2008年08月18日

ハナシがはずむ!‐笑酔亭梅寿謎解噺3 〔田中 啓文〕 3

ハナシがはずむ!―笑酔亭梅寿謎解噺3ハナシがはずむ!―笑酔亭梅寿謎解噺3
田中 啓文

集英社 2008-05
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≪内容≫
世紀の襲名対決! 青春落語ミステリー第3弾
東京vs大阪、世紀の大名跡を賭けた襲名対決に、師匠の梅寿が危篤で更なる跡継ぎ争いまで勃発!?
騒動に巻き込まれながらも落語の腕を上げていくツッパリ竜二から、ますます目が離せない!
(出版社/著者からの内容紹介より)

シリーズ第3弾ですね〜。
表紙見たときは、ビックリしました。
ブログの画像では分かりづらいんですが、実際は真っ金金なんだもの。
主人公の容貌を考えると当然の装丁なんだけど、派手だわ〜〜笑
ちなみに、文庫の梅駆は意外に可愛らしい感じだったな〜

主人公の笑酔亭梅駆(ばいく)こと星祭竜二は、暴走族に入ったり、ロックバンドを組んだりふらふらしていたところ、何にも知らない落語の世界に飛び込むことになった変り種。
金髪モヒカン頭を今でも貫いていることで悪目立ちしたり、何といっても弟子入りした師匠・笑酔亭梅寿のむちゃくちゃぶりに振り回される毎日を送っています。

所属する松茸芸能と喧嘩して飛び出しちゃった梅寿一門、新しくプロダクションを開いたものの仕事の量はあまりなく、なんだか前途多難ですね〜。
落語家としての仕事より時代劇の端役としての仕事をすることになっちゃったりと経営状態は厳しそう。
そして、芝居の世界を知った梅駆がまたまたそちらに気持ちが傾いちゃうもんだから、心配しました。
落語の魅力は何となく分かってはいるものの、まだまだ落語の世界に足を踏み入れて2年目。
どっぷりと落語の世界にのめり込んでゆく覚悟とか気概はまだまだ持てないんでしょうか?
才能はた〜っぷりとその身の内に詰まっているのだから、後は覚悟と精進のみだと思うんだよねぇ。
梅駆にはふらふらしないで頑張ってほしいなぁ〜と思っちゃいます。

今回、師匠・梅寿の破天荒さは少々抑え気味?
内弟子2年目の新米落語家・梅駆に途絶えていた大名跡を襲名させようなどと、相変わらず滅茶苦茶な!ってことは言い出すんですけど、あんまりお酒を呑んでなかったからかなぁ〜。
そのあたりの事情が描かれる「くやみ」では、師匠と弟子の絆が垣間見えてグッときてしまいました。
ハチャメチャな中に沢山の人情が詰まっているこのシリーズ、まだまだ続いてほしいです。

★収録作品★
「動物園」
「日和ちがい」
「あくびの稽古」
「蛸芝居」
「浮かれの屑選り」
「佐々木裁き」
「はてなの茶碗」
「くやみ」

単行本
集英社[2008.05発行]
【読了 2008.8.15】

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トラックバック一覧

1. ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3 田中啓文  [ 色々なポイント+α ]   2008年09月03日 00:14
ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3 田中啓文 一度のドラマ出演をきっかけに、役者に憧れを抱きだす竜二。見かねた師匠の梅寿は、地方へのドサ回りを命じる。預けられた先は、とんでもないボロ劇場。そこに長年下宿する落語家や漫才師、手品師などの芸人たちも、し....
2. ハナシがはずむ!笑酔亭梅寿謎解噺3(田中啓文)  [ Bookworm ]   2009年04月04日 12:49
シリーズ3作目。
3. 『ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3』/田中啓文 ◎  [ 蒼のほとりで書に溺れ。 ]   2009年11月05日 22:51
N市図書館にて、「今日は何を借りようかな??」と書棚の前をフラフラしていて「おお??、梅寿師匠があったじゃ??ん」と手にとって表紙を見た途端、吹いた。 なんですかこれは!!(笑) 笑酔亭梅駆こと竜二のアタマ、アタマが・・・!トサカ頭なのはそのままだけど、キンキ...

コメント一覧

1. Posted by しお   2008年09月03日 13:16
今回の作品は謎解きより人情が前に来てた感じでした。事務所が違っても一門の絆が深いあたりは泣かせますね!
2. Posted by エビノート   2008年09月03日 20:18
しおさんへ♪
こんばんは!
そうですね。人情味の方が強かった印象ですね。
でも、それがまた良かったです。
「くやみ」では、どうなることかとハラハラしましたが、まだまだこのシリーズには続いてもらわないと!!
3. Posted by 水無月・R   2009年11月11日 22:55
エビノートさん、こんばんは(^^)。
す・・・すみませんm(__)m。
TBだけして、コメントするのを失念しておりました・・・。
文庫本版の竜二のイラストは、ちょっとイメージが違うので、単行本のインパクトある表紙は、非常にウケましたし、これでよいのだ〜!と思いましたね。
竜二が成長していくさま、師匠の暴虐ぶり(笑)、非常に楽しかったです。ぜひ続きの作品を読みたいですね♪
4. Posted by エビノート   2009年11月18日 20:45
水無月・Rさんへ♪
こんばんは。
コメント忘れなどお気になさらず・・・私もTBのみで失礼させていただくこともありますし。
文庫版と単行本とでは竜二のイメージががらりと変わりますよね。
単行本のインパクトはすごいです。次はどんな表紙に?ってところでも変な意味で期待が高まっちゃって困ります(^_^;)
はやく第四弾が読みたいですね〜

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