2007年05月15日

八日目の蝉 〔角田 光代〕 4

八日目の蝉八日目の蝉
角田 光代

中央公論新社 2007-03
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≪内容≫
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか−−。
理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。
家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。
(出版社/著者からの内容紹介より)

角田さんの初のサスペンスなんですね。
最初の方で、何かいつもの作品と違う感じだなぁ〜と思っていたので、腑に落ちました。

不倫相手の留守宅に忍び込み、眠っていた赤ん坊を見て、思わず連れ去ってしまった希和子…0章
生まれるはずだった子供と、不倫相手の妻が産んだ女児を重ね合わせ、希和子は薫と名づけたその子を抱いて逃亡生活を始める…1章
事件発生から20年後の薫(恵理菜)の物語…2章

赤ん坊を攫って、育てる。
序盤から刺激的な設定にビックリしました。
希和子の行動は、当たり前だけれど犯罪です。
でも、1章で希和子が赤ん坊の薫と逃げ続ける様子を読んでいると、ずっとこのまま逃げ続けて欲しいと、不謹慎にも思っちゃうんですよね。
だって、希和子は薫を愛しているから。
愛しているからって許される行為じゃないのは重々承知しているんだけれど、この二人がこのままで暮らすのも幸せなんじゃないだろうかと、考えてしまって。

希和子と薫の逃避行が描かれる1章は希和子視点の日記形式の構成で、これがスピード感を与えていて、一気に読んでしまいます。
2章では、突然薫へ視点が変わって戸惑いましたが、この視点で描かれた2章があることで、より作品に深みが増したような気がします。
親子ってなんなんでしょうね。
特に、母親と子どもの関係って。
母親が子どもを殺してしまったり、虐待するという事件。
また、逆に子どもが親を…という事件が頻繁に報道される現在。
「赤ちゃんポスト」も運用が開始され、そしてさっそく使われたという報道もあったし。
そして、この一つ前の記事の母親と少年の関係と、この『八日目の蝉』の希和子と薫の関係とを引き比べて、悩んでしまいました。
他人事じゃないもんなぁ〜と思うし、容易に答えが出ない問題だけに余計に悩む。

子供が欲しいという切実な感情のまま罪を犯す希和子。
子供をさらわれた不倫相手と妻。
その誘拐犯の女に、愛情を込めて育てられた娘。
それぞれ、予想もしなかった状況に追いやられ、予想もしなかった人生を送ることになった人たちです。
地上に出てから七日間しか生きられないという蝉が、思いがけず八日目の生を生きることになったら…とタイトルと絡めて、「こんなはずではなかった」と思う場所で生きざるを得なかった、これらの人々の姿を希和子と薫の視点から描いていきます。
小豆島に向かうためのフェリーの待合室での、ラストの20数ページは涙が出てきそうでした。
八日目の蝉が見る風景が作中で、徐々に変わっていくこと。
そして、互いに気付かずにすれ違う二人の姿に未来を予感させられ、印象的なラストでした。
はぁぁぁ〜すごいなぁ、角田さん。

単行本
中央公論新社[2007.3発行]
【読了 2007.5.2】

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八日目の蝉/角田 光代 ¥1,680 Amazon.co.jp 「八日目の蝉」 角田光代・著 中央公論新社・出版 『愛憎のレベルが半端じゃない』  本書、爆笑問題の太田光さんが、推奨していたんだけれど、 (ちょっと前は、オルハン・パムクの「雪」を薦めていました。 ...

コメント一覧

1. Posted by latifa   2007年05月15日 22:09
エビノートさん、こんにちは!
私もこの小説は、すごく引き込まれて読み、角田さんは、やっぱりすごい!って思いました。
>ずっとこのまま逃げ続けて欲しいと、不謹慎にも思っちゃうんですよね。
 私も同じでした。

最近の虐待ニュースやら、赤ちゃんポスト・・・etc..色々なこと考えてしまう内容でしたね。
2. Posted by ひととき   2007年05月16日 09:34
うわ〜、面白そう!
ちょっと角田さんが最近食傷気味だったので迷いがあったのですが、今までとは違った切り口で気分が変わりそうですね。
早速、本日、書店へ(図書館ではなく・・・笑)行ってみます。
3. Posted by エビノート   2007年05月16日 19:49
latifaさんへ♪
こんばんは!
逃げ続けてほしいと、思っちゃいましたよね〜
島で落ち着いて暮らしている姿が幸せそうだったものだから、余計にそう思えてしまいました。
親子の関係、家族のあり方、いろんなことを考えさせられる内容でした。

4. Posted by エビノート   2007年05月16日 20:10
ひとときさんへ♪
こんばんは!
購入されましたか?
ひとときさんにも気に入ってもらえるといいなぁ〜♪
サスペンスってことで、ちょっと戸惑いましたが、面白かったです。
そして、家族のあり方について深く考えさせられます。
ガツンとくるんですが、雲の切れ間から光が差し込むようなラストで読後感は良かったです。
5. Posted by 藍色   2007年05月17日 15:11
こんにちは。
このまま希和子と薫の幸福な生活が、続いてほしいって思いながら読んでたら…。
2章で、じつはとんでもない結果をもたらしていたことがわかって。
1章で希和子に感情移入していたので、あまりの現実の厳しさに読みすすめていくのがつらかったです。
待合室でのラスト、寂しいですが気がつかないのがリアルなのでしょう。
6. Posted by エビノート   2007年05月17日 20:28
藍色さんへ♪
0章、1章の内容もスリリングで読み応えがありましたよね。
私も、ついつい希和子に感情移入して読んでしまいました。
だから、薫が希和子のことをあの女と思う場面には胸が痛みました。
読者だけに分かる邂逅でしたよね。
もどかしかったですが、いつかきっと…と、思いたくなるようなラストシーンでした。


7. Posted by なな   2007年05月17日 22:00
エビノートさん、こんばんは。

やっぱり皆さん「逃げ続けて欲しい」って思うんですね。私もずっとそう思ってました。

薫が恵理菜に戻ってから、希和子のことを「あの女」と呼んでいましたが、少しずつ薫だった頃の幸せな記憶が蘇っているようで、もう少し!もうちょっと振り返ってみて!と又希和子を応援してたりして。

ラスト、よかったですよね。
8. Posted by たまねぎ   2007年05月18日 01:20
この本は角田さん凄いなあってなっちゃいますよね
母娘の行く先に目を奪われつつも
常に親子とはと頭の片隅で考えさせられました
9. Posted by エビノート   2007年05月19日 15:43
ななさんへ♪
こんにちはー☆
どうしても希和子に寄り添って読んじゃいますよね〜。
そうなんです。薫の視点で描かれる後半でも、そうじゃないのよ!と希和子の応援をしたくなっちゃうんですよね。
だからこそ、最後に薫が得た答えが胸に響いてきました。
ラスト、ほんとに良かったです。
10. Posted by エビノート   2007年05月19日 16:38
たまねぎさんへ♪
こんにちはー☆
いやぁ〜ほんとに角田さんはすごいですねぇ。
サスペンスと新しい挑戦をしながら、登場人物の姿や言葉が訴えてくるものは相変わらずで。
ガツンときました。
11. Posted by ひととき   2007年05月21日 09:48
再び失礼します。
購入しました!読みました!
ものすごく面白かった! 久々に角田さんで感銘をうけました(すみません、失礼にも・・・)。
希和子の気持ちもわかるけれど、薫の帰ったあとの両親の気持ちもわかる・・・希和子が原因の一つで歯車が狂っていることもある・・・ということで、どっちとも寄れない私でした。
けれど、薫は何も悪くないのになぁ〜と悲しくなったのは確かです。
最後が希望に満ち溢れた感じでよかったです。
12. Posted by エビノート   2007年05月21日 21:34
ひとときさんへ♪
読まれたんですね〜
面白かったと言っていただけて良かったです♪

薫の実の両親の気持ちに大いに共感されたんですね。
私は彼らのことを身勝手!と思っちゃったんですけど、彼らだって予想もしなかった道を歩まざるを得なかった人たちなんですよね。
それを思うと、みな哀しいですね。
だからこそ最後に薫が家族のことを意識し、新しい命に対して決意するところで胸を揺さぶられましたね。
13. Posted by ちきちき   2007年06月09日 21:01
こんばんは〜。
犯罪とわかってながらもやっぱり〈希和子〉を応援してしまいました。
で2部を読んでとても微妙な気持ちになりました。
ラスト印象的でしたね。読後感もよく気持ちよく読み終えることができました。
14. Posted by エビノート   2007年06月10日 19:28
ちきちきさんへ♪
こんばんは!
希和子の行動によって、思いもよらない境遇に陥った薫。
その両親と薫自身のその後の生活は、読んでいて重苦しくなっちゃいますね。
希和子の行動がなかったら、幸せに暮らせてたかもしれないですし。
希和子よりの気持ちで読んでましたが、落ち着いてみるとまた違った思いが湧いてくる作品ですね。
15. Posted by musagoro   2007年07月26日 14:49
こんにちは〜
暑いですね〜。夏ばてとか大丈夫ですか?
私は2章の方が一気によめました。なんでだろう?特に微妙な気持ちにもならなかったし・・1章は病気のこと小学の事、現実を考えると怖くて読み進められなかったのと2章の薫が希和子と考え方が似ているような気がしたからかなぁ。
でも、とにかく読んでよかったです!
16. Posted by エビノート   2007年07月27日 12:28
musagoroさんへ♪
こんにちは〜☆
福岡、暑いですぅ〜
今日の最高気温35度って…うんざり(^_^;)

読んで良かったとおっしゃっていただけて、嬉しいです♪
1章は、希和子と薫がこのまま暮らすために大きく立ちはだかってくる現実がありますよね。
いつまで二人でいられるかということも合わせて緊迫感があって、読んでいるときはハラハラしっぱなしでした。
17. Posted by らぶほん   2007年10月05日 13:15
こんにちは。
私も二章でいきなり視点が変わったときには戸惑いました。
でも、言われるようにだからこそあのラストがいきてくるのでしょうね。
18. Posted by エビノート   2007年10月06日 00:24
らぶほんさんへ♪
こんばんは!
1章までだったら希和子に同情したまま終わっていたと思います。
けれど、2章を読むと、希和子に同情してばかりではいられませんでしたね。
彼女の行動で、思いも寄らない人生を生きねばならなかった人がいるのだから。
19. Posted by 花守湖   2007年10月06日 21:48
こんばんわ。
昨日この本を読み終えて興奮冷めやらぬまま皆さんの感想を読ませていただきました。

なんていうか・・希和子さんは愚かですが、でも好きでした。すごく応援しました。

彼女に誘拐された薫が大人になって身ごもったとき、
子供を産もうと考えた動機が
「美しい景色をみせたいから」というところも共感しました・・

「女の友情」も角田ワールドには欠かせないと思いますがそれもよかったです。


20. Posted by エビノート   2007年10月09日 19:51
花守湖さんへ♪
お久しぶりです〜♪
希和子のやったことは、愚かで、やっぱり罪に問われることではあるんですけど、憎みきれなかったですね。
そして、花守湖さんが共感したという部分、私もグッときてしまい、涙ぐんでしまいました。
薫と生まれてくる子どもと、そして希和子の未来に明るい景色が広がっていると良いな。
そう祈りたくなるラストでしたね〜。
「女の友情」には着目してなかったのですが、そういえば薫と薫を支える女の子(名前を忘れてしまいました 汗)の関係も良かったですね。
21. Posted by すずな   2008年01月04日 06:53
1章では犯罪だと思いつつ「どうか、逃げ切って・・・」と願わずにはいられませんでした。そして、2章でその結果を突きつけられ・・・。家族とは、母子とは、考えさせられる作品でした。
最後のシーンは胸に迫るものがありましたね。気付いて欲しいと思いつつ、気付かなかったことにほっとしている自分がいたり・・・。
22. Posted by エビノート   2008年01月05日 00:11
すずなさんへ♪
家族とは、母子とはって考えちゃいますよね。
血の繋がりが全てではないとは思うんですが、でもやっぱり希和子のやったことは犯罪なわけで・・・と、複雑な心境でした。
最後のシーンは、印象深いシーンでしたね。
すれ違うだけの二人なんだけど、そこに見えない絆みたいなものを感じて、ジーンとしてしまいました。
23. Posted by ia.   2008年01月06日 00:20
こんばんわ。
私もすごいなぁと感動しました。
第2章では、悪の根源の"不倫夫"でさえ「苦しんだんだろうなぁ」と、
共感してしまいました。
港での"母"の言葉を思い出すシーンは圧巻でしたね。
24. Posted by エビノート   2008年01月06日 20:58
ia.さんへ♪
こんばんは!
そういえば、夫が悪の根源でしたよね。
あんまり同情は出来なかったですけど・・・こんなはずじゃなかったと苦しんだ一人であることには間違いないですね。
港のシーンは印象に残っていますね〜。
希和子にも薫にも幸あれと願わずにはいられませんでした。
25. Posted by 苗坊   2008年02月01日 23:42
こんばんわ。
TBさせていただきました。
衝撃的な作品でしたね。
私は希和子のことを応援してしまっていました。
この2人なら、何とか生きていけるんじゃないかって、思いましたね。
最後の最後がうるっときました。
26. Posted by エビノート   2008年02月02日 00:13
苗坊さんへ♪
こんばんは!
家族って何やろうとか、いろいろと考えちゃう作品でしたね〜。
私も希和子を応援しながら読んだし、ずっと二人で暮らすことも幸せなんじゃと思ったんです。
けれど、現実を考えると学校のことなど難しい問題もあるしで一筋縄ではいかない。
なかなか答は出ないです。
最後は、ちょっと希望も感じられて良かったですよね♪
27. Posted by きりり   2008年04月01日 02:49
一体なんなんだ!と思うような、よくわからない女性の感情を、とてもうまく書きますね〜 最後のシーンは泣けてました
28. Posted by エビノート   2008年04月01日 21:34
きりりさんへ♪
赤ん坊をさらって逃げる、絶対に許されない行為だと思うのに、読みすすめてゆくと彼女のことも憎みきれなくなっちゃって・・・。
心情描写はやっぱり上手いですよね〜角田さん。
最後のシーンは、私もグッとこみ上げてくるものがありました。
29. Posted by indi-book   2009年02月10日 01:14
>はぁぁぁ〜すごいなぁ、角田さん。
ほんと、本書は、すごかったです。
キャラたちの愛憎が、半端じゃないです。
30. Posted by エビノート   2009年02月10日 19:48
indi-bookさんへ♪
こんばんは。
すごいですよねぇ〜。息苦しくなっちゃうほどの心理描写の上手さに圧倒された作品でした。
息苦しいだけかと思ったら、最後は光明の見えるラストで、その辺りもただただ上手いなぁ〜と感じました。

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