2009年08月07日

ミステリー通り商店街 〔室積 光〕 3

ミステリー通り商店街ミステリー通り商店街

中央公論新社 2009-05
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≪内容≫
静竹県温水町。かつての繁栄が見る影もないシャッター商店街で、人気作家・三井大和が忽然と消えた!どうやらブログ上で自分の小説を批判した人物に会うためにやって来たようであった。三井の元担当編集者である鳥越英夫は、行方を探すためにその商店街に足を踏み入れるが、仕事もしない店主たちは次々と仰天推理を披露する。まるで人生の数だけ推理の数があるかのように…。
(BOOKデータベースより)


室積光さんの作品では、『ドスコイ警備保障』を読んだことがあります。
読んだことないけれど『都立水商!』も同じく室積さんの作品ですね。
引退した力士が警備会社を興すなど、突拍子もない設定で楽しく読めた記憶があるので、この本も同じ路線かな?と期待して手にとってみました。

シャッター商店街の町おこしの一環として、ミステリーを売りにしようとしている「ミステリー商店街」
そんな商店街にやってきたのは元・編集者の鳥越英夫。
以前担当していた作家・三井大和が、この商店街に住む人物・岩田実に会いに来たのではないか?と思ったためだ。
商店街の入り口にあるたばこ店に入った途端、「人をお探しかい?」「事件だね?」と声をかけられ、ミステリー商店街会長をはじめ、商店街の住人に引き合わされる。

ミステリーファンを取り込んで町おこしという企画は、結構面白いかな?と思ったんだけど、ミステリー商店街の住人があれこれ推理をしているさまは読んでいてあまり気持ちの良いものではなかったです。
誰かの死を置いてけぼりにして、あれこれこねくり回して推理ゲームとして楽しんじゃっている感じがして、悪趣味に思えてしまったからねぇ。
まあ、作者は読者がそう感じることを意図して書いたのだろうけれども。
報道される現実の事件でも、犯人はこういう人物なんじゃないか…とか無責任に推理したりすることがあるしなぁ〜とチクッとやられた気分。

いや、それよりもグサリときたのは、ネットでの書評に関する部分だったりする。
私自身は読書感想文を書いているつもりなんだけど、この本の中で言及されている素人書評にあたるのかもしんない。
気をつけねば…と自省の念にかられるものの、こう書かれちゃあ、感想も書きにくいよなぁ〜〜苦笑

物語は、タイトルに相応しく殺人事件が起こり、その解決で幕を閉じるわけだけど、なんだそれは〜(笑)というような顛末でございました。
それはそれで結構面白かったけどね。

単行本
中央公論新社[2009.5発行]
【読了 2009.7.27】

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