2006年05月27日

カフーを待ちわびて 〔原田マハ〕 4

カフーを待ちわびてカフーを待ちわびて
原田 マハ

宝島社 2006-03-20
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≪内容≫
「嫁に来ないか。」
きっかけは絵馬に書いた願い事だった。
沖縄の小さな島に住む明青のもとに神様が花嫁をつれてきた。
やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。
第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作。
(BOOKデータベースより)

第1回 日本ラブストーリー大賞受賞作品なんだそうです。
そんな文学賞があったなんて知らなかった。
最近は、いろんな文学賞が増えましたね。
増えすぎて、何が何だか分からないんですけど。
それはいいとして、作者の原田マハさん。
作家・原田宗典さんの妹なのだそう!

“待ちわびる。それは少し痛みを伴う、甘美な行為だった。”

沖縄の離島、与那喜島で雑貨店を営みながら、愛犬カフーと暮らす主人公・友寄明青(あきお)の元に届いた一通の手紙。
それは明青の書いた絵馬の言葉を見た「幸」という人物からの手紙だった。

恋愛に縁のない、どこか不器用で、朴訥な主人公・明青。
彼は、カフーや、島の巫女(ユタ)である裏のおばあと暮らしながら、「カフー」を待ちわびている。
「カフー」とは島の方言で、果報。いい知らせ。幸せのこと。
「果報は寝て待て」ということわざがあるけれど、寝ていても、待っていても、それだけじゃ幸せはやってこない。
向こうからやってくるのを待つばっかりでは、いつまでたっても幸せにはなれない。
そのことを明青に、そして幸に教えるおばあがとっても素敵でした。

沖縄の風景の中で穏やかに過ぎていく日々が、優しい筆致で描写されていて、とってもいい恋愛小説でした。
島に持ち上がったリゾート開発事業、その中で賛成派・反対派に別れ、利権や利害関係が絡んでくるあたりの描写も、現実味がありました。

単行本
宝島社[2006.4発行]
【読了 2006.5.23】

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1. 「カフーを待ちわびて」浜田マハ  [ ナナメモ ]   2006年06月04日 21:24
カフーを待ちわびて 原田 マハ 沖縄の離島・与那喜島で、雑貨商を営みながら犬のカフーと暮らしている友寄明青。ある日、「私をお嫁さんにしてください 幸」という手紙が来た。数ヶ月前、旅先の北陸で書いた「嫁に来ないか」という絵馬を見た幸とういう女が手紙を出...
2. 「カフーを待ちわびて」原田マハ  [ しんちゃんの買い物帳 ]   2008年06月16日 12:40
カフーを待ちわびて(2006/03/20)原田 マハ商品詳細を見る 舞台は沖縄の離島、人口八百人の与那喜島。友寄明青の日課は、砂浜で暗くなるまで黒いヮ..

コメント一覧

1. Posted by たまねぎ   2006年05月27日 17:08
エビノートさんこんにちは
この人原田宗典さんの妹だったんですね
ぱっと見気にはなったんですけど
帯を見たら萎えちゃったんですよね
あんんまり仰々しく書かれてたり
芸能人の大感動!!涙がこぼれました
というのを見ると読む気が半減しちゃうんです
でもそれを聞いたらまたムクムクっと興味が沸いてきました
2. Posted by しお   2006年05月27日 17:49
「ハラダマハ」・・・

逆から読むと

「ハマダラハ」・・・

おしいぃ〜
3. Posted by エビノート   2006年05月28日 12:55
たまねぎさん
こんにちは
帯にはそんなに仰々しい言葉が並んでるんですねぇ。
なかなか良い小説でしたが、涙は出てきませんでした
大感動ともちょっと違うような……
あまりにも感動や、泣けるというところを強調されると、それだけである種の先入観を持っちゃいますよね〜〜
そのあたり、難しいですね
原田宗典さんの妹さん、兄妹ともに文才があるんだなぁと羨ましいかぎりです。
気が向いたらぜひ一読してみてくださいね
4. Posted by エビノート   2006年05月28日 12:58
しおさん
こんにちは
そうそう、おしいですよね〜〜っ
回文になっていると思ってたので、残念でした(笑)
5. Posted by 弥勒   2006年05月30日 23:48
こんばんは!
今日本屋さんの小説コーナーに久し振りに言ったら
エビノートさんが紹介されていたこの作品を見つけました!!
あたしもこんな大賞があるなんて初耳で(笑)
柔らかで優しい感じのラブストーリーですね(*´θ`*)
落ち着いた気持ちの時に読んで見たいです!
6. Posted by エビノート   2006年05月31日 20:37
弥勒さん
こんばんは!
この作品ありましたか〜
映画化も決まっているようで、公開が近付くともっと話題になるのかもしれないですね。
大賞受賞を逃した作品も、近々刊行されるらしいです。
この文学賞、力入ってるな〜という気がします。
切ない系とは違うかもですが、私は結構好きな感じです。
タイミングが合ったときにでも是非、読まれてみてくださいね(^_^)
7. Posted by なな   2006年06月04日 21:26
エビノートさん、こんばんは。

「ラブストーリー大賞」なんて宣伝されていたら、「世界の中心で…」みたいなかんじなのかとかまえてしまいがちですが、これは爽やかな沖縄の風景が見える素敵な話でしたね。

TBさせていただきました。
8. Posted by エビノート   2006年06月05日 18:46
ななさん
こんばんは!
TBありがとうございます♪
ラブストーリーとしても爽やかな感じで、良かったのですが、沖縄の風景、暮らしがとっても良かったですね〜
住んでみたい!なんて考えてしましました
9. Posted by しんちゃん   2008年06月16日 12:45
こんにちは。
ラブだけではなくミステリでもありましたね。
沖縄の強い陽射し。色白の幸さんは日焼けをしたのでしょうか。これもミステリでした。
この作家さんの他の本も読みたくなりました。
10. Posted by エビノート   2008年06月17日 22:29
しんちゃんへ♪
こんばんは。
細かなところは忘れちゃってますが、ミステリ部分もありましたね〜。
沖縄の雰囲気が素敵でした。
幸さん、色白でしたっけ?あはは、すっかり忘れてる(笑)日焼け止めガンガン塗って、日焼け回避したんでしょうかね?

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