2007年08月18日

ぐるぐる猿と歌う鳥 〔加納 朋子〕 3

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)
加納 朋子

講談社 2007-07-26
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≪内容≫
転校先の社宅には謎の人物とある事件が!
五年生の春、北九州の社宅へ引越したシン。
東京では嫌われ者だったが、ここはシンをまるごと受け入れてくれた。
でもこの社宅には何か秘密が……。
(出版社からの内容紹介より)

ミステリーランド第13回配本は、加納朋子さんです。
本の一番最後の方に、これまでの配本一覧が載っているんだけど、読んだことがある作品は22作品中、これで5作品。
他の作品も読んでみなくては!!

五年生に進級する春、森(シン)は父親の転勤で東京から北九州へ転校することに。
引越し先の社宅の子どもたち、佐久間心(ココちゃん)、十時あや、竹本5兄弟、パックとは不思議に気があった。
東京ではいじめっ子のレッテルを張られて嫌われていた森を、彼らは森をまるごと受け入れてくれたのだ。
しかし、森はこの社宅には謎があると気になりだして…。

怪我は絶えないし、物は壊すし、友だちは泣かせるしで、いじめっ子の乱暴者というレッテルをはられていた森は、自分の性分で得をしたことなんて一度もない。
だけど、もって生まれた性質ばかりは自分でもどうしようもなく、自分で自分をもてあまし気味という森。
いかにも腕白な男の子って感じで、微笑ましかったです。
元気一杯なだけじゃなくて、その内面ではいろんなことに悩んだり、傷ついたりしてるんだよね。
大人には分からないその痛みを理解することが出来る仲間の存在がまたとっても良かったです。

プロローグやモノローグで語られる謎、本編で登場する謎は加納さんの他の作品にも共通する日常の謎です。
でも、その謎を解くことでこれまで森がずっと疑問に思っていたことが明らかになったり、社宅の子供たちが共有する秘密を発見したりと、物語が上手い具合に展開しているなぁという感じで、楽しく読むことが出来ました。

んで、北九州の方言が可愛らしかったっちゃん!
北九州の言葉ち、あたしの使う方言とはちょっと違うっちゃけど、でも、似とーところもあるけん身近やったとー。
加納さんっち、北九州に住んどったことがあるっちゃねぇ〜!
あとがきで初めて知ったっちゃけど、ますます親近感感じたけん♪
「ちゃちゃちゃ探偵団」絶対発足させてほし〜!!
(…と、あまりに嬉しかったので方言丸出しで書いてみました 笑)

単行本
講談社[2007.7発行]
【読了 2007.8.6】

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1. ぐるぐる猿と歌う鳥 加納朋子  [ 粋な提案 ]   2007年08月21日 02:17
装画・挿絵は久世早苗。講談社ミステリーランド。 主人公で語り手の高見森(しん)には腕白で乱暴者のレッテルが。五年生進級の春、父親の転勤で東京から北九州市へ。引越し先の社宅の子どもたちとの交友。猿とは?そして鳥とは? urlP
2. 「ぐるぐる猿と歌う鳥」加納朋子  [ ナナメモ ]   2007年08月26日 20:10
ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド) 加納 朋子 東京から九州の社宅に引っ越す5年生の高見森。子どもの頃から悪さばっかりして母親を困らせてばっかり。いじめっこの乱暴者だったシンだが、新しい社宅ではここちゃん、あや、竹本兄弟にパックと仲良くなった。不思...
3. 本「ぐるぐる猿と歌う鳥」  [ <花>の本と映画の感想 ]   2007年09月08日 18:55
ぐるぐる猿と歌う鳥 加納朋子  講談社 ミステリーランド 2007年7月 高見森(シン)は、転勤で九州へ引っ越してきた。やんちゃもののシンであったが、隣のココちゃんと仲良しになり・・・・・・ 第一話「ぐるぐる猿と歌う鳥」シンは、体育館の屋根から、...
4. (書評)ぐるぐる猿と歌う鳥  [ たこの感想文 ]   2007年09月15日 17:00
著者:加納朋子 ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)価格:¥ 2,100(税
5. 「ぐるぐる猿と歌う鳥」加納朋子  [ しんちゃんの買い物帳 ]   2007年09月16日 17:03
ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)加納 朋子 (2007/07/26)講談社 この商品の詳細を見る 小学五年生の高見森は腕白で、危ないといわれる遊びが大好きだった。そんな森が東京から北九州の社宅へ引っ越してきた。主な登場人物を
6. ぐるぐる猿と歌う鳥 加納朋子  [ それでも本を読む ]   2007年09月18日 23:37
ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)加納 朋子 (2007/07/26)講談社この商品の詳細を見る <「ちゃちゃちゃちゃ」で謎を解く> この作品は ☆ナナメモ ☆しんちゃんの買い物帳 ☆粋な提案 ☆まったり読書日記 の各ブダ8
7. ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)  [ ぼちぼち ]   2007年10月13日 23:07
社宅に隠された秘密とは? 5年生に進級する春、森(シン)は父親の転勤で東京から北九州へ転校することになった。わんぱくで怪我は絶えないし、物は壊すし、友だちは泣かせるしで、いじめっ子の乱暴者というレッテルをはられていた森の転校を聞いても、先生どころかクラス...
8. ぐるぐる猿と歌う鳥(加納朋子)  [ Bookworm ]   2007年10月25日 11:44
一応、子供向けの「児童書」って位置付けなんだろうけど、”大人向け”と言っても全く支障はないと思う。読み応えのある作品でした。
9. ぐるぐる猿と歌う鳥 加納朋子  [ 苗坊の読書日記 ]   2007年10月28日 10:07
4 ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド) オススメ! 五年生に進級する春、森は父親の転勤で東京から北九州へ転校することになった。 わんぱくで怪我は絶えないし、物は壊すし、友だちは泣かせるしで、いじめっ子の乱暴者というレッテルをはられていた森の転校を聞いても、...

コメント一覧

1. Posted by 藍色   2007年08月21日 02:16
こんばんは。
新しい生活に溶け込んで、仲間たちと冒険に取り組んでいく森。
あたたかな気持ちになれて、痛快で楽しく読めましたね〜。
エビノートさんの方言も可愛い〜。好感度アップっちゃ!(笑)。
『図書館戦争』読み始められたのですね。レビュー楽しみです!。
ミステリーランドは、始めの方はほとんど読んだんですが、レビューは同じく5作品。
おすすめは
カーの復讐 二階堂黎人
怪盗グリフィン絶体絶命、法月綸太郎
です。
エビノートさんはミステリ通なので二階堂さんがいいかも。
2. Posted by エビノート   2007年08月21日 20:57
藍色さんへ♪
森をはじめとする子どもたちがイキイキとしていて良かったですよね。
謎解きの方も、全然分からなくて騙された!って部分もありましたが(笑)
楽しく読むことが出来ました。
お褒めの言葉ありがとうございます。
でも、方言丸出しの自分の文章を読むとなんだか丸裸になった感じで妙に恥ずかしいもんですね(^_^;)
ミステリーランドでは、二階堂さん・法月さんの作品が藍色さんのおススメなんですね。
探してみます!!
そして、ようやく『図書館戦争』を読みました!
破壊力ありすぎですね…久々に徹夜してしまいましたよ
3. Posted by なな   2007年08月26日 20:13
こんばんは。
さすが加納さんですね。
プロローグからググっと引き込まれました。
「ちゃちゃちゃ探偵団」発足させてほしいですよね。
そしてエビノートさんの方言、すごく素敵。
「可愛らしかったっちゃん」って言ってるエビノートさんが可愛らしいです。
4. Posted by エビノート   2007年08月26日 20:55
ななさんへ♪
加納さんの持ち味を生かした、素敵なミステリでした♪
何と言っても子供たちの姿がイキイキと輝いてました。
方言お褒めいただいて嬉しいです♪
「ちゃちゃちゃ探偵団」の発足、期待したいですよね!
5. Posted by    2007年09月08日 18:59
ちゃ、ちゃ、ちゃという方言が、かわいかったです。
そうか、エビノートさん。九州の方だったんですね。
結構重いテーマも盛り込んであるのに、ほのぼのとした印象で、よかったです。
6. Posted by エビノート   2007年09月09日 00:00
花さんへ♪
北九州からはちょっと離れているので、
私の言葉は「ちゃん、ちゃん」が付くんですけど、それでも十分あやたちの言葉が伝わってきました〜。
重いものも確かにあるんですけど、社宅に暮らす子どもたちがイキイキとしてましたね♪
彼らのその後、とっても気になります!
7. Posted by しんちゃん   2007年09月16日 17:08
普段は方言で話してるんですよね。
何故、きれいな標準語の文章を書けるんだ??
自分も標準語にチャレンジしてるんだけど、大阪弁が出てしまう。
何故、何故??
8. Posted by エビノート   2007年09月16日 23:25
しんちゃんへ♪
普段は方言全開で喋ってますよ〜。
方言を出しちゃうと何だか照れくさくて、文章は標準語に近づけようとしてます(^_^;)
でも、ところどころ方言まじりになってるような…
9. Posted by ちきちき   2007年10月13日 22:56
おお。エビノートさんが方言を♪
私は気づくと京都弁ですが。
やっぱり地方によって微妙に違うんですね。

可愛くて、楽しくて、子どもたちへの愛情があふれる作品だったと思います。
毎日が冒険でええなあ、と思ったり。
屋根に描かれたお猿と鳥は見てみたいです
10. Posted by エビノート   2007年10月15日 19:37
ちきちきさんへ♪
京都弁も良いですよね〜はんなりとした言葉遣い、憧れます。
子どもたちがイキイキとしてましたよね。
加納さんの子どもたちへの優しい眼差しも感じ取ることができました。
お猿と鳥の絵、見てみたいですよね〜♪
11. Posted by すずな   2007年10月25日 11:52
こんにちは。
加納さんらしい児童書でした。
シンが本当は繊細な心の持ち主でアレコレ思い悩んでいる様子に、頑張れ〜と声援を送りながら読みました。理解してくれる仲間って大事だな〜とも。
エビノートさんの方言も可愛い〜♪思わずニッコリしてしまいました。
12. Posted by 苗坊   2007年10月28日 10:12
こんにちは。
いい作品でしたね〜
まさに加納作品でした。
最後の謎は、気付きませんでしたね〜。
真相がわかったあとの2人のやり取りが好きです。
こころがあったかくなりました。
13. Posted by エビノート   2007年10月28日 21:58
すずなさんへ♪
こんばんは!
こちらも返事が遅くなってしまい、すみません〜。
シンの内面が分かるから、応援をしたくなっちゃいますよね。
現実にシンのような男の子を前にすると、彼の内面を気にするってことのない大人なんだよな〜私。
と思うと、ちょっと反省。
それだけにシンに仲間がいてくれて良かったと思いました。
14. Posted by エビノート   2007年10月28日 22:02
苗坊さんへ♪
こんばんは!
さすが、加納さんと言いたくなる素敵な作品でしたね。
私も最後の謎には全く気が付いてませんでした〜。
というより、すっかり勘違いしてましたよ(^_^;)
その後のやり取りも良かったですよね。
最高の友だちになれるね!と幸せな気持ちになってしまいました。

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