Atiquzzaman M, et al : Role of Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs (NSAIDs) in the Association between Osteoarthritis and Cardiovascular Diseases: A Longitudinal Study. Arthritis Rheumatol. 2019 Aug 6. [Epub ahead of print] PMID: 31389178

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31389178

 

【目的】OA患者のCVDのリスク増加におけるNSAIDの役割を解き明かすこと。

 

【方法】この縦断的研究は、カナダのブリティッシュコロンビア州のリンクされた健康管理データ(HAD)に基づいている。人口ベースの720,055人のブリティッシュコロンビア人のコホートから、年齢と性別を一致させ、7,743人のOA患者と23,229人の非OAコントロールを集めた。多変数Cox比例ハザードモデルを使用して、虚血性心疾患(IHD)、うっ血性心不全(CHF)、および脳卒中(二次転帰)だけでなく、CVDの発症リスク(一次転帰)を推定した。リンクされたPharmaNetデータを使用したNSAIDの現在の使用として定義されるNSAIDの媒介効果をOA-CVD関係で推定するために、限界構造モデルを実装した。

 

【結果】OAの人は、OAのない人と比較してCVDを発症するリスクが高かった。SESBMI、高血圧、糖尿病、高脂血症、COPD、およびロマーノ併存疾患スコアを調整した後、調整されたHR95CI)は1.231.171.28)。調整後のHR95CI)は、CHFIHD、および脳卒中について、それぞれ1.421.331.51)、1.171.101.26)、1.141.071.22)。CVDリスクの増加に対するOAの総効果の約41%は、NSAIDによってもたらされた。二次的結果のうち、NSAIDを介した割合は、CHFIHD、および脳卒中のそれぞれ23%、56%、64%。

 

【結論】OA-CVD関係におけるNSAIDの仲介的役割を評価するこの最初の調査結果は、NSAIDの使用がOA-CVD協会に実質的に貢献することを示唆している