2009年10月05日

1Q84 BOOK2 〔村上 春樹〕 3

1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2

新潮社 2009-05-29
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おすすめ平均

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≪内容≫
心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。
心から外に出ないものごとは、そこの別の世界を作り上げていく。
書き下ろし長編小説。
(BOOKデータベースより)

村上春樹さん、『1Q84』の第三部を執筆中らしいですね。来夏をめどに刊行したいとのこと。おお〜。
『1Q84』は発売直後から話題でしたが、その後も関連本などが既に何種類も出版されていて、今年の出版界の話題独占!という感じでした。来年も『1Q84』の話題で盛り上がりそうです。

さて、このBOOK2も青豆と天吾の物語の続きが気になって最後まで一気読みでした。
啓示的な部分、比喩的な部分がいろいろと盛り込んであって、その一つ一つを深く分析することも可能なんでしょうが(というか、そういった読み方をするのが本来の形なのかもしれませんが)、難しいところは置いといて、私は青豆と天吾の物語がどのように重なっていくかというところにポイントを絞って読みました。
それだけでも、ファンタジックな印象があったり、スリリングな要素にドキドキしたり、ミステリ的な読み方もできたりと、面白く読むことができたので、満足。
“リトル・ピープル”を筆頭に分からないことが多く残るんですけど、それらは読者側がいろんな風に解釈しても良いんじゃないかなぁ〜と思います。
苦手だなぁ〜と思ったのは、性的な表現が多数あること。これは、『海辺のカフカ』を読んでいる時にも感じたんですがね、あまりに沢山だとちょっと食傷気味になってしまいます。人間の営みとしては、ごく当たり前なのかもしれませんが。BOOK2では、まさかね…と思っていた相手とやっちゃうんだもの。必然性があったのだとは思うんですが、ちょっとビックリでした。
ラストの展開は、これで完結だったら、ええぇ〜物足りないとなったでしょう。でも、第三弾があると知ったので、この後どうなるか、楽しみ♪という読後感を得られたのでよしです。忘れないうちに続きが読みたいなぁ〜。

新しく出会った友人・あゆみを失った青豆。そして「柳屋敷」の老婦人が保護した少女が消える。青豆は、老婦人の依頼を受けて、「さきがけ」のリーダーと対峙することに。
失踪したふかえりを取り巻く状況から離れた状態で、いつもどおりの生活を営む天吾。だが、年上の恋人と突然の別れがあり、その直後、天吾の前に胡散臭い提案を持ちかける男が現れる。

単行本
新潮社[2009.5発行]
【読了 2009.9.10】

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トラックバック一覧

1. 「1Q84」と「少年カフカ」の感想  [ ポコアポコヤ ]   2009年10月07日 08:25
今回のこの「1Q84」は残念ながら私は凄く好き!って程の小説ではありませんでしたが、いつかきっとまた数十年後とか、村上さんが書いた本が自分の波長が合う!って事があるかと思うので、気長に楽しみに待とうと思います。
2. 1Q84  [ 読書狂日記 ]   2009年10月11日 23:06
 公式発売日の前日に購入して、昨日ようやく読み終わった。  いつものことだが、久し振りの作品だから、ゆっくりじっくり味わって読みたいという気持ちと、早く先を知りたいという気持ちがせめぎあって、読むペースは上がったり、下がったり(笑)。  今回は先入観な....
3. 「1Q84 BOOK2」村上春樹  [ 気まぐれな猫の日常 ]   2009年11月04日 23:09
??心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。 心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。?? さて、BOOK2も読み終えました BOOK1の後で、あまりに多くの謎が残り過ぎてる為 感想が述べにくいと言いましたが、...

コメント一覧

1. Posted by latifa   2009年10月07日 08:30
エビノートさん、こんにちは!
数日前、1の感想が上がっていて、2がアップされたらコメント・TBしよう〜と楽しみにしていました。
1も2も、全体的におおむね楽しく読まれたのですね^^ 私も同じでした。
とはいえ、私が感想書いた時は、続編の3の話が無かったものだから、こんな宙ぶらりんな感じで終わってしまうのは、消化不良だぞ〜みたいに書いちゃったのですが、3,もしかしたら、4と、続編が来年以降読めると知って、嬉しいです。

>苦手だなぁ〜と思ったのは、性的な表現が多数あること。〜〜あまりに沢山だとちょっと食傷気味になってしまいます。
   そうなのですー。全く同感!!
 
>BOOK2では、まさかね…と思っていた相手とやっちゃうんだもの。必然性があったのだとは思うんですが
  これも、同じ!! な〜んかイヤな予感はしてたんだけれども、やっぱりか・・・と、少々がっかりもしちゃった・・・(^^ゞ
2. Posted by エビノート   2009年10月09日 20:08
latifaさんへ♪
こんばんは。
読み終わったのはだいぶ前だったのですが、ようやく感想をアップできました。さっそくのTB&コメントありがとうございます♪
これで終わりと思っていたら、きっと消化不良という感想になってたと思うんですが、続きが読めると知って、この後が楽しみになりました。
村上さんの作品を数作しか読んでない分際で、こんなこと書いてもいいのかしらとちょっとドキドキしながら書いちゃいました。
性的な表現が沢山ありすぎるのはちょっと苦手なのです。それがなくても十分面白いと思うのになぁ〜と思っちゃて。単に私個人の好みの問題なんですが。

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