2009年08月20日

蜜蜂のデザート 〔拓未 司〕 3

蜜蜂のデザート蜜蜂のデザート

宝島社 2008-12-03
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≪内容≫
柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人。店はいつも賑わっていたが、誰もが料理の味を絶賛する一方で、デザートの感想を語ってくれない。不満を抱いた彼はデザートに力を入れようと、持ち前の探究心で新感覚スイーツの開発を目指すが、そのために思わぬ事件に巻き込まれることに…。ひとりの女の人生を狂わせた、とあるパティスリーで発生した食中毒事件。その裏には何が隠されているのか?次々と起こる事件は何を物語っているのか?華やかなパティスリー界の舞台裏で繰り広げられるパティシエたちの葛藤と、「食の安全」を問う「ビストロ・コウタ」シリーズの第2弾。
(BOOKデータベースより)


禁断のパンダ』の続編。
これ、「ビストロ・コウタ」シリーズとシリーズ名もしっかり決まったのですね。
今後、第3弾、第4弾と続いてゆくのでしょうか?

このシリーズは、ミステリよりも料理の描写の方に、ほほう〜と唸る作品なんですが、今回もそう。
今回は、デザートが中心になっています。
「ビストロ・コウタ」を営む柴山幸太は、料理には自信があるものの、デザートの方はいまひとつ。
そこで、料理同様に美味しいと言ってもらえるデザートを開発すべく、人気店のスイーツを味わってみることにするんですが、その店のスイーツ・ライブで出されるスイーツの美味しそうなこと!
そして偶然からできた新作スイーツ〈フュチュール〉の美味しそうなこと!
読んでいるだけで涎が出てきそうな描写なんですよねぇ〜。
物語の中でそのスイーツを味わっている登場人物が羨ましくなり、妬ましささえ感じてしまう描写の上手さは前作同様でした。

まあ、しかし美味しそうなスイーツと同時に描かれているのが、デザートで食中毒を起こすというもの。
こちらは、言わずもがなですが勘弁ですね〜。
食べた感じを想像するだけで、うぇぇぇ〜っとなってしまう。
拓未さんの料理に関する描写は秀逸なものがあるだけに、その逆の部分も同じように描写されるとキツイものがあります。
前作よりはましだけどさ…。
ミステリ部分に関わってくるところなので、外せないというのは分かるんだけど。
食中毒を犯人は意図的に起こしているのか?その真意は?というミステリ部分は、少々首を傾げたくなる部分あり、イマイチ動機に説得力がない感じが残ったりと物足りなさがあったのは残念でした。

単行本
宝島社[2008.12発行]
【読了 2009.8.11】

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ebinote at 18:24コメント(0)トラックバック(1) 
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1. 料理+ミステリー  [ 笑う学生の生活 ]   2010年02月23日 23:00
小説「蜂蜜のデザート」を読みました。 著書は 拓末 司 料理とミステリーという組み合わせがの話 ちょっと新鮮な感じで ミステリーとしては しっかりしていて 悪くはないなぁと 料理人としてのプライド、責任 などが良いなぁと また、食中毒の怖さなども考えさせられる ...

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