Hallowell BD, et al : Trends in the Laboratory Detection of Rotavirus Before and After Implementation of Routine Rotavirus Vaccination - United States, 2000-2018.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31220058

 

2006年に米国でロタウイルスワクチンが導入される前は、ロタウイルス感染が米国の子供たちの重度の胃腸炎の主な原因であった。米国におけるロタウイルスの予防接種が病気の有病率と季節性に及ぼす長期的な影響を評価するために、CDCは、ワクチン接種前(2000-2006年)およびワクチン接種後(2007-2018年)の期間に、CDC's National Respiratory and Enteric Viruses Surveillance SystemNREVSS)に参加している研究室からのロタウイルスの国立実験室試験データを分析した。

 

全国的に、ロタウイルス陽性の年間検査率の中央値は、ワクチン接種前の期間の25.6%(範囲= 25.2-29.4)から、ワクチン接種後の期間の6.1%(範囲= 2.6-11.1)に低下した。ワクチン接種前の期間と比較すると、ワクチン接種後の期間では、ロタウイルス陽性の年間ピークが中央値43.1%(範囲= 43.8-56.3)から中央値14.0%(範囲= 4.8-27.3)に低下し、またシーズン期間が中央値26週間(範囲= 2327)から中央値9週間(範囲= 018)に低下した。
The figure consists of two line graphs, the first showing the total number of rotavirus tests and positive rotavirus tests and the second showing the percent positivity, based on  2000–2018 data from the 23 continuously reporting National Respiratory and Enteric Virus Surveillance System laboratories in the United States.

 

ワクチン接種後の期間には、低年と高年のロタウイルスの活動が交互に繰り返される隔年パターンが出現していた。 ロタウイルスの予防接種プログラムの実施により、米国では病気の有病率が大幅に低下し、ロタウイルスの季節的パターンが変化した。これらの変化は、ワクチン導入後11シーズンにわたって維持されている。対象範囲と定時予防接種を改善するための継続的な取り組みは、ロタウイルス予防接種の公衆衛生への影響を最大化するのに役立つ。