Pesonen JS, et al : The Impact of Nocturia on Falls and Fractures: A Systematic Review and Meta-Analysis. J Urol. 2019 Jul 26:101097JU0000000000000459. [Epub ahead of print] PMID: 31347956

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31347956

 

【目的】夜間頻尿はさまざまな併存疾患に関連しているが、転倒や骨折への影響は不明のままである。予後および因果リスク因子として、夜間頻尿と転倒および骨折との関連を評価するために、系統的レビューおよびメタ分析を実施。

 

【方法】20181231日までのPubMedScopusCINAHLおよび主要な泌尿器科学会の抄録を検索した。転倒と骨折の調整相対リスク(RR)のランダム効果メタ分析を実施した。転倒および骨折の予後および原因因子として夜間頻尿のエビデンスの質を評価するために、グレードアプローチを適用した。

 

【結果】5230件の潜在的なレポートのうち、9件の縦断的研究により、夜間頻尿と転倒または骨折との関連に関するデータが提供された(骨折・転倒両方とも1件、転倒4件、骨折4件)プールされた推定値は、夜間頻尿と転倒の関連のリスク比は1.2095CI1.051.37I251.7%、高齢者における年次リスク差7.5%)、夜間頻尿と骨折の関連のリスク比は1.3295CI0.991.76I257.5%、年次リスク差1.2%)

サブグループ分析では、年齢、性別、追跡期間、夜間多尿症の症例の定義またはバイアスのリスクによる有意な効果の変化は示されなかった。 夜間頻尿のエビデンスの質は、転倒では中程度、骨折では低く、転倒/骨折の原因として非常に低い予後因子として評価された。

 

【結論】夜間頻尿は、おそらく転倒のリスクが約1.2倍増加し、おそらく骨折のリスクが約1.3倍増加する可能性がある。