2008年01月30日

ブラック・ジャック・キッド 〔久保寺 健〕 3

ブラック・ジャック・キッドブラック・ジャック・キッド
久保寺 健彦

新潮社 2007-11
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≪内容≫
雪降る聖夜、奇蹟が起きる! 三冠制覇、青春小説の超新星!
ブラック・ジャックになりたいおれと、『ガラスの仮面』を教えてくれた内気な宮内君。そして、眼鏡を外すと超綺麗な泉さん。
イブの晩、駅の向こう側の見知らぬ街に姿を消した泉さんの弟・健太を捜して、三人の大冒険が始まった――。
ドラマ原作大賞選考委員特別賞、パピルス新人賞同時受賞に輝く、驚異の超大型新人登場!
(出版社/著者からの内容紹介より)

第19回日本ファンタジーノベル大賞 優秀賞受賞作だそうです。
著者は『ブラック・ジャック』が大好きなんだろうなぁ〜というのが伝わってくる作品でした。

ブラック・ジャックになりたいと思っていた織田和也。
ブラック・ジャックの黒ずくめの格好を忠実に模倣しようとし、髪型もブラック・ジャック風に、さらには顔の大きな傷跡も再現しようとして母親に叱られたけれどちっともめげない。
普段の行動もブラック・ジャックであろうとし、解剖の真似事をしてみたり、医学部に進むために塾に通ったり、ドライバーを使ってメス投げの練習をしてみたり…。

憧れの存在に自分もなるんだという和也(あっちょん)の奮闘ぶりが、微笑ましかったです。
少々危なっかしい面もあったけれども。
そういった微笑ましい面もありつつ、どうしようもない大人側の事情で環境が変わらざるを得ない子どもの姿にはちょっと切なくなってしまう。
でも、そこでめそめそしてしまうんではなく、逞しく成長する和也の姿が見られたので爽快感のある読後感でした。

ファンタジー的な要素はかなり少ないので、それを期待して読むと物足りないかもしれないけれど、なかなか面白かったです。
でも、メグミって何者やったと?
結局分かってない、私。ダメやん(苦笑)

単行本
新潮社[2007.11発行]
【読了 2008.1.20】

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1. ブラック・ジャック・キッド  [ ぼちぼち ]   2008年01月31日 21:44
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コメント一覧

1. Posted by ちきちき   2008年01月31日 21:43
あっちょんの奇行?、最初は受けてたんですが、だんだん痛々しくなってきて…
友達ができはじめてからは、とっても楽しく読めました。

私も「メグミ」わかんなかったです。
2. Posted by しんちゃん   2008年01月31日 23:43
メグミって何者やったと?
わからんとたい!

でも、シャーシャー走る子はそれだけで危険。
ちょいと面白い作品でしたね。
3. Posted by エビノート   2008年02月01日 22:27
ちきちきさんへ♪
あっちょんの行動、かなり危なっかしかったですよね〜。何かとんでもないことをしちゃいそうで。
友だちができた後、後半は気持ちよく読むことができて楽しかったです。
「メグミ」は謎ですね〜。後で出てくるのかな?と期待してたんですけど・・・。
4. Posted by エビノート   2008年02月01日 22:32
しんちゃんへ♪
メグミの正体、やっぱ分からんよね〜(笑
私だけじゃなくて良かった、ほっ。

シャーシャー走るところ、文句を言いたくなる気持ち分かる〜。
隣でそんな声が聞こえてきたら、気になってしょうがないもん!
5. Posted by す〜さん   2008年02月02日 13:33
かなりイタイ子だとは思いましたが、
小さい頃にはありがちな妄想っぷりだと思えば
まぁ許せるでしょう・・・。
メグミの存在がファンタジー色を強くしているのかな、と思いましたが、
はて・・・
やっぱりメグミって・・・・何者?
6. Posted by エビノート   2008年02月02日 22:03
す〜さんへ♪
あっちょんの中ではきちんとした理由がある行動なんだけど、大人側から見るとハラハラの行動でしたね。
自分も子どもの頃は、大人をハラハラさせてたのかも(^_^;)
メグミの存在がファンタジー色を・・・そうでしたね〜。
それを生かしきれていたかというと、ちょっと物足りない面も残ります。
メグミの正体が曖昧なままなんだもの。
7. Posted by すずな   2008年04月09日 16:09
こんにちは。
ファンタジー色はあまりなかったんですが、そこを気にしなければ楽しめましたね〜。
いつも前向きに頑張るあっちょんを、ついつい応援したくなりました。
私もメグミの正体が分からなかった一人です^^;
8. Posted by エビノート   2008年04月11日 21:59
すずなさんへ♪
ファンタジー大賞云々…ってのを期待しすぎると、あれ?ってなっちゃうけれど、あっちょんの姿を微笑ましく(ときどき、ハラハラしつつ)見守りながら読んでました。
メグミがファンタジー色を担っているんだろうけれど、正体が分からず仕舞いだったのは、ちょっと残念ですね。

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