2007年01月04日

きつねのはなし 〔森見登美彦〕 3

きつねのはなしきつねのはなし
森見 登美彦

新潮社 2006-10-28
売り上げランキング : 9692
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

≪内容≫
京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。
注目の俊英が放つ驚愕の新作。
細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。
闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。
私が差し出したものは、そして失ったものは、あれは何だったのか。
さらに次々起こる怪異の結末は―。
端整な筆致で紡がれ、妖しくも美しい幻燈に彩られた奇譚集。
(BOOKデータベースより)

京都という街に抱く幻想がつまっている作品でした。
芳蓮堂という骨董屋、狐の面、胴の長い獣など共通して登場する要素と、京都という街が抱える闇、というかその歴史の中で培われてきた神秘的な要素が織り交ぜられて、なんとも魅力的な世界が広がってました。

『きつねのはなし』というタイトルにあるとおり、まさに狐につままれたかのような感覚を覚える話ばかり。
それぞれの話の謎は謎のまま、結局どういうことだったのか、突き放される感覚。
それぞれの話は一体全体、繋がってるのか、それとも別の話なのか、これまたはっきりせず。
う〜ん、どうなってるんだ?と思いつつも、魅了されずにはいられないといった感じ。

「こうやって日が暮れて街の灯がきらきらしてくると、僕はよく想像する。この街には大勢の人が住んでいて、そのほとんどすべての人は赤の他人だけれども、彼らの間に、僕には想像もつかないような神秘的な糸がたくさん張り巡らされているに違いない。何かの拍子に僕がその糸に触れると、不思議な音を立てる。もしその糸をたどっていくことが出来るなら、この街の中枢にある、とても暗くて神秘的な場所へ通じているような気がするんだ」(p.88)

これは、「果実の中の龍」に出てくる先輩の言葉ですが、この先輩のようにたどり着けるようでたどり着けない神秘的な場所、神秘的な何かに触れたような感覚を覚えました。
ほんの少しだけ触れて、触れたと思ったら実感のないままに手に触れた世界が遠ざかって消えてしまう感じでしたね。
もどかしいけれど、何度も手を伸ばさずにはいられない。
今度こそ、神秘的な何か、核心に触れられるような気がして。
好きですね〜こういう世界♪

★収録作品★
「きつねのはなし」
「果実の中の龍」
「魔」
「水神」

単行本
新潮社[2006.10発行]
【読了 2006.12.30】

にほんブログ村 本ブログへブログランキング(小)

ebinote at 22:27コメント(28)トラックバック(17) 
ま行:森見登美彦 

トラックバックURL

トラックバック一覧

1. きつねのはなし/森見登美彦  [ 徒然書店 ]   2007年01月04日 23:56
4 寝る前に1冊。 「きつねのはなし」/森見登美彦 薄闇の古都でみた悪い夢。 目覚めても 夢の続きにいるような。 熱狂的支持を得た 『太陽の塔』から三年 京の骨董店を舞台に 現代の「百物語」の幕が開く。 ―帯より
2. 森見登美彦「きつねのはなし」  [ 聞いてあげるよ君の話を ]   2007年01月30日 01:11
3 久しぶりに怖い夢をみた 寒いと手がかじかんで布団にはいった時に、背中の下にしまいこんで眠る癖がある いつも身体の重みで、すぐ目が覚めて手を出すのだが、この日はそのまま浅い眠りについたのだろう 夜中に目が覚めて、感じる大きな胸の鼓動に今見た夢の怖さを思い出....
3. 「きつねのはなし」森見登美彦  [ しんちゃんの買い物帳 ]   2007年04月12日 17:46
きつねのはなし森見 登美彦 (2006/10/28)新潮社 この商品の詳細を見る 京都を舞台にした、幻想的で耽美、そしてちょっぴり怖い4つの短編集です。 「きつねのはなし」 京都にある小さな古道具屋「芳蓮堂」で、バイトをすむD
4. きつねのはなし  森見登美彦  [ 今更なんですがの本の話 ]   2007年04月17日 23:20
京の夜には妖艶な雰囲気がよく似合う。雅びなるもの達が綴りし艶やかなる歴史と、その裏で流され続けた血と怨念が街の空気を色濃くさせるのかもしれない。 人知れず蠢くなにものかの存在を許し、その内に潜めてもしまう。千年の都だけが持ちえる深さであろうか。 電光に....
5. きつねのはなし 森見登美彦  [ "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! ]   2007年04月20日 01:15
3 きつねのはなし ■やぎっちょ書評 森見登美彦さんの月、ということでこの本。 きっと100年後の人は平成を振り返っていうことでしょう。 「昔(平成)ってさ、こんな物の怪がたくさんいたんだねぇ」 「非科学的だよねー」 「良かった現代に生まれて」 とゆう感じ。 ...
6. 「きつねのはなし」森見登美彦  [ 本のある生活 ]   2007年05月04日 22:53
きつねのはなし 何となく梨木香歩さんの「家守奇譚」をホラーにしたような感じがしました。時代は違うし、雰囲気も全然違うんですが、不思議な出来事や生き物があたりまえのように存在しているところとか、あとは単純に琵琶湖と水のイメージです。こちらはホラー仕立て。....
7. きつねのはなし/森見登美彦  [ サラリーマンの読書エッセイ ]   2007年06月09日 18:44
ちょっと奇妙な、夢の中のようなおはなし4編です。連作短編集と言えるでしょうか。 幻想的なのに、表題作『きつねのはなし』は現実にもありそうな感覚を覚えます。 『太陽の塔』や『夜は短し歩けよ乙女』とは違った趣き。ゆっくり味わいたいお話でした。
8. 「きつねのはなし」森見登美彦  [ AOCHAN-Blog ]   2007年06月13日 21:17
タイトル:きつねのはなし 著者  :森見登美彦 出版社 :新潮社 読書期間:2007/04/30 - 2007/05/06 お勧め度:★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。注目の俊英が放つ驚愕の新作。細長く薄気味悪い座敷に棲む...
9. 「きつねのはなし」 森見登美彦  [ コンパス・ローズ  compass rose ]   2007年06月17日 16:00
きつねのはなし 森見 登美彦 デビュー作、2作目と続けて京都を妄想と爆笑の似合う街に(私の中でのお話)変えてしまった森見さん。このまま妄想街道を突っ走るかと思いきや、趣向を変えてきた。同じ京都を舞台に、歴史を重ねた土地に潜む魔が地上に滲み出し、空気を振る...
10. 102:きつねのはなし  [ プリン@BOOK CAFE ]   2007年06月22日 08:57
きつねのはなし 途中で検屍官ケイシリーズにはまったりして、読むのに異常に時間がかかってしまいました。。。 もりとみーの、今のところ一番の最新作『きつねのはなし』です。 といってももう最新作と呼ぶには遅く、そろそろ次作、たぬきのはなしも出るそうですね。....
11. きつねのはなし  [ 香桑の読書室 ]   2007年07月30日 23:43
 森見登美彦 2006 新潮社 とりつかれることがある。人の顔がケモノに見えるこ
12. きつねのはなし⇔森見登美彦  [ らぶほん−本に埋もれて ]   2007年08月18日 08:26
4 きつねのはなし 〔森見登美彦〕 京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。 注目の俊英が放つ驚愕の新作。細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。 闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。 私が差し出したものは、そして失ったものは、何だったの....
13. きつねのはなし(森見登美彦)  [ Bookworm ]   2007年09月10日 14:37
これは好き。 森見さん独特のクセのある文体が影を潜めていて、お陰で読みやすかったのかどうかは分からなかったんだけどね。自分でも意外に思うほど気に入っちゃいました。内容的には私好みなんだよね。だからかな。メロスよりも断然、好きですね。
14. きつねのはなし 森見登美彦  [ 色々なポイント+α ]   2007年10月15日 00:17
きつねのはなし 森見登美彦 京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。注目の俊英が放つ驚愕の新作。細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。私が差し出したものは、そして失ったものは、あれは何だったのか....
15. きつねのはなし (森見 登美彦 )  [ 花ごよみ ]   2008年02月01日 20:52
デビュー作品『太陽の塔』、  「四畳半神話大系」 「新釈走れメロス他四篇」 「夜は短し歩けよ乙女」などと同じく、 この作品も舞台は古都京都。 骨董屋、 きつねのお面、 胴の長いけもの…。 奇妙な出来事が、 現実に起こりそうな、 京都が舞台の独特な世界。 4編から...
16. 『きつねのはなし』/森見登美彦 ○  [ 蒼のほとりで書に溺れ。 ]   2008年05月18日 22:17
これは・・・判断が難しいな??。たぶんね、この物語を最初に読んだら、森見登美彦さんにはハマらなかったような気がします。私的には、愛と笑いとツッコミ処にあふれる、モリミーワールドが好きなので・・・。 良くも悪くも京都な物語、って印象ですねぇ。魑魅魍魎・・・し...
17. きつねのはなし  [ 個人的読書 ]   2008年06月05日 00:05
きつねのはなし/森見 登美彦 ¥1,470 Amazon.co.jp 「きつねのはなし」 森見登美彦・著 新潮社・出版 『森見ワールドとしては、ちと怖い』  森見登美彦さんが、登場した最初の頃は、 「この人、「太陽の塔」でファンタジーノベル大賞受賞でデビューなんだ...

コメント一覧

1. Posted by 時雨   2007年01月04日 22:49
お久しぶりですww
元気にしてましたでしょうか?
今日ブログにある小説についての記事をUPしました。
エビノートさんのような素晴らしい感想には到底及ばないつたない文章ですが、見ていただければ嬉しいです。
もちろん今年も本の感想を交換したいですww
お体にお気をつけてww
2. Posted by 弥勒   2007年01月04日 23:55
エビノートさんと同じ部分が印象的でした。
思わず読書ノートに書き付けた位。
繋がってないようで
実は繋がってるんですよね。
個人的にはテンジョウさんの話が好きでした。
3. Posted by エビノート   2007年01月05日 02:09
時雨さんへ♪
こんばんは!
正月3が日も終わって、仕事モードに気持ちを切り替えなくちゃなぁ〜と思いつつ、まだまだダラダラしちゃってます(苦笑)
おススメの小説なんですね〜
参考にさせていただきますね!!
そうそう、昨日古本屋さんで金城一紀さんの本見つけました!
『GO』と『対話篇』の2冊。
読むのが楽しみです!
時雨さんもお体にお気をつけて・・・
4. Posted by エビノート   2007年01月05日 02:14
弥勒さんへ♪
こんばんは!印象的な言葉だったので、思わず記事に書いちゃいました♪
全然違う短編が収録されているのかと思いきや、繋がりがちゃんとあって、でも繋がってるのかな?という感じもして、その距離感が読者を惹き付けますよね〜
すっかり魅了されてしまいました。
テンジョウさんの話は、あれですね〜
謎めいた人って、その正体を知りたいような、知りたくないようなそんな気持ちにさせられますよね。
5. Posted by 時雨   2007年01月05日 10:39
ゎー。では近々金城さんについてもお話できそうですねww【嬉

記事を読み、前々から思っていたのですがエビノートさんって凄いですよね。
直木賞候補や芥川賞候補の作品までも読破していて、凄く尊敬してます。
私もエビノート様を目指します!w
読んだ本の魅力が心から伝わりますww
いつもいつもどうもありがとうございますw
6. Posted by エビノート   2007年01月05日 21:45
時雨さんへ♪
こんばんは!
あとは『フライ・ダディ・フライ』があれば、完璧なんですけどね〜ぼちぼち読んでいきますね♪
芥川賞受賞作はあまり読んでないんですが、最近は直木賞の候補作は面白そうだなぁと注目してます。
お褒めの言葉ばかり頂いて、何だか面映いです。
非常に拙い感想を長々と書き連ねているだけなので・・・汗
精進します(^_^;)
7. Posted by きりり   2007年01月30日 01:20
そんなに怖い話じゃないんですけど、とても怖い気がして.... 何ででしょうか? 果実の龍は、とても悲しい感じがしました 88ページのとこすてきですね
図書館に返してしまってるので読み返せないのが残念です
8. Posted by エビノート   2007年01月30日 23:33
きりりさんへ♪
こんばんは!
怖い話じゃなさそうだけど、怖い感じって確かにそんな感じですよね〜。
描かれていないいろんな部分により深い闇が待ち受けているようなそんな感じがしました。
「果実の中の龍」の先輩はそんな闇に魅せられちゃったんでしょうね〜そう考えると哀しいですよね・・・
9. Posted by しんちゃん   2007年04月12日 17:51
こんにちは。
とっても不思議なお話でしたね。
妄想系も面白いですが、この作風も読ませましたね。
夏に出る「たぬき」もこんな感じなのかな。
はやく読みたいっすね!

10. Posted by エビノート   2007年04月12日 20:05
しんちゃんへ♪
こんばんは!
妄想系の多い森見さんの作品の中では、
この作品は珍しく?(笑)マトモな感じでしたね。
でも、妖しげな雰囲気が漂っているところが魅力ですね!
きつねの次はたぬきですか〜
どんな話なのか、今から楽しみですね♪
11. Posted by たまねぎ   2007年04月18日 00:01
触れてみたい、でも触れてしまったら戻ってこられないかもしれませんよ、先輩のように……
12. Posted by エビノート   2007年04月18日 21:28
たまねぎさんへ♪
戻って来れないかもしれないと思いつつ、それでもやっぱり手を伸ばさずにはいられない感じです。
森見さんの作品は「夜は短し〜」のような作品も良いですけど、
京都の街にひっそりと息づいている暗闇の部分を描く、こういった作品も書いて欲しいですね!
13. Posted by june   2007年05月04日 22:58
きつねにつままれた感覚のまま突き放されましたが、そのもどかしさもよかったです。つかみたいけれど、つかめないという。で、またきっととりつかれたように「たぬきのはなし」に手を出してしまうんでしょうね。でも、たぬきはなんだか間抜けな感じがするんですが・・。
14. Posted by エビノート   2007年05月05日 01:17
juneさんへ♪
このきつねにつままれた感覚が、癖になりそうですよね〜
で、私もきっと「たぬきのはなし」に手を出してしまいそうです。
「たぬき」というと、どこかユーモラスで、間抜けで憎めないイメージがあるんですけど、
どんな話になるのか気になっちゃいますねぇ。
早く、読みたい♪
15. Posted by the salaryman   2007年06月09日 21:02
始めは、むむっ、なんじゃこれは・・・?って感じでしたけど、だんだん深みにハマって・・・てな感覚でしょうか。
森見さんにこういう世界があるのも悪くないかな、と思いました。
16. Posted by エビノート   2007年06月10日 19:32
the salarymanさんへ♪
妄想がたっぷりの作品とは、また違った趣の作品でしたね。
こちらは、京都の妖しげな幻想を見せられた感じで、うっすらと怖ろしい印象でした。
こういう世界の作品もなかなか面白いですね。
だんだん深みにはまって、抜け出せなさそうです〜
17. Posted by 雪芽   2007年06月17日 16:17
こんにちは〜
先輩の言葉を改めて読んでみると、
日常目に触れる世界が違って感じますね。
神秘的などこか、行ったら帰ってこれるのかしらと、不安も掻き立てられます。
いま書いているというたぬきの話が、妄想、幻想、どっちに転ぶか楽しみであります。
幻想的なたぬきだと面白けど、想像つきません。ポンポコリン♪
18. Posted by エビノート   2007年06月17日 21:27
雪芽さんへ♪
違う世界に足を踏み入れたら戻ってこれないかもしれない、そんな不安を感じさせられますよね。
違う世界をのぞき見たけど、それだけじゃもどかしくって、
戻ってこれないかも知れないけれど、やっぱり行ってみたい!
そんな気持ちにさせられる妖しい魅力が溢れた作品でした。
たぬきの話がどんな作品か、期待が高まりますよね〜
私の中のユーモラスなたぬきのイメージを突き崩してくれるのか、それともひたすら笑える話になるのか、早く読みたいですね!!
19. Posted by らぶほん   2007年08月18日 08:30
この作品を先に読んでいたら森見さんに対する印象がまったく違っていたと思います。
読み終えた後に思い返すと、怖さがジワッと滲み出てくるような作品でした。
20. Posted by エビノート   2007年08月18日 22:18
らぶほんさんへ♪
この作品は、他の作品とは随分趣が違いますよね。
妄想パワーの炸裂した作品も面白いですが、こういう作品を読むと森見さんの作風がますます広がる予感がして楽しみですよね。
21. Posted by すずな   2007年09月10日 14:43
こんにちは。
全てのお話が繋がってるような、繋がってないような、エビノートさんがおしゃっているように、本当に”狐につままれたかのような感覚を覚える話ばかり”
でしたね〜。
このお話は好きでした♪京都という場所にとってもシックリくるようなお話だと思いました。
22. Posted by エビノート   2007年09月11日 22:36
すずなさんへ♪
こんばんは!
これは繋がりを意識してもう一度ゆっくり読み返したい本です。
また同じように狐につままれてしまうかも知れないけど(^_^;)
陰陽で言えば、京都の陰の部分にスポットをあてた作品だと思います。
京都には、陽の当たる場所からは見えない深い世界が広がっているような気がしますよね。
23. Posted by しお   2007年10月14日 23:47
エビノートさんのブログを読むと話をコンパクトにまとめてもう一度読んだ気になります。いつもありがとうございます。
さてさて「きつねのはなし」ですが、不思議な話でしたね。京都という街の雰囲気からも不思議がにじみ出てきてる感じがしました。ちょっと怖いかも( ̄ー ̄;
24. Posted by エビノート   2007年10月15日 20:25
しおさんへ♪
ええぇ?そうですか〜?
いつも、上手くかけないなぁ〜と四苦八苦してます(最近は特に不調です 汗)
『きつねのはなし』不思議な雰囲気の作品ですよね〜。
妄想たっぷりの『太陽の塔』も良いけれど、こんなゾクリとする妖しい話ももっと読んでみたいです。

25. Posted by 水無月・R   2008年05月18日 22:52
エビノートさん、こんばんは(^^)。
あの「魔」が、非常に京都らしい存在だと思いました。あのケモノは、人や土地の怨念や悪意を吸うから、人間のように「ニヤリ」と笑える、そして非常に禍々しい。
皆さんおっしゃってますが、とても「千年以上の長きに渡り色々なものを吸収してきた都」らしい物語でしたね。
26. Posted by エビノート   2008年05月20日 19:40
水無月・Rさんへ♪
こんばんは〜☆
これも京都だからこその物語ですよね。
あの不思議なケモノも京都だったら、普通に棲んでいそうな気がします。
核心はつかめないまま、するりとケモノは手をすり抜けていっちゃったけれども、その一端をほんのちょっと覗き見た感じがしました。
27. Posted by indi-book   2008年06月05日 00:14
エビノートさん、こんばんは。
いつもの森見ワールドからすると
ちょっとこの本は怖かったです。
でも、エビノートさんが記事に挙げてらっしゃる
先輩の言葉は、いいですね。
28. Posted by エビノート   2008年06月06日 22:29
indi-bookさんへ♪
こんばんは。
そうですね。この本は他の作品と比べると、ゾクリと怖い作品でした。
その怖さにも、またまた惹かれてしまったのですが。
またこういう雰囲気の作品も書いて欲しいなぁと思います。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
プロフィール
rssなど
【ほんぶろ】にて、
特集ページを
作成していただきました♪
↓↓
エビノートの特集ページ


Subscribe with livedoor Reader
月別記事
お気に入り
いらっしゃいませ♪
メールはこちらから
アクセス解析
QRコード
QRコード
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: