線路と道路の両用車「DMV」がついに来年4月営業運転開始の方針を固めたそうです。候補として学園都市線(札沼線)、富良野線、日高本線の三路線が挙がっているらしく、今月にもルートが決まる見込みだそうです。ちょっと私的な予想をたててみました。
まずは札沼線。定期的に試験運転をやっている路線なので第一候補と言ったところでしょうか。おそらく新十津川・浦臼から石狩月形まで道路(国道275号線)をやってきてそこから北海道医療大学・石狩当別まで線路を使うのではないでしょうか。でも医療大までも国道と併走しているしそのまま道路を行く、という手も。それならそのままバスじゃん!石狩当別から札幌まで線路を使うのは考えにくいし・・・。
次に富良野線。やはり旭川空港〜旭川ルートが最適案かもしれません。旭川空港から千代ヶ岡まで道路を走り、そそから線路と使って旭川へ。市街地の渋滞もなく効果としては一番メリットがありそうです。ただ空港連絡となると定員に問題はありそうですが・・・。また同じく旭川空港から美瑛・富良野方面も観光客でごった返す時、同じく定員問題が発生しそうですね。
最後に日高本線。ここは路線が長すぎてどこを選定するか見当がつきません。以前静内〜様似で試験走行をやっていたようですので、この区間が道路を使って静内から苫小牧まで線路・・・。やはりここもどうせなら普通のバスにした方が良いような・・・。
いずれにしてもローカル鉄道を活性化させる切り札として全国が注目しているDMV。今後の動きに目が離せません。

・・・しかし鉄道を撮る人間にとってこの車両は「鉄道車輌」に入るのだろうか?私はかなり違和感を感じます。