2006年10月10日

陰日向に咲く 〔劇団ひとり〕 3

陰日向に咲く陰日向に咲く
劇団ひとり

幻冬舎 2006-01
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おすすめ平均

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≪内容≫
お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー!
「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。
落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。
(MARCデータベースより)

図書館で予約してから、5ヶ月!
田舎の図書館でこれだけ待つのは珍しいです!
私が予約してたときは予約人数一桁だったのに…
何でこんなに時間がかかったんだろ?
まあ、とにかく!ようやく読めました〜

劇団ひとりの書く処女小説とずいぶん話題になりましたね〜
売れるのも分かるなぁという感じです。
結構才能豊かな人かもしれない!
各短編、メインストリートを歩くような人たちじゃなく、細い路地でひっそりと生きているような人たちを主人公にしている。
その主人公たちの物語は、笑えるんだけれど、悲哀があったり、しんみりとなっちゃうような内容でもあったり、なんだか温かい。
主人公たちが劇団ひとりに重なってしまうのは、やっぱり著者に対する先入観があるからかなぁ〜
この小説の主人公たちを、劇団一人がどこかで演じてそう。
短編集だけど、各短編がリンクしあっていて世界の広がりを感じさせるところも巧いねぇ〜

小説家としての才能の片鱗が感じられたこの作品。
才能を開花するような次回作を書いてほしいなぁと思います。

◆収録作品◆
「道草」
私の人生は何なのだろうか?と疑問を抱く私はホームレスになって自由を手に入れることを夢見る。

「拝啓、僕のアイドル様」
武田みやこ。通称ミャーコ。僕の好きなアイドル。ミャーコのためなら僕は死ねると思う。

「ピンボケな私」
二十歳、フリーター、女、A型、高卒、茶色のショートで、百五十八センチの細め。一応、今の夢はカメラマンってことにしてる、私。

「Over run」
ギャンブルで借金まみれの俺。現状を変えるためには借金を返さねば!そこで思いついたのは「神様コール」

「鳴き砂を歩く犬」
本当の自分になるために上京した鳴子(なるこ)。中学の修学旅行で会った駆け出しのお笑い芸人に運命を感じた。この救いようのない馬鹿を救えるのは鳴子しかいない。

単行本
幻冬舎[2006.1発行]
【読了 2006.10.8】

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トラックバック一覧

1. 原石の輝き  [ 活字の砂漠で溺れたい ]   2006年10月10日 22:24
先入観を払拭しようとすること自体が、 すでに先入観だと知りながらも、 それでも僕は、この小説を読み始める時に、 先入観を払拭しようという、無駄な作業を務めていた。 結局それは叶うことなく、 その小説は、芸人が書いた処女小説でありながらも、 世間では概ね....
2. 陰日向に咲く    〜劇団ひとり〜  [ My Favorite Books ]   2006年10月11日 19:36
おもろい! ただのタレント本かと思ってました。 でも、帯には「恩田陸」の絶賛の一言が。 ただのタレント本ではないと感じ、 購入そして読破。 なんていうか、 おもしろい。 たしかに、初の小説という
3. 陰日向に咲く 劇団ひとり  [ 苗坊の読書日記 ]   2006年10月12日 00:10
4 陰日向に咲く オススメ! 「道草」 夫婦仲は冷め切っていて、仕事は忙しい。 「私」は仕事にプレッシャーを感じている時、いつもホームレスに憧れを抱いていた。 そして、少し前までホームレスとして生活をしていた。 そんな私を救ってくれたのは、ひとりの青年だった....
4. 陰日向に咲く/劇団ひとり  [ 徒然書店 ]   2006年10月12日 01:36
しばらく活字を紹介します。 「陰日向に咲く」/劇団ひとり 劇団ひとりが初著作で書き下ろし。 そして処女作。 短篇5篇からなり読みやすく 物語が少しずつ何処かで必ずリンクしていて面白かったです。 ホントに初めて書いたの?って思っちゃう位上手く出来てる....
5. 『陰日向に咲く』  劇団ひとり  幻冬舎  [ アン・バランス・ダイアリー ]   2006年10月13日 08:29
4         陰日向に咲く 『俺が昔アメリカ兵をぶん殴った話を聞かせてやる』 ようやく図書館の順番がまわってきました。大人気のようです。あまり期待せずに読み始めたのですが、これがなかなか面白かったです。さらさらと流れるように読みやすく、あっ....
6. 劇団ひとり 家族 最新情報! ロケ現場写真  [ 劇団ひとり 画像動画情報ブログ ]   2006年10月17日 02:54
陰日向に咲く(感想文) もともと「劇団ひとり」君が好きなのですが普段のひとり君...
7. 読書:陰日向に咲く(劇団ひとり)  [ 駒吉の日記 ]   2006年12月19日 15:27
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8. 陰日向に咲く⇔劇団ひとり  [ らぶほん−本に埋もれて ]   2007年08月18日 08:09
4 陰日向に咲く 劇団ひとり お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー! 「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。 落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。 ランキングエントリー中! ■□■....
9. 本「陰日向に咲く」  [ <花>の本と映画の感想 ]   2007年09月19日 20:59
陰日向に咲く 劇団ひとり 幻冬舎  2006年1月 ?「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「Over run」「鳴き砂を歩く犬」の5編からなる落ちこぼれの悲哀を描いた短編集。 この作品は、出版された当時、話題になっていたけれども、読む機会が...
10. 陰日向に咲く 劇団ひとり  [ 色々なポイント+α ]   2009年11月20日 00:40
陰日向に咲く 劇団ひとり ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。彼らの陽のあたらない人生に、時にひとすじの光が差....
11. 劇団ひとり『陰日向に咲く』  [ itchy1976の日記 ]   2009年11月30日 12:54
陰日向に咲く幻冬舎このアイテムの詳細を見る 今回は、劇団ひとり『陰日向に咲く』を紹介します。劇団ひとりがネタ帳を基にして短編小説を書き上げた。初心者にしては表現が巧みだなと思いました。また、結構楽しめたようにも思います。Amazonのカスタマーレビューの評価が...
12. 陰日向に咲く  [ どくしょ。るーむ。 ]   2010年04月24日 14:32
著者:劇団ひとり 出版:幻冬舎文庫 劇団ひとりさんの処女小説集。 ベストセラーになったり映画化されたりで、ずっと読みそびれていました。 登場するのは、ホームレスになったサラリーマン、アイドルオタクの青年、振り込め詐欺をはたらく借金男、売れない芸人と、一流のダ...

コメント一覧

1. Posted by しお   2006年10月10日 21:23
私の通っている図書館では、予約数1000件越えてました、、、買った方が早いよなぁ〜。ブックオフで購入かな〜。
2. Posted by yori   2006年10月10日 22:28
巧いなあ〜 という感じの連作短編集でしたね 笑 まず第一に巧いと思わせてしまうところは、まだ未熟だと思いますが、次作への大きな期待を感じさせる、素晴らしい処女作だったと思います!!
3. Posted by プリン   2006年10月10日 23:13
しおさんと同じく、わたしもこの本は当分手に入りそうにありません(>_<)

でも他にも山ほど欲しい本がある中で、劇団ひとりの本を買うということに躊躇いを感じてしまうわたしです(^_^;

みなさんのレビューでかなりいいことはわかっているんですけどね
次回作は現在執筆中らしいので、そちらを先に読むことになってしまうかも('_'?)
4. Posted by 弥勒   2006年10月11日 10:41
読んだ感想は、上手い!!でした。
キャラの個性といい
物語の流れといい
勢いがあって面白かったです。
世界がリンクしているのもやられました(笑)
今後が楽しみです☆
5. Posted by す〜さん   2006年10月11日 19:37
非凡な才能感じました。
次回作も期待大です。
お笑いの人って多才な人が多いですね。
6. Posted by ミー   2006年10月11日 20:46
この本を知ったきっかけが、大槻ケンジ(ヂ?)の書評だったので、絶賛だったんですが、なんかうさんくさいなあ〜ってつい思ってしまいます恩田陸の帯だったら違ったかもしれんのに!!
7. Posted by エビノート   2006年10月11日 22:31
しおさん
すごいですね〜予約数1000件ですか(>_<)
いつになったら回ってくるんでしょう?
辛抱強さが求められますね〜
5ヶ月そこらで遅い!なんて言っちゃいけませんね
確かに買った方が早いかも…
ベストセラーは古本屋さんでも入手しやすいので狙い目かもしれませんね。
8. Posted by エビノート   2006年10月11日 22:33
yoriさん
こんばんは!
巧いですよね〜
確かに未熟さはあると思いますが、才能の片鱗を確かに感じることができた一冊だと思います!
次回作が楽しみですね♪
9. Posted by エビノート   2006年10月11日 22:40
プリンさん
こんばんは!
やっぱり人気高いんですね〜
本屋でもまだまだ人気作品のところに置かれてるしで、本屋に行くたびに買っちゃおうかどうしようか結構悩みました〜

次回作を執筆中ですか!おお〜楽しみですねぇ(^_^)
10. Posted by エビノート   2006年10月11日 22:44
弥勒さん
こんばんは!
そうですよね〜巧いですよねぇ
タレントが書いた本といっても結構侮れないのかな?と認識を改めました。
劇団ひとりに続いて、品川ヒロシの『ドロップ』は面白いのか?ちょっと興味がありますね〜
11. Posted by エビノート   2006年10月11日 22:50
す〜さん
こんばんは!
どういうネタでウケるのか、日々研究。
ネタ作りの経験がやっぱり本を書くにあたってもいかされるんでしょうね〜
ほんと次回作が楽しみです。
短編だけじゃなく、長編も読んでみたいですね〜
12. Posted by エビノート   2006年10月11日 22:53
ミーさん
大槻ケンヂさんの書評ですか〜へぇ!
大槻さんも小説書いてますよね、たしか。
そのへんのつながりだったのでしょうか?
恩田陸さんが帯を書いてるのを見たら、気になって買っちゃったかも(笑)
13. Posted by 苗坊   2006年10月12日 00:11
TBとコメントありがとうございました^^
凄く待ったんですね〜
私の近くの図書館でもそれほど待つのはないです。
読めてよかったです^^
良かったですよね。
連作短編集のようになっているのもやるなぁと思うし、一つ一つのストーリーもまた良いです。
恩田さんの帯も良かったです^^
14. Posted by エビノート   2006年10月12日 21:09
苗坊さん
こんばんは!
恩田さんの推薦文の付きの帯があったんですね〜
何度も本屋で見てたのに、全く気が付きませんでした。
まだ付いてるのかなぁ〜?
どんな文を書いてたのか気になります。
図書館で予約した時にはまさか半年近くも待つ羽目になろうとは夢にも思ってませんでした。
が、待った甲斐がありました〜♪
次回作も楽しみです!
15. Posted by EKKO   2006年10月13日 08:29
すごい人気ですよね〜
小説というより、劇団ひとりさんの芸の延長(ネタ帳の小説化?)といった感じでした。とても面白かったです♪
16. Posted by エビノート   2006年10月13日 21:50
EKKOさん
こんばんは!
劇団ひとりがどこかでネタとして披露してても全然違和感なさそうですよね〜
読者を楽しませようとするサービス精神がこの本の中にもありますよね!
楽しいひとときを味わえる一冊でした。
17. Posted by らぶほん   2007年08月18日 07:53
タレント本なんか読まない!と思っていたのに映画化で話題になったことでもあり読んでみました。
どうしてもっと早く読まなかったのだろう!と思うくらいデビュー作とは信じられない出来でしたね。
読みやすいし、きちんと各話が微妙にリンクしているところなど今までの劇団ひとりに対するイメージが変わりました。
TVでは相変わらず情けないですけどね(笑。
18. Posted by エビノート   2007年08月18日 22:07
らぶほんさんへ♪
そうそう、私もタレント本なんて…と思っていた口です。
意外に良くって、読まず嫌いはダメだなぁと認識を新たにしました。
TVで見る劇団ひとりさんが、小説の影響で私は妙にかっこよく見えるようになってしまいましたよ(^_^;)
映画化も話題になってますけど、小説の第二弾をぜひとも読みたいですね!!
19. Posted by しお   2009年11月25日 22:00
わたしも思いました。劇団ひとりが全部演じているのではないかと!
リンクしてるところはとても巧妙にできてましたね。最後の最後まで。
20. Posted by エビノート   2009年11月30日 21:48
しおさんへ♪
映画では、劇団一人が演じていたんでしょうか?
映画を見ていないので、わかりません・・・
見ようと思っていたことを久々に思い出しました(汗)
それぞれも良かったけれど、リンク具合も絶妙でしたね!

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