方です。
食欲は非常に旺盛で、8cm以下の稚魚の頃には食べている側からお腹が空いてくるような爆食状態になります。
一時期は大変な大食漢である為、ろ過の問題も起こり易くなります。


体長は飼育下でもおよそ16cm前後まで成長します。
成長のスピードは非常に早く、1年~1年半で成魚になります。
必要となる水槽は90cmの標準以上が必要となり、60cm以下の水槽では飼育は難しいでしょう。

とにかく人に良く馴れます。
また、他の魚とのいざこざも起こし難く、他魚との混泳も楽な魚種です。
欠点としては単独飼育だとメンタル面に影響が出ます。
もともと小さい群れで移動する魚ですので、単独飼育には向きません。

寿命は我が家で見る限り5~6年で死んでしまうことが多いです。
ただしこの数字は確かなものではなく、エビデンスはありません。
基本的に複数で飼育する為、追いかけっこなど遊びの最中にガラスに激突して怪我をし、その後死んでしまうケースが多く正確な寿命が掴めていません。

成長過程における問題は、小さいうちはとてもやんちゃ坊主です。
また反抗期もあります。
反抗期の最中は他魚を寄せ付けない状態になります。
体長ではおよそ12cm前後になるまで続きます。

反抗期が一段落すると、とても落ち着いて人間との距離も短くなります。
楽しい時間の到来です。
始めて海水魚を飼育する方に一押しの魚種です。


【 採取の方法 】

採取できる場所は、メジナの稚魚がいるような磯でしたら殆ど可能だと思います。
ただメジナに比べて数が少ないため、最初はなかなか見つからないかもしれませんが、基本的にメジナの群れと同じ場所に居ます。
特にメジナの群れの最後尾につけていることが多く、群れの最後には注意してみるといいかもしれません。

持ち帰りに特に注意すべき点は2つです。

1つは酸欠。
確実にエアレーションをして持ち帰ります。
綺麗な海水でエアレーションがされていれば1日ぐらいは十分持ちます。

2つ目が水温。
よくビニールで出来た水くみバケツやプラケースでの持ち運びを見ますが、これはNG。
魚を持ち帰る際には必ず発泡スチロールの素材を選びましょう。
特に海から車までの間に水温が上昇して魚が弱ってしまうことが多いのがこれからの時期です。
注意しましょう。


【 持ち帰った後 】

必ず水合わせを行います。
その際には確実にエアレーションをします。
エアレーションをしませんと折角のカゴカキダイの赤ちゃんは命を失ってしまいます。

飼育の適水温は23~28度です。
一時的にはこの数字以外でも飼育は可能ですが、長期間の飼育には問題が出ます。
PHは8.2~8.5の範囲が望ましく、8.0を下回ると摂食障害が出てきます。
結果として病気になり易く、最悪の場合には死んでしまいます。

IMGP0248

【 白点病などの病気になったら 】

カゴカキダイが白点病などの病気になった場合一番考えられることは摂食障害です。
何らかの原因で餌が食べられない若しくは食べたくない餌である場合が殆どです。

特に人工餌だけではカゴカキダイの長期飼育はできません。
必ず冷凍餌や活餌(海産エビやミナミヌマエビなどの甲殻類)を並行して与えます。

その他の問題としては、強い光や強い水流を嫌がります。
特に強い水流はそのまま命に直結しますので、注意が必要です。
理想の水流は「弱いけれど確実に水が入れ替わる水流」です。
無事に育ちますように。


#カゴカキダイ 幼魚 #カゴカキダイ 稚魚 #カゴカキダイ 飼育 #カゴカキダイ 別名 #カゴカキダイ 飼育ブログ #カゴカキダイに似た魚 #カゴカキダイ 価格 #カゴカキダイ 販売 #カゴカキダイ 似てる #カゴカキダイ 最大


IMGP0040
カゴカキダイによく似た魚ですが、こちらはコトヒキと言います。
シマイサキ科の魚です。
初夏の磯に よくいる魚です。

我が家にやって来た時には 体長がおよそ1.5cm程度で、餌のスジエビ採取時に紛れてやってきました。
今年の10月までのおよそ4カ月ほど 我が家にお泊り頂きました。
海にお帰り頂いた際の体長はおよそ5cm程度です。


いつも水流器の上でじっとしているそんなイメージです。
但し縄張り意識は意外に強く、自分のテリトリーに入ってきた魚には、自分よりも大きな相手でも威嚇攻撃をします。
4か月間の間、人間に馴れることもありませんでした。

餌は稚魚の時には人工餌をさらに粉砕して細かい粉状にして与えました。
殆どの場合、体長が2cm程度までの魚たちには、市販の餌では口に入らないので、さらにすり潰す必要があります。

IMGP0096
※お気に入りの場所は水流器の上

食性は雑食性で、何でも食べます。
我が家にいた限り餌で悩むことはありませんでした。
また水流を好むようで、上記のように常に水流器の上にいました。
直接当たる様な流れは好まないようですが、ある程度水流は必要みたいです。

コトヒキの飼育はこれが初めてではなく、以前にも飼育していたことがあります。
当時はPHの大切さも知らない時でしたので、ハリセンボンと一緒に飼育していたところ、尾ぐされ病で落としたことがあります。
ですので、PH管理は必須です。
魚の病気に関することはこちらから

飼育環境としては、混泳水槽でもいけますが、先にも書いた通り縄張り意識が強いので、小さな水槽での混泳は難しいでしょう。
混泳目的ならば60cm標準水槽は必要だと思います。


タンクデータ  PH 8.4  海水比重 1.020  90cm標準水槽にいました。



当ブログが役に立ったという方は是非ポチッとお願いしますm(_ _)m

このページのトップヘ